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今日はひたすら新庄さんの話を書きます(苦笑)
興味ある方だけお読みくださいませ。
新庄剛志さんの日ハム監督就任会見、さすが新庄さん!という感じでした。
選手兼監督として契約してもらったとか優勝なんか一切目指しません!とか、顔を変えずにチームを変えます、監督ではなくビッグボスと呼んでくれなど。
ジョークやユーモアを交えながらも、プロ野球を変えたい、メンタル的なものを引き出す力が自分にはあるなど熱い想いもしっかりと話をされていました。
私が阪神時代から新庄さんに注目をして好きだった理由は、何をしでかすかわからないワクワク感を与えてくれる人だから。
何より新庄さん自身が人生を楽しんでいるのが伝わって来る。
前にしくじり先生で、メジャー等で稼いだお金を信用していた人に預けていたら億単位で失った(勝手に使われていた)という話をしていて、それなりに天国も地獄も見て来ているんですよね。
今までも悔しい思いとかあっただろうけど、そういう面を見せずにいつも明るい笑顔で人を楽しませようとする姿を見ているうちに、昔は出来の悪いアホな息子的な目で虎キチと共に私も見ていたはずなのに、いつの間にか尊敬する人へと変わって行きました。

大人になればなるほど年齢を理由に何かを諦めたり、悟ったようなことを言って挑戦したり新しいことを始めるのに躊躇したりします。
人生なんてこんなもの
そんな風にしたいこともせず、いろんなことを諦めて我慢して。
そして亡くなる直前に、
自分は仕事ばかりし過ぎた人生だった
もっとしたいことをすれば良かった
もっと楽しめば良かった
と多くの人が後悔するそうです。
結果を求め過ぎると、結果が簡単に出そうにないことはやっても無駄、やるだけ損だという気持ちになってしまうのかもしれません。
札幌に本拠地を移した当時の日ハムがメジャーから戻って来た新庄選手を獲得した時。
おそらく反対する人もいたと思います。
古巣の阪神ですら獲得に動かなかったのは、人気はあるけど実力はそこまでじゃないし、もう年齢的にも使えないだろうと判断したのかもしれません。
だけど失うものがなく、新しい北の大地で地元のファンに迎え入れてもらい集客をしなければいけなかった日ハムにとっては、客寄せパンダ的であったとしても、何かをしてくれそうな期待が持てる新庄選手は誰よりも欲しかった人だったのでしょう。
その期待に新庄選手はしっかりと応え、球団関係者が想像する以上のファンを獲得しチームの雰囲気を変え日本一になるという素晴らしい結果も出し、北海道日本ハムファイターズというチームを北海道に定着させました。
2022年は札幌ドームでの最後のシーズンだそうです。
2023年からは北広島市のエスコンフィールド北海道に本拠地を移すのですね。
新庄選手で始まった札幌ドームを、新庄監督で終わらせる。
なんというか、日ハムのセンスは最高だな!と思いました。
あのような信じられないほどの素晴らしい結果をもう1度・・・は難しいかもしれません。
でも可能性があるのならかけてみたい
最初から諦めて動かないのはもったいない
そういう思いが球団関係者の中にあったのは確かでしょう。
そしてそういうワクワクした気持ちを与えてくれ、普通では考えられないような監督としての采配をしてくれそうな期待ができるとしたら新庄さんしかいない。
今から楽しみでしかないです。
私も新庄さんを見習って、これからもワクワク感を大切に人生を楽しんで行きたい。
後悔しない生き方をしたいと改めてそう思いました。