ミスタードーナツとかサーティワンアイスクリーム、ケーキ屋のショーケースをイメージしてもらいたいのですが、20種類ぐらいの商品が並んでいてどれにしようか迷うものの選べるのが楽しかったりしますよね。





ショーケースは基本1つ、大きな店でも横並びに2つぐらい。



私たちが端から端まで全部の商品を見て『困らずに選択できる範囲』がおそらくそのぐらいなのだと思います。





これがもしも3列に渡って6つもショーケースが並べてあり、100種類の中から選ぶとなったら行ったり来たりしないといけないし、多過ぎて迷いまくり選べなくなるのではないでしょうか。




服もそうですが「着て行く服がない💦」と言うのは本当に服がないのではなく、あり過ぎて選ぶのが大変、トップスとボトムスの組み合わせなど考えるのが面倒ということだと思います。







婚活では「いい人がいない」「普通の人でいいのに普通の人すらいない」と言い出す人が多いですが、これも似たような現象が起きています。




一目で好きになれそうな素敵な人はいる、だけどそういう人からは選ばれない。




目に留まらない人の中から選ぶとなれば、何度も会って良い部分を探して行かなければいけない。



だけど会話が楽しくない、上手にエスコートもしてくれない、どうでもいいLINEを送って来られるのも苦痛、会いたいとも思えなくなって、その人の良さを探そうという気が起きない。




なので、みんなが狙う人気者以外のその他大勢の中から選ぶことになり、


探すのが大変=いい人がいない



と言い出すのかも?







私は天然石が好きなのですが、天然石ばかりのフリマでゴロゴロと大量に入っている箱の中から好きな石を選ぶのは楽しいです。



でも大自然の山の中で、普通の石も大量に混ざった中から天然石と呼ばれる美しい石、しかも気に入ったモノを探すとなればめちゃくちゃ大変な作業になるでしょう(;´∀`)





IBJやペアーズ等に登録している大勢の中からたった一人の運命の相手を見つけるというのは、それと同じことだと思うんです。






年齢にもよりますが、入れ替わり入会して来る人を含めると都内なら条件入れて検索しても何十人(何百人?)と該当者が出て来ますね。




地方だったり男女比が合っていない地域だと本当の意味で「全然いないんだけど・・・」って泣きたくなるぐらいの人しかヒットせず、この中から会いたい人を選ぶとしたら1人か2人しかいない、みたいなことがあります。




なので少ないのは相当厳しいけど、多過ぎても「誰を選んでいいのか、どういう風に1人に決めていいかわからない」となってしまう。






最近になって思うのは、結婚相談所だと活動半年ほどで成婚退会が理想と言われているのは、長引けば長引くほど出会う人数が多くなって絞れなくなる、その上年齢を重ねてしまうため「さらに選べなくなりますよ」という警告の意味もあるのかな?と。










私たちは「かけた時間と労力と費用に見合うものを手に入れなければ損」と考える生き物です。



また自分を正当化したい気持ちもあります。





これまでお断りして来た人の中に(今思えば もう少し会っていれば良かったかも・・・)という相手がいても、そんなことを考えると自分の選択が間違っていたことになる。




だから(婚活において)過去は振り返らず、ひたすら前だけを向きこれまで苦労した甲斐があったと言えるような素晴らしい出会いを求めてしまう。





ここまで何年も頑張って来たのに、いまさらこんな冴えない人を選ぶなんて誰かに負けたような気分になるのかもしれないし、納得できないのなら1人の方がマシと思ってしまうのかもしれない。



まだまだ申込みしてくれる人はいるし新規入会者もいるから「まだ(選び続けていても)大丈夫!」という感じで出会いは無限にあると勘違いするのかもしれません(;´Д`)





そしてふと気がつくと、2年も婚活しているのにまだ真剣交際すら入れない・・・という現実を突きつけられることに(;゚Д゚)






ところで、学生時代(アルバイト先も含めて)や同じ会社だと好きになりやすく恋愛も結婚もしやすいのは、選ぶのに程よい人数だったから。





私の中学校は11クラスもあるマンモス校で1クラス40人以上も生徒がいたので、同学年でも知らない人はたくさんいました。




校舎も違うので廊下ですれ違うこともない。
先輩となれば目立つ人以外は存在も知らないわけです。




そうすると当然好きになるのは隣の席になった男子とか、運動会で活躍した同じクラスの男子。





こうやって考えると選びやすい人数ってあるんですよね。





大勢の中から好みの人を探せるという相談所やアプリの仕組みはとても魅力的に思えるけど、選べる側の特権。




選びたいと思っていても(本命から)選ばれないタイプの人にとっては、労力・気力のわりに結果が出ないとなりがちなので、続ければ続けるほど疲れることになる。





日常でモテる人だけがアプリでもモテて上手く立ち回っているので、真面目で気遣いもできる頑張り屋だけど恋愛下手&コミュ力低めな人は苦戦するでしょう。



なので、そういう人は好きになってくれた人の中から選んだ方がいいと思います。




自分を気に入ってくれた人の中でなら選べる側になれますが、選んでくれそうにない相手を追い続けると片想いばかり、もしくは婚活だと長引きます。





長引くとどうなるかは先ほど書きましたね(;^_^A






出会える人数が多ければ多いほど良いということはなく、20人ぐらい会ってその中から選ぼう、あるいは半年だけめちゃくちゃ頑張って活動して絶対に半年以内で決めよう!という発想も大事なのです。



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