☟前回の続きです。
誰かに相談をしてもスッキリしない時①
私も夫や友人に話を聞いてもらったり、有料サービスを利用することがたまにあります。
前は何でも一人で考えて決めてしまい事後報告だけしていましたが、相談する立場を経験することはけっこう大事で。
こんな態度を取られたらイヤだなとか、こういう時はこんな風に言ってもらえると嬉しい、みたいなのがより一層わかるんですよね(*^-^*)
ということで今回は相談を受ける側が原因で「話をしなければ良かった」となるケースと、相談を受ける時の心得みたいな内容を綴って行きます。
思い込みと決めつけでアドバイスをする
質問をしない(話を深く聞こうとしない)
自分の話に持って行ってしまう
マニュアル通りの受け答え
相談者の考えや気持ちを否定する
内心で相談者を良く思っていない
相談を受けた側がこのような感じだと、話を聞いてもらってもモヤモヤが残ります。
1番サイアクなのは「へぇー、そうなんだ。 そう言えば私もね」みたいに相手の話に変えられてしまうというもの💦
何でも自分の話にすり替える『会話泥棒』っていますよねぇ。
気持ちや考えを否定されるというのもけっこう辛いです。
相談される側が(とくにプロが)してはいけないのが
相談者を否定(批判)
思い込みと決めつけ
一方的なアドバイス
です。
なのでこのどれかをされたなら、違う人に相談する方がいいと思います。
ココナラで話(愚痴)を聞いてもらおうとしたことがあったのですが、私の職業を知って「ご自分で解決できるはずなのにどうして相談するのですか?」、警戒したのかもしれませんが感じ悪くこう言われたことがありました。
私も占い師の相談に乗ることがありますが「自分のことも占って解決したらどうですか?」なんて思いもしませんけどね(;´∀`)
こんな人のサービスは2度と買わない、そう思いました。
少し話が逸れますが、結婚相談所で会員が不信に感じるカウンセラーとは、
マニュアル通りのアドバイスしかしない
愚痴っぽいことを言うと怒って来る
言う通りにしないと機嫌を損ねる
年齢や容姿のことで暴言を吐く
気持ちに寄り添ってもらえずダメ出しばかり
などでしょうか。
相談をしても適当なことしか言ってくれない、親身に寄り添ってくれない、落ち込んだ時に励ましてくれなかった、すごく困った時でも「ルールですから」と対応してくれなかったなど。
実際、上記のようなカウンセラーは多いです。
なので私は相談所では対応してもらえない細かい部分のフォローをしようと考え、ココナラ等で相談業を始めました。

話を戻します。
似たような悩みでも人によって事情は違って来るので、やっぱり話をよく聞いて質問を繰り返すことは大切。
例えば「彼に言いたいことが言えない」という悩みを抱えている人がいたとして、質問もせず詳細を知ろうとしないままでは「言えないなんて言わずにドンドン言って行きましょう!」というアドバイスで終わってしまうかもしれません。
「どうして言えないの?」と聞けば「少しでも違う意見を言うと彼が怒り出す」という答えが引き出せます。
さらに「彼は怒りっぽいの?」と聞いてみると「実は前に思ったことを言ったら急にキレられて、それから怖くなってしまった」と、さらに深い話が聞けるでしょう。
こういう風に質問をしながら詳しく話を聞いて行くと、その人の本当の悩みは「言いたいことが言えない」のではなく「彼のことは好きだけど、このまま付き合い続けることに不安がある」だったとわかって来ることがあります。
そうそう友人の悩みを聞いていると、何度も同じ話ばかりしていて進歩がないと思う時はないでしょうか?
納得できていない(話足りない)、聞いてもらってもスッキリしないので何度も同じ話をする人もいますが、中にはどうしたいのか(どうして欲しいのか)がわかっていないまま喋っている人もいます。
悩みをどうにかしたいと言いつつ自分で解決する気のない人、どれほど自分が傷ついているのかわかっていない人に多いのですが。
こういうタイプに正論を振りかざしたり真っ当なアドバイスをしても無駄で(;^_^A
解決する気がない人には何度も同じ話をしていることに気づかせて「どうしたいの?」という方向に話を持って行かないと悩み相談はいつまでも終わらず、話を聞いている方がイライラしてしまって友情の方が終わる、なんてことになりかねません💧
どれほどそのことで傷ついているのかわかっていないまま悩んでいる人の場合は、アドバイスではなく「あなたは何も悪くない」と味方になってあげることが大事。
長々と書いて来ましたが、悩み相談は人によって対応を変える必要があるということなんですね。
なのに頭の中で考えていること、心の中で感じていることは人によって違うという当たり前のことを無視して、
適当な相手に相談をする
相手のことを知ろうとしないまま相談を受ける
ということをしてしまうから「相談しなければ良かった」「せっかくアドバイスしたのに全然変わってない」と、どちらも嫌な思いをしてしまうことになります。
モヤモヤを残さないために、相談する方は
どうしたいのかを決めてから
適切な人に相談をする
相談を受けるのなら、
自分だったらどうか、ではなく
この人は何に悩んでいて
どうして欲しいのかな?
を意識して話を聞くことが大切だと思います。
一応③に続く予定です。