私はわりと「ふと気づいた、何となくそう思う」ということが多いです。
夫には「だから前からずっと俺がそう言ってたでしょ!」と言われてしまうこともあるのですが、誰かに言われるより自分自身で本当にその通りだと理解することが大事。
誰かに言われて「確かにそうかもなぁ~」と思っても、頭では理解してるけど気持ちが納得できていないってことはよくある話。
「ふと気づいた」は、やっと頭の理解に気持ちが追いついたか頭と気持ちが一致した時なんですよね。
変わるキッカケとなり行動を起こすために必要なのは自分でふと気づくこと。
これがないと変われないし行動できません。
誰かに相談をしてアドバイスをもらっても悩みが手放せない人や行動に移せない人は、本人が納得できていないか気づけていないからだと思います。
例えば熟考型の慎重な性格の人、いろんなことを消化したり理解するのに時間をかけたい人は納得するまで動けないし、他人の意見に耳を貸さない人(自分は間違ってない、私は悪くないと思うタイプ)は気づきが得にくいため不満を溜め込みやすい。
話は変わりますが、日本って令和になってもやっぱりまだ「普通はこうでしょ?」という1つの枠にさまざまな個性を持った人間を当てはめようとする国だなぁと思います。
だから「こういう時、他の人はどうしているの?」という風に自分がどうしたいかより周りのやり方に合わせようと考える人が多いですよね(;´∀`)
この考え方が習慣化すれば増々自分の気持ちは置いてけぼりとなり気づくことが減ります。
ふと感じたことはあっても無視や否定をしてしまう。
そして世の中の正解に合わせているのに上手く行かない、悩みが解消されない・・・となるのです。
こうすべき、こうした方がいい、こんなことを思ってはいけないというのを取っ払い、ふと頭に浮かんだことや咄嗟の心の動きに注目しましょう。
上手く説明できなくても何となくそう思ったことが本心だったりしますよ。
時間が経つと薄れることもありますが、私はそういう一瞬一瞬の気持ちのカケラを集めています。
パズルを完成するようにカケラをピースとして1つずつはめ込んで行くんです。
とにかく思ったことをスルーしないで受け止める。
自分の心の動きを観察するという感じでしょうか。
誰かの意見はあくまでも参考程度、ピースがそこそこ埋まればどういうパズルが出来上がりつつあるのかを見ます。
パズルの放つ雰囲気が明るく楽しいうちは続ければいいけど、不満・しんどい・苦痛などネガティブなピースばかり増えて不穏な空気になっているのなら、その人やその場所から離れるかこれまでと違うことをするという決断ができます。
つまりふと思ったことを集めて見つめれば私はどうしたいのか?がわかるということ。
「自分の気持ちを大切にしましょう」と言われてもどうやって大切にしていいかわからない、大切にするってどういうこと?と思う人は、ぜひこの方法を試してくださいね。
大丈夫じゃないのに大丈夫と言い、苦しいのに平気なフリをしたり。
誰かに対して腹を立てたのに(こんなことで怒るなんて大人げないかも)と自分の感情を否定するからストレスになるのだと思います。
それを口にすることで誰かを傷つけるかも? 空気が微妙になりそうだと思ったら言わなければいいだけ。
せめて何を感じてどう思うかぐらいは自分の好きにさせてあげましょう。
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