昨夜の『マツコ会議』に、なんと!前から時々ブログで書いていた占い師のしいたけ.さんが出演されました。
いや~思っていた通りの真面目な人だったなぁ~
占い師になった経緯にはちょっとビックリしましたが(家族全員が不幸だったというような話)、優しい語り口で人を傷つけるような内容を言わない理由が何となくわかりました。
それにしてもマツコさんはなかなか大変な性格をされておられますね。
根は寂しがり屋だと思うのですが、私のことは放っておいて!構わないで(心配しないで)くださいみたいな部分があるとしいたけ.さんに言われていたけど、マツコさん自身もそれを認めていて。
あれだけ売れていて人気もあって、認めて支持してくれる人もたくさんいるのに、どこかでやっぱり自己肯定ができていないのか、人を信頼してはいけないと思っているのかな?という気がちょっとだけしましたね。
有名人なら1度はそんな風に思うのでしょうけど、マツコさんは昨日の話の中で『マツコ・デラックス』として世の中に出るようになってから、マツコとして生きるようになってしまいそれまでの自分とは違う人生をずっと歩んでいる・・・というようなことを言われていました。
羽生結弦選手も、みんなが求める(期待する)『羽生結弦』像を演じている・・・という風に言われていますね。
常にその言動を注目され、勝手な解釈をされた内容を自分の言葉としてネットに流されてしまったり。
会ったこともない知らない人たちに一方的にいろんな場所で好き放題言われるなんて・・・💦
私だったらそんな世界は耐えられないわ~って言うと、夫は決まって「大丈夫、心配するな! お前が有名人になることはないし芸能界にも入れないから!!」と言うんですが(-_-;)
そういうことが言いたいんじゃないのになぁ~と思いつつ、面倒なので言いたいように言わせています。
じゃあ何が言いたいのかと言うと、有名になるって相当なリスクを背負うことであり、それだけの体力とメンタルが求められるのだということ。
大金&地位&人気を得る代わりに失って来たモノもかなりある。
自由とかプライベートとか、自分らしさとか。
いつでも連絡が取れる(繋がる)と思われたくない、何かをしている時に邪魔されたくないという理由でかなり長い期間、携帯電話を頑なに持とうとしなかった私は何を1番大事にしているかというと『自由』
束縛とか制限とか監視とか絶対に嫌で、昔は「昨日どこに行っていたの? 連絡したけど繋がらなかった」と言われただけでウンザリするぐらい、誰かにアレコレ言われるのが苦手だったんですよね(;・∀・)
コソコソするのも嫌だし、干渉されるのもダメだし。
でもこういうのって全部、自分を守るためにそう感じているんだよなぁ~とふと思いました。
嫌と無理とか苦手って言えない人も多いです。
人に合わせ過ぎて、誰かの機嫌を取るのに一生懸命過ぎて、自分がどう感じているのか、何を考えているのかもわからなくなっている人もいます。
マツコさんたちのように、自分じゃない誰かを演じながら何だかおかしいと違和感を持ちつつも、流れに乗っていたらいつの間にかそういう生き方になっていたという人もいるでしょう。
ただどこかで、マツコさんみたいにそのことに気づきながらまぁ仕方ないよね~って生きているのと、違和感すら持たずにおかしな人生を当たり前と受け止めてしまっている人は全然違うかな?と。
やっぱり最低でも自分が何を苦手とし、こんなことだけは絶対にしたくないというのだけは自覚しておかないと、誰かに乗っ取られた自分じゃない人生を歩むことになるとは思いました。