すっかり寒くなりましたね。
ついこの前まで半袖で過ごしていたのに、日によっては軽いアウターがいるぐらいの寒さです。
寒くなるとみかんがテーブルやコタツの上に登場する日も増えて来ますが、みかんを箱買いすると必ず1個や2個は腐ったみかんが入っていませんか?
それに気づいて早めに取り除けたらいいけど、気づかないまま放置をすると周りのみかんもどんどん腐って行きます。
さて、ここからが本題。
組織の中では絶対と言っていいほど、仕事を真面目にする人と時間だけいればいいと意欲のない人、仕事だからとイヤなことも引き受ける人と自分のしたいことしかしない人などに分かれます。
いろんな人がいて当然なので周りに害が及ばない程度なら問題ありませんが、その人がいるだけで周囲が迷惑をするとか辛い思いをするとか、間違った方向に導かれてしまう腐ったみかんのような人がいたら・・・。
実は私、パワハラ社長のことを労働基準監督署に相談に行ったことがあるのですね~
窓口の担当者はしっかりと話を聞いてくれましたが、パワハラの相手が上司ではなく社長なので対処が難しいと。
もちろん訴えるとかそんなつもりはなく解決策を聞きたかっただけなので、では相手が社長なら我慢するか退職するしかありませんか?と聞きました。
するとその担当者は
そういうことはやめて欲しい、そうでなければ全員が会社を辞めますぐらいのことをスタッフが一丸となって社長にお願いすれば違って来るかもしれない。
そのためには個人や数人ではダメ、全員が協力し合わないとムリと言いました。
残念ながらあの職場には社長以外にも腐ったみかんのような人がいて、ほとんどいない社長の代わりに社内を仕切っており大半のスタッフがその人の言いなりだったため、スタッフ一丸となって・・・は無理でした。
社長やその腐ったみかんのような人がおかしいと十分わかっている人たちもいましたが、結局は長い物には巻かれる方がラクだし、そうしないとそこでは働き続けることができないので、良心を失くしてでもそこで働いています。
ある日、久しぶりに元同僚を見かけましたが、明らかに目つきや雰囲気が変わっていました。
生き方は顔に出ると言います。
良くないとわかっていることを、仕事だから仕方がないとするようになってしまったら、めちゃくちゃ大袈裟な書き方になってしまうけど、悪魔に魂を売り渡したようなことになるのかもしれません💦
多くの人は変化を怖がり現状維持を望みます。
そこが良い場所ではなかったとしても、慣れているというだけで未知の場所よりは安心だと考えるのですね。
もちろんいろんな考えがあって当たり前だと思うので、人の考え方や生き方を否定するつもりはありません。
ただ明らかに腐ったみかんがあるような場所にいると、腐ったみかんを取り除くか自分たちが逃げるかしない限り、腐食は自分たちにも及びます。
そしてみかんだけではなく箱も汚れて傷んでしまうでしょう。
腐ったみかんは人だけではなく改善すべき問題点にも例えられるし、みかんの入っている箱は会社やグループ、家庭に置き換えることができます。
そういう箱を放置しているとどうなるか。
たった一人の悪ふざけをしたアルバイトがSNSにとんでもないことをUPしたせいで、その店が閉店に追い込まれることだってありますよね。
時には根本改善を試みて解決しなければいけない問題もあって、それを放置し続けると自分まで腐ったみかんのようになってしまうことも。
自分のことは守れたとしても、腐ったみかんが入った箱のような場所にいつまでも安心していられるとは思えません・・・。
あまりにも顔つきが変わってしまった元同僚を見て、ふとそんなことを感じました。
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後回しにしたり、見ないフリをしても問題は消えない