おそらくどのような病気も本人や周りが重要視していなかっただけで、予兆のようなものはあったはずです。
軽い頭痛があって薬で誤魔化していたら脳卒中になったとか、口内炎ができてなかなか治らないと思って検査をしたら口腔がんだったとか。
実際に気づいた時はすでに遅く、口腔がんで亡くなった知り合いもいました。
病気などはとくに予兆があって違和感を持ったのなら目を逸らしてはいけないのだと思った出来事でした。
少し重い内容からスタートしましたが、恋愛や結婚など人間関係でもこの予兆を見逃さないことの大切さを今日は書こうと思います。
また私の1回目の結婚の話になりますが、遠距離恋愛で会える回数が少なく、お互いを深く知らないまま結婚をしたのが悪かったのですが、実は結婚前に予兆があったのに無視をしたことが後に響いたなぁ・・・と思うこともあります。
一人暮らしの彼の家に遊びに行き、今回は彼の親に会いに行こうという話になっていたのですが、新幹線で到着した日の夜中、激しい胃痛で吐きまくったため救急車で運ばれてしまいました。
痛みで気を失っていたのか胃カメラ検査をしたことも覚えてなくて、胃は荒れているけど原因不明、ただ白血球の数値がかなり高いためそのまま2日ほど入院することに。
「こんな状態になってしまいご両親にも会いに行けなくてごめんね」と点滴を打ちながら寝たままの状態で彼に謝ると、「いやいいんだけどさ、それよりおふくろに話をしたら心配だから会いに来るって言うんで来てもらうよ」と、勝手に話が決まっていて、初めて会う彼の母親が到着すると「じゃあ後はよろしく。 俺は仕事だから行くわ」と二人だけにされてしまったのです・・・💧
スッピンだし、しんどいから寝ていたいのに、隣の隣の県からわざわざ会いに来られたら、寝ているわけにも行かない。
こんなことが平気でできる彼の母親も当然似たようなタイプで、「まさかあの子に彼女ができるなんてね~ あの子が子供の頃はね・・・」と、胃痛でぐったりしている私に気遣う風もなく、延々と息子の思い出を1時間以上も病室で一方的に喋り続けたのでした・・・。
心配しているから来てもらったよと言われたら「わざわざすみません」と言うしかなく、何を考えているのか?!と怒りたくても、彼も彼の母親も悪者にはできない。
でも私の立場で言わせてもらえば、このような状況で気を遣う他人にそばにいられたら迷惑でしかない。
断りもなく自分の母親を呼ぶことを決め、かつ置き去りにして自分は仕事に行くなんてあり得ない。
あの時はおかしいと気づけず何も言えなかったけど、もし今の私がそんなことをされたら大喧嘩ですよ。
病人に少しは気を遣わんかい!!
と。
彼も彼の母親も悪い人ではなかったのですが、こういう「悪い人じゃないんだけどねぇ」という人の方がたちが悪いってこと、ありませんか?
KY? 思いやりがない??
ずっと自分たちのペースなんですよね、親族での食事会のこともその他のことも。
(☟親族の食事会の話はこちら)
お金の話は大事 結婚前に必ず話し合いましょう
食事会のことも、お金がないことを怒ったのではないのです。
お金がないのに自分で払えないことを平気でしようとした、考えの浅さというか甘さに腹が立ちました。
そうか、いつもあの人たちに巻き込まれ、従わないとこちらの方が悪者にみたいに感じさせる、
それがお前らのやり方かーーー!
(おかずクラブのゆいP風に言ってみました)
こちらに罪悪感を持たせるようなやり方をする人は、見るからにヤバイ人よりも厄介。
人の話として聞くと「えー! それはおかしいよ」と思うことでも、自分の身に起きた時ってそんなに問題には感じなかったりするのですよね~不思議ですが。
だから早く結婚したかったがためにこういうのを見過ごして結婚してしまい、文句を言いつつ従った自分が1番バカだったのですけどね・・・。
浮気をしてしまう人の心理を「ホンマでっか!?TV」の中で心理学者の植木先生が言っていましたが、人は自分が頑張ったことの報酬を求めるので、自分ばかりが相手の顔色を窺い我慢をしている状況だと他に報酬を求めに行くのだとか。
鬼嫁の機嫌をいつも取っている夫はいつか我慢ができなくなり、他の女性に報酬(癒し)を求めるようになるらしい。
絶対に浮気します、と宣言していました💦
私は浮気をしなかった代わりに、元夫に対する不満を解消するかのようにLIVEに行きまくったり、好きなアスリートの追っかけのようなことをして他から報酬を受け満たされようとしていたのかも?と、植木先生の話に納得しました。
数々の予兆を見過ごし楽観視して結婚を決め、やがて合わないと気づき、どちらかが、あるいはお互いに我慢をして成り立つバランスの悪い関係を断ち切るために多くの夫婦は離婚をするのでしょう。
「離婚っていうのは、自分の人生にウソをつかなかったっていう証拠だよ」
と、ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の中でかごめちゃんが言っていたセリフは、まさにその通り。
有名人のようにSNSで夫婦円満ぶりをアピールして他人の目は誤魔化せても、自分の気持ちにはウソがつけなくなる日が来るということ。
何事にも予兆はあってその時は見過ごせても、いつか向き合わなければいけない日が来る。
このことを胸に、病気も結婚生活も、自分自身のこともしっかりと見つめ、早めの対処をして行こうと思った私です。
(☟こちらも合わせお読みください)
自分の中に芽生えた違和感を無視しない