辛くて苦しんだ時期はその時にはそんな風に思えなくても、何年か経って振り返るとそれらは全部繋がっていて無駄なことではなかったと思えます。
今の夫、今の仕事や生活に落ち着くまで(と言っても根無し草なので多分まだ変化はするだろうけど。笑)すごく遠回りをしたようにも思えますが、結婚したいと強く思っていた20代にもしも今の夫と出会っていても好きにならなかったでしょう。
7年引きずった元カレを何とも思わなくなったから1回目の結婚ができ、やがて(なんでこの人と結婚したんだろう? 私の本来のタイプじゃないのに)と気づいても、元カレを思い出して(やっぱりあの人が良かった・・・)とならなかったのは、気が済むまで元カレを想い切った上で他の人と結婚をしたから。
(☟元カレを引きずった話はこちら)
元彼が忘れられない 新しい恋ができない
それほど好きとは思えない人との結婚生活をそれなりに長く続けた間に自分の価値観をどんどん形成して行けたので離婚の決断ができたし、不妊とか難聴とか予想外の出来事に見舞われてもまぁなんとか乗り越えて。
仕事も長く続けられなくてずいぶんもがいて来ましたが、そういう経験をしたからこそ今の仕事に辿り着いたのだと。
結婚相談所の仕事なんて、正社員で働いていた仕事が全然面白いとは思えず、辞めたいなーと本気で考え出した頃に求人を見つけ「面白そう!」というだけ正社員をあっさり捨ててアルバイトから始めましたからね(;´∀`)
すぐに正社員になれましたが、ラッキーだったのではなくこれまでの社会経験&人生経験によって発揮できた仕事ぶりを認められたからだと思っています。
全然違う職業を選んでも、これまでの業務内容を違う形で活かせることはできますよね(*^-^*)
相談に乗るのは友人たちの恋愛相談にずーっと乗って来たから難なく対応できたし、一緒に買い物に行き婚活用の服を選ぶなどはアパレル販売経験があったからで、連盟のサイトを使いこなせたのも経理でいろんなソフトの会計入力をこなして来たから苦手意識がなかったと言えます。
転職を繰り返し、いろんな経験をして来たからこそ身についた問題解決能力&対応力なのだとしみじみ思いました。
結婚相談所で働くという経験がなかったら、今も私は愚痴や不満を抱えながらもどこかで雇われる仕事しかしてなかったと思いますが、面白そう!と婚活カウンセラーをしたことでより自分らしい人生になっています。
もっと早くに離婚すれば良かった&年月を無駄にしたと最初は思っていましたが、都会生活を相当楽しんで推し活という意味では本当に良い思い出しかないし、あの頃に離婚をして田舎(地元)に戻り、ハローワークの職業訓練であの講座を受講したから今の夫と出会ったわけで。
男性に何を求めるのか?(好きになる時にどこを重要視するのか?)を1回目の結婚で気づけたので、✖が2つもあってそれぞれに子供がいて、当時は職&お金もナシというかなり厳しめの条件(結婚相談所には入会できないレベル)の今の夫と交際する気になったのです。
ある友人は、上記のような厳しい条件の男性と付き合うなんてあり得ないという考えだったので、それを知った上で付き合っている私に「本当にすごく好きになったんだね」と言っていましたが、ちょっとそれは違う(苦笑)
見るポイント&気にする部分が友人とは違っていただけで、いろんな人を見ていろんなことを経験して来た変わり者の私が「この人、面白そうだな」と感じる男性が珍しかったのと、表面的な部分ではなく芯の部分で共通するものを感じたからなんですよね、交際したのは。
すごく好きじゃなくても許容範囲なら私は全然付き合えるし、再婚なんてその時は全く考えてなかったし。
だからまだ自分が確立されていない20代で出会っていたら、そういう視点で今の夫を見ることはなかったので出会っても好きになることはなかったと思うのです。
そうやって考えて行くと、小田和正さんの歌のようにあの日あの時あの場所で出会って誰を好きになるとか、どういう仕事に就くようになるとかどのような生活を心地良いと思うかなど、これでま辿って来たことが人生として1つに繋がっていると思いました。
前に『人生は選択の連続』というブログを書きましたが、どのような人生を歩むのかを積み木やLEGOブロックで何を作るか?に例えると、積み木orブロックというのが『選択』になると思います。
人生は『選択』の連続で成り立っている
行き当たりばったりの選択をして来たようでも、私は面白いものを作る(=人生を楽しむ)と決めていて、他人からどう思われるか?ではなく自分が面白そうと思えるブロックを選択していたので、一般とはずいぶん違うユニークな形に仕上がり、他人からどう見られようが自分では満足できる人生になっているのですね(´▽`*)
結局、その時その時の選択の積み重ねで今の生活や生き方になっていますので、それが思っていたのと違うと感じるのなら、どうあれば自分は満足できるのかを考えて『選択』を変えて行くことで修正は可能。
これまでの人生を振り返っても繋がっているように思えないのなら、こうした方がいいだろう&こうすべきでは?など誰かのためだけに何かを選ぶなど、自分の本心で選択ができていないからかもしれません。
こういう感じの物を作ろうとイメージしなければ作品が作れないように、人生もイメージを持たないまま選択を繰り返すだけだと思いとはかけ離れたものになります。
これまでを振り返って、あー確かにちゃんと繋がっているかも!と思えるような生き方ができていますか?
できていたら大丈夫。
そのことに気づいて自分で自分の生き方を認めることができれば、自分らしい人生を送れているのです。