(成婚退会編①からの続き)☟
結婚相談所の落とし穴 普通の恋愛にはないルール(成婚退会編①)
結婚がしたくて結婚相談所に入会した人でも、いざ成婚退会が目の前に来るとマリッジブルーになる人がいます。
女性は結婚による変化への不安、自分の判断に対する自信の無さから(本当にこれでいいの?)と思う人がいるし、男性も結婚をしたいと思っていたのは事実だけど、40過ぎてまで独身でいた人の場合など独身に対する未練とか、もっと他に良い女性がいるのでは?という婚活への未練など出て来る人もいます。
これまで何回かに渡って書いて来ましたが、実は私が1番伝えたかったのは、
「成婚退会」=「結婚」ではない
ということです。
「え?どういうこと??」と思われたかもしれませんが、成婚退会は単に相談所をやめるということに過ぎない。
でも、結婚は「入籍」をして初めて本当の意味で結婚をしたことになります。
プロポーズをしないまま二人で相談して成婚退会した人や、交際期間が長過ぎて相談所から成婚退会を促され仕方なくした人もいるので、成婚料を払って成婚退会してもその後で別れてしまった、結局結婚できなかった人もいるのです。
もちろん成婚料は戻って来ません💧
相談所が基本的にお世話をしてくれるのは成婚退会まで。
退会した後に交際を続けていても、いつまで経っても男性がプロポーズをしてくれない(結婚話が進まない)こともあれば、結婚への準備を進めて行く上で価値観の違いを感じたり、成婚退会してから気持ちが冷めたなど理由は様々ですが、もうお見合いもできないのにまた一人に戻ってしまった・・・ということがたまにあります。
そのため、成婚退会する前に両親への挨拶や両家顔合わせ(結納)を済ます、新居や入籍日を決めておく、式をする人は式場の予約をするなど、
しっかりと話を進めてから(お互いの覚悟を確認してから)退会する方が安心です。
プロポーズ前にお互いの両親に会わせるというのもとても良いと思います。
親が猛反対をして破談に・・・ということもあり得ますので。
他の相談所で成婚退会したけど破局をしたので今回はここでお世話になろうと思ったという会員もいましたし、前回のブログで書いたように、プロポーズでの態度で一気に破局まで行ってしまい、立ち直れず休会や退会した会員もいました。
相談所ならではのルール、体の関係を持つことはNGというのを守って成婚退会後に初めて関係を持ったとたん「無理!!」となった人もいたし💦、交際中から相手のモラハラ気質がわかっていたのに同棲に踏み切った人(同棲=成婚退会)、スキンシップが無理と(本人も相手も)わかっていて手すら握らないまま成婚退会した人もいましたが、あの人たちが本当に入籍をしたのか、したとしても二人が幸せでいるのかはわかりません。
何度も書いているように、交際中にしっかりと話し合ってお互いを理解し合うことが大切で、
もしも途中で相手への違和感に気づいたのなら、プロポーズ前に勇気を出して本交際を終了することも時には必要です。
退会さえしなければやり直しはできるし、お見合いからやり直して別の人と幸せになった人もいます。
婚活のゴールは成婚退会ではありません。
結婚を真剣に考え自分を見つめ直し行動を起こすこと、
そして幸せな結婚をすることが本来の目的です。
相談所に入会したものの、自分と向き合った結果、結婚は本当に自分がしたいことではなかったと気づくのも良し。
条件や外見よりももっと大事なことがあるのだと気づいて、居心地の良い気の合った人を選べたのならなお良し。
活動を通じて何か「気づき」があれば、
例え結婚に結びつかないまま退会をしても自分の行動に意味はあったのだと、ものすごく頑張った自分を褒めてあげてください。
「結婚したい」という思いを諦めなければ、相談所以外でもいつか良いご縁が見つかるかもしれません。
自分を大切にして人への思いやりと感謝を持ち、肩の力を抜いて楽しく生きていれば(⇦ ここがポイント! 一生懸命真面目にではなく、自分が人生を楽しむことが大事)、きっと誰かがあなたの良さに気づいてご縁にも繋がると思います。