ある職場にジャニーズ好きの先輩がいて、仕事がヒマになった時など、例えば光GENJIのことは知らない間にデビューして知らない間に消えていたという認識しかなかった私に、ジャニーズの歴史は光GENJI抜きには語れない、どれほど人気があったのかなどいろいろ聞かせてくれました(苦笑)



先輩はまだデビューする前のバックでダンスをしているような頃から目をつけたり、常にグループの誰かを熱心に応援していましたが、そのグループが活動を停止したり解散したり、ジャニーズを退所してしまったら、また次の新しいグループを選びその中から推しを探すと言っていました。



何となく不思議だったので聞いてみたのです。


その人がすごく好きだったのなら、なぜジャニーズを辞めた後も芸能活動をしているのに応援しないの?




すると先輩はこんな風に言いました。


不思議だけどジャニーズにいる間は輝いて見えたのに、1人になるとオーラが消えて何とも思わなくなるのよね。




そう言えば少し前「月曜から夜ふかし」の中で関ジャニの中なら村上くん推しという一般人のインタビューが紹介されていて、横にいた友人が「もし村上くんが身近にいたらどうする?」というようなことを聞いたら、その女性も「それは一般人として村上くんがいたらってこと? ジャニーズじゃなかったらタダの人じゃん!」的な返事をしたのですね~💦




私の場合、相当前にプロ野球を辞めているのに当時大好きだったある選手のことは今も好きだし、その人を好きになったのはプロ野球選手だったからじゃなくて、そもそもCMで笑顔を見て一目惚れしたのでプロ野球選手だとも最初は知らなかった。


だからあの頃に一般人として身近にその人がいたら絶対に猛アプローチするわ!!、何度振られても告白し続けるかも?!と思う私にはどちらも信じられない発言でした。



まさにシンデレラの魔法が解けて・・・ということなのでしょう。
確かに女性アイドルも、どんなに人気があってもグループ脱退後は急に露出が減ったりしますものね。


花屋で売られている花だけが美しい花ではない





婚活でもスペック重視で相手を決めてしまったら、そのスペックが崩れてしまった時に自分の気持ちが本物だったのか、ただその肩書に恋していただけなのか気がつくのかも。



これは何に価値を見出すのか?の違いだと思うのですが、何かに恵まれている頭の良い人ほど、恵まれたものだけで自分を判断されるのを嫌がりますね。



この大学を卒業して今の企業に就職をしてこの年収だから好きになってもらえた。

この若さとスタイルの良さ&美人だから好きになってもらえた。


とか。




それがあるから好きということは、それがなくなったら好きじゃなくなると言っているようなもの。


できれば肩書や見た目など抜きにした部分でもその人を好きになったり、好きになってもらえた方が愛は続くような気がします。



物だって、それが良いかどうか好みかどうかを判断するのに本当はブランドは関係ないはず。


もちろん日本製だと安心して使えるとかそういうのはあるけど、全く同じ生地を使って似たようなデザインなのに人気ブランドとノーブランドだと桁が違うほど値段に差が出るのを見ると、物の価値って一体何だろう?とか考えてしまいます。




「それ素敵な色! デザインもいいね! どこのブランド?」と聞かれ、「どこのでもないよ、高価な物でもないし」と笑顔で答えられる人が本当にセンスの良い人、自分なりの価値観を持っている人だと思います。




「その人のどこが好き?」と聞かれて、ジャニーズだから、イケメンだから、美人だから、社会的地位のある有名人だから・・・と思うのなら、多くの人が良いと思うものを選べば安心と自分の価値観を持っていないか、自信がなくて自分では良いかどうか判断できず、つまりその人のことをまだ何も知らない、自分の目と心でちゃんと見ようとしていないのかもしれません。

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