このテーマは前編・後編で終わりそうになかったので番号に変えました(苦笑)



今回は婚活話を混ぜながら、私たちが1番我慢&無理をしがちな結婚生活について書こうと思います。





婚活をしている人は「私こういう感じですがそれでもOKですか?」という私のような発想はあまりしないで、




年収500万円以上

家事・育児を積極的にしてくれる人

身長が私よりも高い人

転勤のない人

優しくて怒らない人

メンタルの安定している人



など、相手にこうあって欲しいという希望ばかり伝えて来ます。





夜中までゲームをしていても文句を言わないでとか、推し活に関しては譲れない、仕事大好き人間なので理解して欲しい、料理は苦手なので冷凍餃子だけ出しても許して、などすぐには打ち明けられない部分を隠し持ちながらそれを受け入れてくれる人を探そうとはしないで、譲れないと思い込んでいる条件で相手を探そうとします。





そして条件に合った相手と本交際に入り結婚を意識するようになるor結婚ができたら、


理想と引き換えに
ある程度の我慢と無理を
しなければいけない


と意識せずともそう思って行くようになります。






上記のような相手に求める条件って、本当にそうじゃないといけない理由は?と聞かれても説明なんてきっとできなくて、ほとんどはこうじゃないと幸せな結婚生活が送れないという刷り込み





例えば年収600万円の女性が結婚・出産しても仕事を続ける気でいたとして、結婚相手には自分以上の年収を求めると言う人がほとんどですが、1200万円以上も夫婦で稼がなければいけない理由・目的・目標があるのでしょうか?






恋愛中に「家事も育児も一緒にしようね!」と言ってくれていたとしても、早朝に家を出て夜中に帰宅する夫だったら、気持ちはあっても実際は一緒にするなんて無理ですよね(;^_^A



なので忙しくて家事育児は全て女性任せという年収800万円の男性を選ぶより、バリバリ働く自分の代わりに子供の送り迎えをしてくれて料理や洗濯も得意という、時間に融通が利く年収350万円の男性と結婚をする方がはるかに理想的で快適な結婚生活になるのでは?






婚活は自分と向き合うことでもあると結婚相談所の会員にもよく言っていましたが、理想を追うのではなく自分に合う人を探しましょうと伝えていたのはこういうことです。






専業主婦の人でもワンオペ育児になると大変で、休みの日さえ家のことは何もせずゴロゴロ&偉そうにしている夫への愛情は消え、心底憎むようになることさえあるそうです💧




これをやってと言うと文句を言われる、言ってもしてくれない、言わなくても見たら大変なのはわかるんだから手伝ってくれてもいいのに・・・と、心の中のつぶやきの方が多くなっているのではないでしょうか。






『妻が口をきいてくれません』『人生最大の失敗』などほんわかしたイラストでリアルな夫婦関係を男女両方の視点から描く野原広子さんのコミックエッセイを読む度に、わぁ~私はこういうの耐えられない💦と思います。


話題のマンガ「妻が口をきいてくれません」を読んでみました




それぞれの苦手なこと、本音ではこう思っていることを伝え合わず(お互いを深く知らないまま)楽しく幸せな生活が送れそう♬と楽観視して結婚を決め、その後どういう状態になるかを想定しないまま子供を作ると野原さんのマンガのような夫婦になるのかも・・・。










だから、結婚を決める時は外見がどうとかスペックよりも、


専業主婦でも家事育児を1人でする自信がない

仕事を続けて家のことも全部私がするのは体力的にムリ

時々友人と気分転換に飲みに行きたい

毎日料理を作るのはしんどいので時々は外食したい

嫁としての役割を求められるのは苦痛

疲れていても話を聞いて欲しい

年末年始の帰省はそれぞれの実家に別々に帰るのが理想


こういう感じで、その後の生活を現実的な視点から考えた上での本当の希望、自分の苦手なこと、されると嫌なことを先に話し合い、じゃあどうする?というのを2人で決めておく方が間違いなくいいと思います。





いますよね、人気女優や有名アナウンサーと結婚しておいて「妻には家庭を優先して欲しかった」などとほざき浮気をしたあげくに離婚をする男性。



家事育児に専念してくれる女性を求めていたのなら、なんで人気女優と結婚したんだーーー!と思いますが(-_-;)



でも、スペック優先で相手を選ぶというのはこれと同じ。





条件に合う人と結婚をしても、我慢と無理の上でしか成り立たない生活は続かないし、それでも続けようと思うのなら相当な負担とストレスを抱えるせいでメンタルがやられるか性格が悪くなるかも・・・という覚悟が必要。






1番不満を持ちやすい結婚生活を少しでも快適に送ろうと思ったら、自分の苦手なこと・絶対にしたくないことをちゃんと知っていないと相手に伝えることはできません。



お互いの合わない部分がわかっているのに(まぁ結婚すれば大丈夫でしょ!)とたかをくくり、(みんなもそんな感じで我慢したり愚痴をこぼしながら結婚生活を送り育児も普通にしてるもんね!!)と浮き輪1つで大海原に飛び込んで行くため、溺れそうになったり死にそうな目に遭うのです・・・。






結婚生活に必要なのは我慢と忍耐とか、結婚は人生の墓場だとか、そういう言葉を昔はよく聞いていましたが、我慢と忍耐が必要な墓場で人生を過ごしたい人なんていないはず。





結婚をしてそれに似たようなセリフを言うはめになるか、「いろいろあるけど楽しくて幸せ」と笑顔で言えるのかは


相手次第ではなく
自分の選択&言動次第





と、深く考えず自分のこともよくわからないままに1回目の結婚をして(こんなはずじゃなかった・・・)と大反省することになった私は思います。


(④に続きます)


5日間◆夫婦のお悩み・不満・愚痴などに寄り添います ◆浮気・喧嘩・すれ違い・気持ちが冷めたなど親身にお聞きします

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