久しぶりにこのコーナー(?)が戻って来ました。


今回は、自信・自己肯定感ゼロという女性の悩みに勝手に答えて行こうと思います。



2人の子供がいるアラフォー女性です。


これまでの人生で何一つ自分で決めたことがなく、子供の頃から仲の悪い両親の仲裁役をしたり親に言われるままに大学を決め、常に穏便に周りに合わせて言われた通りにしていれば丸く収まると思って生きて来ました。


ただ年齢を重ねるにつれ支障が出て来てしまい、自分がどうしたいのかわからず、人の気持ちを考え過ぎて疲れます。


高収入の夫のおかげで生活は安泰、子供たちは楽しそうに学生生活を送っているので問題ありませんが、夫との関係は冷え切っていて無視をされたり何か言おうと思っても言い負かされるだけなので何も言えません。


外泊もよくしますので浮気もしているように思います。


自分がどうしたいのか何が言いたいのかさえわからず、いつまでも子供のような気がします。


この女性はAC(アダルトチルドレン)かもしれません。


親との関係が良くなく子供の頃から子供らしい生き方が許されず、違う自分・良い子を演じたりすることで家族を保とうとして来た結果、大人になって生きづらさを抱えてしまう人です。


若い頃はそれが普通にできていても、年齢と共に負担が大きくなり心が叫び声を上げるようになったり、このままで良いのかな・・・?と悩み始めます。



日本では意外と多いように思います。


毒親と呼べるほどではなかったとしても、親は子供に期待したり自分たち大人の勝手な都合を押し付けて来ます。



「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」

「お兄ちゃんは普通にできるのに、どうしてあなたはそんなこともできないの?」



こういうセリフを言われた人はけっこういるのでは?

私もよく言われました💧



だけど親の言うことを聞かない憎たらしい性格をしていたおかげで(苦笑)「勝手に私を先に産んでおいて、お姉ちゃんだから我慢しろとは何事か? お姉ちゃんに産んでくれなんて言ってないし、そんなの理由になってない!!」と余計に親に反抗していました(;^_^A



けっこうな年齢になるまで親のせいにしたり生きづらさは感じていたけど、子供の頃から言いたいことを言える性格だったから自由に自分らしく生きられているのかも。





この女性の悩みは夫との関係修復ではなさそうなので、そこはスルーして自分がどうしたいのかわかるようにアドバイスをしたいと思います。








どのような些細なことでも良いので、毎晩 日記をつけることから始めませんか?


長年自分の心を閉ざして来られたので、感覚がわからなくなっているのだと思います。



昔できていたスポーツ等を再開する時、やめていた期間が長かった時ほど感覚を取り戻すのに時間がかかりますよね。



それと同じで心にもリハビリが必要です。
焦らず、小さなことから自分の気持ちを確認する作業をして行きましょう。




その日食べた何が美味しかったか、どういうTVを見て面白いと思ったか、何をされて悲しいと思ったのか。



とにかく何に自分の気持ちが少しでも動かされたのか『自分観察日記』をつけてみると、少しずつ自分を理解できるようになると思います。



次に本や映画など、表紙やタイトルで惹かれたものを片っ端から読んだり観たりしてください。



自由に使えるお金があるのなら、1人でぶらぶら歩きをしてふと覗きたくなった店に入り、欲しい物を買い、食べてみたい物を食べてみる。



少し遠出をして自然に触れるような山歩きや大きな公園を散策をするなど、行動範囲を広げて行きましょう。




人に言いたいことを言おうと思ったら、自分の考えを持たないままでは難しいです。

考えを持つために、自分は何に喜びを感じ、何をされるとイヤなのかを知っておく必要があります。



だからまずは鈍っている感情をもっと感じられるようになってくださいね。





このままでは良くない、そう思ったことがすでに一歩踏み出している証です。



子供さんも大きくなり親から自立しつつあり友達と楽しくやれているようなので、ここからの人生は自分だけのために生きましょう。




もう誰に気に入ってもらおうと思わなくてもいいし、誰の許可がなくても、自分がしたいことをして食べたいものを食べていいのです。


相手の機嫌を損ねるかも?なんて考えず、自分の感じたことを口にする(感想を伝える)ことから始めて行けば、やがて自分の意見も言えるようになると思います。




ここに行きたい、でも1人だと寂しいなぁとなったらご主人に「今度2人でここに行ってみない?」と誘ってみるのもいいと思います。



受け身でいるから楽しくないし、自分がどうしたいのかもわからなくなったので、それをやめればいいのですね。




人の気持ちを考えることができるのなら、自分の気持ちも同じように考えてあげましょう。


むしろ、あなたは自分勝手ぐらいでちょうどいいのだと思います。





自分が大事
自分を最優先する




これを意識して「これからの人生はもう好きなように生きるわ!」と決めてしまいましょう。



どのような親に育てられたとしても、親元を離れた後はもう親の顔色を窺う必要はないし、夫に対して遠慮することもありません。



あなたが活き活きと楽しそうに幸せそうに暮らしている様子を知れば、ご主人のあなたを見る目も変わって来るように思います。

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