『恋に落ちる』という言い方をするように、それは突然やって来ることがあります。



キッカケは様々ですが、優しくされた、困っている時に助けてくれた、共通の趣味があるとわかった、飲み会で意気投合したetc.


ゆっくり始まることもあれば、一目惚れのように一瞬で心を奪われることもあります。




それまで何とも思っていなかった人を急に意識し始めることも。


夢の中に出て来るとちょっと気になり始めたりしませんか?




ところで、私たちが相手を『運命の人?!』と思うのは、まさに一目惚れの瞬間だったり、付き合って行く中で今までの恋とは比べ物にならないぐらいMAXに好き!!となったり、相手への気持ちが大きくなった時です。



偶然バッタリ会う、というのが続いた時も「赤い糸が繋がっているのかも!」と思います。




だけどその時点で『運命の相手』と感じるのは
思い込みでしかないのですね~






結婚相談所では、マニアックゆえにお見合いを何度繰り返しても数回のデートで終了してしまうような人が、似たようなマニアに出会った時や、お互いが一目惚れに近い感じでまだ相手をよく知らない内から気に入った時などは、まさに「この人だ!」となって、あっという間に成婚退会して行くことがありました。





でも。


その後、二人が今も仲良し夫婦なのか、それとも破局しているのかはわかりません。










私は20代の頃、元カレが忘れられなくてかなりの年月引きずって「彼以上に好きになれる男性はいない」とさえ思っていました。



だけど彼以上に好きになれた人は見つかったのですよね・・・。





まだまだこれから先の人生で何があるかわからないので、結婚をしたからといってその相手が運命の人とは限らないのでは?と思います。





運命の人って何があっても縁が切れない人。



例えば別れてもまた何年後かにバッタリ出会ってお互いに好きになるとか、少し前のドラマ「知ってるワイフ」の中でも、生瀬さん演じる怪しい男がよく言っていました。


「縁がある相手とは何度人生をやり直してもまた出会う」と。





だからどんなに好きな人でも、別れてそれっきりになった人は運命の人ではない。




運命を感じて付き合い結婚をしても、離婚をしてしまったらその人とは縁がなかった、赤い糸で繋がってはいなかったということになります。





つまり、運命の相手は最期の瞬間までわからない(はず)




死が二人を別つまで添い遂げた相手=運命を共にした相手こそが『運命の相手』だった、となるのではないでしょうか。

 

 

中には気持ちが冷めたまま最期まで夫婦で居続けて、「死んでまで夫と一緒にいたくない」と同じお墓に入ることを拒否する女性もいますので何とも言えませんが💧



でもこれってすごく寂しい気がしますね・・・。





人生を共にしている相手との関係を見直して、その人を運命の相手だと認めて仲良くするか、本当に大切に思える相手を別に探す方が幸せなんじゃないのかな?と思ったりします。