突然ですが、小さな子供が昼寝をしている時、犬や猫がリビングで気持ち良さそうに寝ている時、
かけたいけど掃除機がかけられない
こんな風に思ったことはありませんか?
実はこのよく使う何気ない言葉が自分を苦しめる原因の1つになっているのです。
「かけたいのにかけられない」という言い方は、誰かに邪魔をされているか、してはいけないと言われている前提になります。
でも子供や動物が「掃除機をかけないで!」と言ったわけではありません。
普段何気なく思ったことは全て脳に伝わっています。
起こしたら可哀想と思って掃除機をかけないと決めただけなのに「かけることができない」と捉えてしまうと、脳は『我慢を強いられた』と受け止めてしまう。
これが重なってストレスになることがあるのですね。
他にも、
行きたくないけど行った方がいいかも?と思って参加している飲み会
本当はこっちが食べたいけど時間がかかりそうだから彼と同じ物にしよう
という考えなどは上記と同じ状態が起きているとわかっていただけるでしょうか。
判断をしているのは自分なのに、誰かを思って本心とは違う方を選んだために、
誰かのせいでできない、という話にすり替わっている。
よく聞くけど1番良くないのが
『子供がいるから離婚できない』というセリフ。
本当に離婚したいのならすればいいのに、お金の心配とかいろいろ考えると面倒というのが本音で現状維持を自分が選んでいるだけ。
子供のために父親がいた方がいいなどいかにも子供のために・・・と言っていても全部言い訳なんですね💦
望んで子供を作ったのは自分なのにそれすら忘れているのか、子供がいるせいで離婚ができないと親に思われることがどれほど子供にとって辛いことか・・・。
本当に子供のことを考えて離婚を選ばないのなら、夫婦関係修復に努力をするとか、みんなが仲良く楽しんで暮すための前向きな行動を取るはずです。
だけどそれができない人は、自分の選択なのに子供のせいにして現状維持を続け、夫を嫌い会話すら避ける(-_-;)
感情と思考と行動が一致しておらず、誰のことも大切にできてなくて感謝の気持ちもない。
本人にも家族にとっても幸せを感じられない状態となります。
別に今は掃除機をかけなくてもいい
行きたくないから行かない
彼を待たせるかもしれないけど食べたい方を食べよう
子供にちゃんと話をして離婚を決意しよう
離婚しないと決めたからには家族を大事にして楽しく暮そう
これが感情と思考と行動が揃っている状態です。
揃っているとストレスを感じません。
気持ちと行動に矛盾が生じていることを納得させようとするのでストレスが発生するのだと思います。
なるべくこの3つを揃えるようにすると『意識が変わる』
そして意識が変わると今後の『行動も変わる』ということに。
○○のせいで△△できない
この考え方をやめるだけもかなり意識改革できるようになると思います。
そして気持ちと行動が一致するような言葉を(心の中でも)自分に向かって言うようにする。
これはもうね、筋トレと同じでトレーニングです(;´∀`)
習慣になるまでは大変ですが、習慣になってしまうとそれが普通になります。
自分への言葉を変えて行くだけで腹が立っても許せたり、納得して受け入れられるようになるでしょう。
その選択をしたのは自分の意思だと思って行動しないと、
いつも我慢&やらされているという感覚が拭えません。
女性がよく過去のことまで持ち出して感情を爆発させてしまうのは、その都度で消化せず溜め込んでしまうからです。
過去の出来事そのものではなく、その時の辛かった感情や我慢して来たことを思い出してしまうせいで、今回の出来事がたいしたことじゃなくても感情が抑えられなくなる。
無意識でずっと感情に矛盾した行動を取り、誰かにそれを無理強いされていると誤認識していると他責感情や被害者意識が強くなり、自分もしんどいし関わった相手にも嫌な思いをさせてしまう。
そうならないために、気持ちや本心を大切にしそれを行動に繋げて行きましょう。
誰に迷惑をかけるわけでもないのなら、したいことをする、やりたくないことはしないを選ぶのは『ワガママ』とは違いますよ(^_-)-☆
感情と思考と行動を揃えない方が本当はおかしいのです。
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