女性の場合は30・40・50歳という年齢を目前にした時や、周りが次々と結婚&出産して行くのを知った時。
あるいは友人が長年の夢を叶えたりビジネスで成功を収めたと聞いて、周りに比べて自分は誰からも評価を受けていないと感じてしまった、今は何も問題はないけど先が読めなくて老後をふと想像した時などに
このままでいいのかな・・・
と思い始めます。
あるいは、
自分の人生を他人に委ねている
こういう状態で将来が見えなくなると漠然とした不安を感じるみたいです。
これは例えばどういう状態かと言うと、結婚するかしないかは彼次第とか自分には経済力がないので結婚生活が夫の稼ぎ任せになっていて、だけど彼は結婚しようとしてくれない、夫の収入が少なくて描いていた生活が送れないなど。
豪華客船までは望んでいなくて、だけど普通に船旅はできるぐらいの大きさと設備が揃っている船だと思って乗船したら、底に穴が開いていていつ沈むかわからない船だった・・・みたいな感じでしょうか。
20~40歳ぐらいまでを思い出すと私はまさにそんな感じで、今は平気だけど先を考えるのが怖いという漠然とした不安をいつも抱えていたように思います。
行動を起こせないから襲って来る不安と、行動しているのに結果が出ていないことへの焦り。
こういう不安を消すためにはビジョンを持つこと、こういう風に生きたい、こんな自分でありたいという『自分軸』をしっかりと持ち、自分で自分を支えることが大切です。
離婚を決めた辺りから1度しかない人生を真面目に考えるようになって、どんな風に生きることができたら私は満足できるんだろう、不安を感じなくて済むのかな?という問題と向き合って来ました。
私の場合はいつからか『自分らしさを大事にする』『人生を楽しむ』が目標になったので、自分らしくいられない職場は無理をせずに退職し(苦笑)、楽しいと感じるモノや一緒にいて楽しめる相手を求めるようになったので、今は不安よりも幸せを感じやすい日々になったのでしょう。
漠然と感じている不安も、不安としっかり向き合えば自分が何を気にしているのか、どんな点を心配しているのかが見えて来ます。
自分が本心ではどう生きたいと願っているのかを知ろうとせず、漠然と感じる不安の正体を突き止めようともしないからずっと不安なままなのではないでしょうか。
人生が川の流れのようなものだとすると、穏やかなせせらぎの日もあれば激流のような日もあるわけで。
備えあれば憂いなしと言うように、激流を予想して(心の)準備をしていれば心配無用となり不安も減ります。
なのでまずは明確なビジョンを描きましょう。
その川がどこに向かって流れているのかを知らないままボートを漕いでも行きたい場所には向かえません。
目的地に繋がっている川を選び、悪天候でも耐えられるボートを用意して、途中で起こりうるアクシデントを予想しながら進むから望んだ場所に無事到着することができます。
どこに行き着くかもわからないのにみんなが選んでいる川を何となく選び、どういうことが起こるかを想像もせずに流れに身を任せてしまうので、漠然とした不安が消えないのです。
『月曜から夜ふかし』を見ていると、歯がなく家族もおらず、仕事をしているのかさえよくわからない50代以上の男性が度々登場します(;´∀`)
見た目は・・・だけどお酒を買うぐらいのお金はあって、なぜかみんな悲壮感はなく飄々としてる。
この人たちはこれまでどんな風に生きて来て今こんな感じで平気なんだろう?と、失礼ながらも不思議に思うのですが、ある意味いろんなことを諦めたり手放して生きている人は強いです。
欲がないので悩まないし
不安にもならない
つまり、不安や不満、悩みが多い人というのは少なくとも今の状態では満足できない、このまま年を重ねるのだけは嫌だと思っているから。
自分にも(何か)できるはずと思っていたり、このまま人生を終わらせるものか!みたいな思いや願いがあるからこそ、そうならなかったらどうしよう?と不安を感じてしまう。
諦めてラクになる道を選ぶか、それは嫌だと思うのなら強い意志を自覚してビジョンを描き、実現に向けて行動を起こして行く強さが必要。
そして、漠然とした不安が何なのかを見つめ、消すためにどうすればいいかを考えることができればいつしか不安感は薄れて行くでしょう。
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人生は『選択』の連続で成り立っている
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