今回は①②のまとめのような内容です。
私が悩みやすいのは『雇われ仕事』に関すること。
時給や給与に見合った程度で普通に働きたいだけなのに、どこで働いても働きアリの法則の『よく働く2割』になってしまうという悩みが多いです。
(☟働きアリの法則についてはこちら)
自分だけ仕事量が多いという悩み
(☟ココナラバージョン)
https://coconala.com/blogs/2586205/308568
夫に話をすると、仕事が大変で悩んでいると思われてしまうので「しんどいのなら断ったらいい、やりますと返事だけして放置したら?」と、できそうにないアドバイスしかもらえず(;^_^A
それで別の人に相談をすると「どうしたいと思っているの?」と聞かれたので、そう言えば何を悩んでいるんだろう?と考えてみたんです。
大変さをわかって欲しい
私の答えはこれでした。
大変な仕事をやりたくないと言っているのではなく、
どれだけしんどい思いをしながら
頑張っているかをわかって欲しい
という願いだったのです。
ワンオペ育児で大変、共働きなのに家事を全部私がしているという人の悩みも、これではないでしょうか。
だとしたら、共感力が低く正論でアドバイスをしがちな人(男性)にどれほど話を聞いてもらってもスッキリしなくて当然。
どのようなことでも、大変さは同じ環境で同じような経験をした人じゃないとわかってもらえません。
今一緒に働いている後輩事務員は「この状況でこれだけの仕事をよくやって来たなーと本当に感心する。 私だったらすぐに辞めてたと思う」と大変さをわかってくれるので、愚痴を言い合ったり辛さに共感してもらいたいのなら同じ状況を経験している人が良いのだと改めて思いました。
悩んでいる時って、たまたま近くにいる人や話がしやすい人に相談したり、考え方の違う友人や夫(恋人)に気持ちをわかってもらおうとしていませんか?
事務職を経験したことのない夫に相談してもピンと来ないので共感してもらえない。
仕事がヒマ過ぎて退屈だと思っている友人に相談をすれば「忙しい方が全然いいよー、することがないままデスクに座っているのも地獄だから」と自分の話に置き換えられる。
フリーで働いている人に相談をすれば「いっそのことあなたも個人事業主になって1人で何かすれば?」という話になるなど、求めるような答えをくれない人たちに状況を説明して話を聞いてもらっても、「大変さをわかって欲しい」を満たしてくれる人は出て来ません。
だけど、似たような性格の友人に相談したり、同じような経験のある人に話を聞いてもらうと
それは理不尽だし納得できないよね
そんな状況だとしんどくて当たり前
よく頑張っていると思う
と労ってくれた上で「こういう風にしてみたらどう?」と提案してくれるので、実際にその提案通りにするかは別としても、
話を聞いてもらえて
理解してもらえて良かった
と、抱えていた負担を半分ぐらい降ろせるのです。
つまり、悩み相談はする側とされる側のミスマッチでは何度同じ話をしても伝え方を工夫しても(お互いに)スッキリしません。
本来は自分で考えて動ける人が動けなくなってイライラする、悩んでも抜け出せない時というのは、自覚している以上に大変で処理し切れないほどの負担を抱えて非常に疲れているのだと思います(;´∀`)
なのでそういう時は仕事(家事)を休む、何かに気づいてもあえて無視する(自分には関係がない・問題はないと言い聞かせて)、ひたすら寝る、好きなことをする、わかってくれそうな人に話を聞いてもらうなど、一人で抱え込まないようにしましょう。
そこでさらに1人で頑張ろうとして誰にも相談しないままだと「誰も私のことをわかってくれない」という良くない方向に意識が向いて孤独感が強くなるかもしれません。
逆に気軽に誰かを頼れる人は自分の頭でも考えるクセをつけ、1回1回その悩みをどうしたいと思っているのかを決めた上で相談をする方がスッキリできると思います。
目的とゴールを決めずに車で走り出すと、道に迷ったりどこに向かっているのかさえわからないまま走り続けることになり、いつ車から降りて良いのかすらわからなくなります。
悩み・不安・焦りが手放せない人の多くは、自ら『悩みの種』『不安・焦りになる要素』を探して見つけるということをしているせいでいつも何かにモヤモヤしたり不安を感じているんですね。
それは、
どう生きるか
どんな自分でいたいか
という大きな目標を定めておらず、
成り行き任せ
他人に合わせてばかり
という生き方をしているから。
悩まないのなら、成り行き任せ&他人に合わせる生き方でもいいんです。
だけど心の奥ではこうなりたい、こんな人生がいいと望みながら、それに向かって行動しないという矛盾した生き方をしているので悩みが尽きません。
例えば、AかBかで悩んだとしたら
AかBを選ぶ
AもBも両方選ぶ
AもBも選ばない
答えはこの3つしかありません。
するかしないか、どちらもするかどちらもしないかという単純な答えになるはず。
もちろんそんな単純じゃない悩みも多いですが、それでも
忘れて進む(前だけを向く)
迷いながらも進む
立ち止まる(現実を受け入れる時間を持つ)
しかできないことに対して、あの時こうしていれば良かったとか、あんな人に関わったせいで不幸になってしまったという風に3つの答えにない過去の中で生きるを選択しているためいつまでも苦しいのです。
誰に相談をするかは選べるし、どうなればスッキリするかというのがわかっていたらそこを目指せます。
悩んだ時は、選択肢は3つしかないと理解して、なんのためにという『目的』と、どうなればラクになるのかという『ゴール』を意識して悩みましょう。