(☟この続きです)
嫌なことは嫌だと伝えよう①





無理や我慢をする時ってだいたい相手が絡んでいます。



職場の悩みも同僚や上司のことだったり、家族、友人など特定の相手に対して感情を抑えている、言いたいことが言えていないということも多いですよね。





仕事は我慢をすることで給与がもらえる

家では親に逆らわずにいることで衣食住が与えられる

経済力がない妻は夫に言い返さず耐えることで生活を守っている





こんな感じで対価が支払われる、又はメリットがあると判断した場合は自分の気持ちにフタをしたり何かで誤魔化しながら関係継続のために我慢を選びます。





今回の話はこういう対価が支払われるケースじゃないのに、嫌だと伝えたら嫌われる、苦手だと言うのはワガママだと思い込んでいる人に向けて綴っています。





根底にありのままの自分ではダメ(愛されない)という思いがあるのではないでしょうか。




自分より相手を優先することが通常運転になってしまっているせいで(私は一体どうしたいのかな?)というのがわからなくなっている人もいますが、それでも辛い・苦しい・しんどい・悲しい・寂しいもう嫌だという思いは心の奥でくすぶり続けています。






私さえ我慢すればこの関係が維持できる



ついこういう考え方をしてしまうけど、これの何が1番の問題だと思いますか?






相手はあなたがそれほど無理をしていることに気づいていない

あなたの我慢の上で関係が成り立っているとは思っていない



ということです。




怒らないし、嫌だ・無理ですとも言わないので、問題ない&大丈夫だと思ってしまうんですね。





我慢をしている自分と
無理をさせているとは思っていない相手





付き合いが長くなればなるほどこのギャップが大きくなるので、我慢の限界に達してからあなたが相手に何かを伝えても手遅れになりやすい。





だって相手は(どうして今まで言わなかったの? なぜ過去のことまで持ち出し溜め込んでから言うのか。 無理をしろなんて一言も言ってないのに)と思います。




そして我慢の限界になった方は(今さら謝られても何を言われても言い訳にしか聞こえない。 これ大丈夫?と聞いてくれれば良かったのに! いちいち言わなくても私が無理をしてたことぐらいわかるよね?)と許せない気持ちになっていたりします。



①のエスニック料理の例え話はまさにこれ。





好き嫌いを言うのはワガママ、それは苦手と伝えたら関係が悪化すると考えて何も言わずに我慢をしていても、いずれこういう結果になるということ。










それがわかっているので、私は恋愛関係が深まる前の段階で



干渉されたり束縛されるのはイヤ

絶叫系の乗り物は絶対にムリ

アレコレ指示されるのは嫌い

食べ物の好き嫌いがある

お酒はほとんど飲めない

アクション映画やホラー系は見れない

アニメやディズニー&USJとかも興味がない

パーティーとか知らない人の集まりには参加したくない




こういう情報をその都度伝えるようにしているし、友人や知り合って間もない人と食事に行く時などは自分の苦手を伝えて相手にも嫌いな食べ物がないか先に聞くようにしています。





結婚しよう!となったタイミングでは、



浮気は許さない、ではなく嫌いになるから慰謝料もらって即離婚

私に嫌われたくないのなら嫌いになるようなことはしないで

他に好きな人ができて別れたくなったら正直に言って

間違いなく動物のいる生活になる(世話は私)

一緒にお風呂に入るのはイヤ

1人でゆっくり寝たいので寝室(ベッド)は別

前向きに頑張っていることや楽しんでしていることを否定したりネガティブな発言はしないで




ってことも伝えました(´∀`*)ウフフ





もちろん私も夫が嫌がることはしないようにしているし、興味がなくても夫の行きたい場所に付き合ったり、夫が喜びそうなことはしています。



これは無理とか我慢ではなく、感謝の気持ちだったり愛情から来るものなのであまりストレスにはなりません。




家事は今は私がメインでしているけど、食器洗いやゴミ捨て、風呂掃除などしてもらうことでバランスを取っているんですね。





つまり、片方だけが我慢をして関係を維持しようとするのではなく、嫌なことは嫌だとその場で普通に伝え合う方が(お互いにとって)はるかに良い関係が築け、快適に過ごせるのです。






嫌だと伝えるのには少し勇気が要るかもしれませんが、それはその一瞬だけなのに、




勇気が出せなくてその一瞬に耐えられないと、延々と続く我慢&無理の方を自ら選んでいる



だから好きな人との関係が長続きせず人間関係の悩みが尽きない・・・となります。




(③に続きます)