前に努力ができるのは1つの才能だと書きました。


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努力ができるのは1つの才能




脳科学者の中野信子先生の著書にも、


努力できるかできないかは本人の頑張りではなく脳の構造の違いによるところが大きい


と書かれてあります。





努力ができる人は、これをしたらアレがもらえるというような『報酬予測機能』が上手く働き、脳内で多くの快楽を得ているのだとか。



逆に努力ができない人は『報酬予測機能』があまり働かなくて、努力をしても損じゃない? 無駄だからやめよう、というブレーキがかかっているのだそうです。





これを読んで、かなりの努力が必要だと感じることが私には続けられない理由がよくわかりました(;´∀`)



まさに私は『無駄』が嫌い。




配布書類をただ読んでいるだけの研修とか、単なる雑談だったり何の意見も結論も出ない会議とか本当に無駄だと思っているし、する意味のない作業を仕事だからとやらされるのもイヤでした💧





努力と思っていないこと、我慢をしているという自覚のないことは、(よくやってるよね~)って言われることでも平気で続けていますが、する意味や理由に納得できないこと、どう頑張っても無理だろうって判断したことには手を出さないか、出してもすぐにやめてしまう。





続かない=簡単に諦めるダメ人間かも?と気にしていた時期もありましたが、努力してどうにかなる分野と、持って生まれた才能がないとどうにもならない分野はあるのですよね。




私がやめてしまったのは、どうにもならない分野か、楽しい!と思えず興味&意欲が持てなかった分野。





その本には、努力ができない人は無駄な努力をしないという才能に恵まれていると書かれてあり、そういう考えでいいのね!!と改めてこれで良かったのだと思えました(*^^)v









偉そうな上司とかモラハラ気味で支配的な人はよく「努力が足りないせいだ」と、部下や恋人、家族にもそう言って批判したり責めたりします。



だけど本当はそうではないのです。




持って生まれた才能、できることできないことは誰にでもあって、

努力をしても及ばない分野はある。





どうやっても好きになれそうにない相手を好きになるとか、生理的に無理なこと&苦痛を感じるようなことを平気で受け入れるようになるとか。


これらは根性とか気合とか努力をして何とかなるものではない。





つまり、自分にできているからあなたもできるはずだとか、自分も努力して我慢をしているのだからあなたも努力と我慢を続けろ、というのは支配したい側の都合のいい言葉



そんな言葉を気にしてさらに我慢を続けたり、努力が足りないからダメなんだと自分を責めるのはやめましょう。





(どうして私は何をやっても続かないのだろう? どうして簡単に諦めたり手放したり、途中で挫折するのかな?)と悩んでいる人も、それは本当に努力でどうにかできることなのか、自分の才能で対応できることなのかを冷静に考えてみてはいかがでしょうか。





面倒なことを後回しにしてもいつかしなければいけない時は来るし、やりたいことラクなことだけするというのは通用しないかもしれません。




だけど続かないこと、頑張れないこと、努力することがそもそも無理なことは、


あなたにはもっと他のことが向いていますよ



と教えてくれているのかもしれないのです。





とくに好き(得意)とは思っていないけど、何となくできていて日常の一部になっている。


無理することなく続けられているようなこと。




そういうものが自分なりの才能ということ。