例えば思い切ってロングからショートへバッサリ髪を切ったとします。
「あれ、髪切ったの? ショートの方が似合ってるね!」と誰かに言われた時に、
A.「ありがとう。私もショートを気に入ってるの♬」
B.(ショートの方が似合ってるってことは、ロングの時は良くなかったってこと?)
あるいは「へぇ~ 随分バッサリ切ったね!」と言われて、
A.「うん、ちょっと気分転換したくなって!」
B.(え・・・? 似合うかどうか何の感想も言わないってどうして?)
こんな風に感じること思うことは人によって異なりますよね。
Bタイプのように何でもネガティブな捉え方をする人はいるので、気づいても何も言わない方が良いと考えた人が髪を切ったことに触れないでいると、
A.「どう? 思い切ってショートにしたんだけど変じゃない?」
B.(髪型がこんなに変わっているのに気づかないなんて、そんなに私に関心がないの?)
Bタイプの反応をする人は
何を言っても悪く捉えるし
言わなくても悪く考えます💦
誰かにこういう発言等をされた時、Aタイプの反応を見せる人は悩みません。
何も悩むような出来事は起こっていないと考えているから。
でも同じことを言われたBタイプの人は受け止め方が違うので、こういう些細なことでもモヤモヤしたり好きな人から言われた場合は(どういうつもりで言ったの? 私のこと好きじゃないの?)と悩み始めます。
これが④で書いたように、悩みは自分が作り出しているということです。

長々と書いて来ましたが、要するにその出来事や誰かの言動を
どう受け止めるか?
で、あまり悩まない人、常に悩みを抱える人に分かれるのですね(;´∀`)
髪を切った程度なら何を言われても気にしないのに、私のように理不尽なことで注意されたり怒られた時だけ過剰に反応することもありますので、Aタイプ Bタイプに分かれるという単純な話ではなく、ケースバイケースでその出来事をどう捉えるかでも違って来ます。
今の自分の受け止め方=思考のクセができてしまっているのには理由(背景)があります。
だから内面を見つめ、何が原因でこんな反応をしてしまうのかを探り、その思考のクセのせいで苦しいのならどのように改善して行けば良いかを考え自分を変えて行くしかないのです。
あんな暴言を吐く父が悪い、父のせいで私は今もこんなに苦しんでいるのだと訴え続けたところで、父も苦しい状況も変わりません💧
父は父なりに自分は正しいと思って生きているので。
相手が変わることを期待して○○してくれたらいいのに・・・と願ったり、自分以外のせいにして不平不満を言い続けると、いつまで経っても改善されないので余計にイライラが募ります。
悩みを手放そうと思ったら、
*距離を置く(物理的にも心の中ででも)
*自分の思考グセを見直す
*悩むことじゃないと自分に言い聞かせる
*できるだけ考えないようにする
どれも悩んでいる相手や他者に(占いや相談相手に)求めることではなく、
自分がどうするか?です。
ある人はずーっと「気を使い過ぎて疲れる。言いたいことが言えない」と悩んでいます。
だけど、どうして同じことで悩み続けているのか自分の中の原因を探ろうとしないので、延々と出口が見つからない迷路を彷徨っている状態。
この人の本心は、
もっと私を気遣ってくれたらいいのに
言わなくてもわかってくれたらいいのに
と、周りに求めているので悩みが全く解消されないままです。
本当に相手が間違っている悪いのは向こうだとしても、自分の正しさを主張するだけで、自分のこと&相手の考えを理解しようとしなければ、人間関係は上手く行かないし悩みが尽きません。
ずっと似たような悩みを抱えているのなら、どういう目的で悩んでいるのか(本心)を知ろうとし、多くの悩みは自分自身の思考のクセが作り出していることに気づき、上の4つを心掛け自ら解消しようと意識を変えることがベストなのだと思います。
(終わり)