ある会社で働いていた時、初めて出た会議で普通に発言をしたら、あまり会話をしたことがなかった社長とか顧問税理士にビックリされたことがありました。
それまでは会議に参加することがなく、挨拶以外の会話をほとんどしたことがなかったのですね。
おとなしい人という印象を持たれていたようですが、その日を境に前よりももっと親し気な感じで話かけてくれるようになりました。
別の会社でも似たような経験があって、黙々と経理の仕事をしているとそんな風に思われるのだと気づきました(もちろん全然おとなしくなんてないです。笑)
多くの人が、第一印象や最初に描いたイメージで『この人はこういう人』と思い込んでしまいます。
だけど意外性という言葉があるように、人にはいろんな面があり仕事中には見せない顔もあったりしますよね。
外見も芸も気持ち悪いイメージしかないエガちゃんは(江頭2:50さん)、実はボランティア活動などに熱心と聞くのであの風貌からは想像できないことをしています。
ふなっしーも活動開始直後からずっとあちこちの被災地に寄付を続けているし、うるさくて動きがおかしくてトークが面白いだけの梨の妖精ではないんですね(*^-^*)
夫はすごく耳が良くて、ながら仕事(マルチタスク)ができる人。
私は逆であまり耳が良くなく1つのことにしか集中ができない。
離れた席の会話も何を言っているか聞こえるという夫は、同時に2つ以上のことがこなせると言いながら、さっき私が言ったことすらゲームをしていて覚えてなかったりします(苦笑)
私も夫の話を聞いていない時や聞こえていない時はあるけど、聞こうとした時は集中して『聴く』ので、人の話はよく覚えている方です。
なのに夫以外でも、普通に聞こえている人は「聞こえていないのは耳の悪い人の方」と決めつけています💧
私からすれば耳の良い人でも聞き間違えをしているし、はいはいと返事しながら全然聞いてなかったり、適当に聞き流して覚えていないことだってあるのになぁ~と(;´∀`)
良い大学を卒業し勉強は得意なのに仕事はあまりできない人だっています。
すごくフレンドリーに話しかけてくれる人が親切な人とも限りません。
無口で一見とっつきにくい人の方が優しかったりもします。
野球もゴルフも上手な人はいますが、野球以外のスポーツは全然ダメって人もいるように、
○○だからきっとこうだろうってことなど全ての人には当てはまらない。
イメージはあくまでもイメージ
そしてそれは自分に対しても同じ。
この人はこういう人、私はこういう人間と決めつけてしまうことは、
360度見渡せる景色の90度ぐらいだけを見て感想を言っているようなもの。
人のあり得ない行動を見て「私は絶対にそんなことはしない!」と思っていても、予想外の出来事に直面した時は咄嗟に嘘をついたり自己保身に走ることもあるかもしれません。
自信がないとか自己肯定が低いというのも何となくそう思い込んでいることだってあります。
自分への決めつけは、伸び伸びと自由に生きようとする自分を制限することになりますよ。
決めつけずにいると誰の『意外性』も楽しめるし、自分のことでさえ「私って案外タフだったんだ」と発見することもあるでしょう。
自信がないと言いながら大胆な行動を取っていることに気づいていない人、サバサバしててガサツなんだよねーと言う人に限って細かいことを気にしたりめっちゃ女性的って人もいますよね( ;∀;)
何気ない(無意識の)行動には本質が表れやすいので、自分のことも他者のことも行動を意識して見続けるようにしましょう。
行動に注目していたら、案外自分で思っているより強いかも?ってこともあると思いますよ(´∀`*)ウフフ