突然ですが、みなさんは『仮病』を使って学校をサボろうとしたことはありませんか?
運動が苦手だった私は中学生の頃、体育大会や陸上大会がイヤだったので母親に朝
「ちょっと頭が痛いので風邪かもしれない」と訴え、何回かサボろうとしたことがあります(;´∀`)
でもさすが我が母。
毎回仮病だと見抜かれてしまい、仕方なく行くはめになっていました。
今思うとすごく不謹慎だけど、小学生の頃は健康そのものだったため体が弱い人への憧れがあり、全校朝礼とかの最中に貧血でバタンと倒れるような女の子を羨ましい(みんなに心配してもらえる、という意味で)と感じたことがあります。
色黒で活発でズボンばかり穿いて男子と一緒に遊ぶような女の子が実際は運動ができず、フリフリの可愛い服やスカートを着たいと心の中で願い、か弱い女の子に憧れていたなんて友達は知らなかったんじゃないのかな・・・。
ま、そんな話は置いておき、本題です。
そんな私でも高校生になると病弱に憧れる気持ちはなくなり、仮病を使って休もうなんて考えてもいなかったのに、夜中に腹痛でのたうち回って吐きまくるというナゾの症状に見舞われるようになり、学校を休まざるを得なくなりました💧
夜中に急患で運び込まれ点滴を打たれる&胃カメラを飲む、酷い時は数日間入院というのが年に1回程度、大学時代だけ症状は止まっていたものの、社会人になってからも2・3回それで入院しました。
毎回原因はわからず「神経的のものでしょう」「風邪の菌が胃に入ったんでしょう」で片付けられたのですね(-_-;)
そこからですね。
自分ではわからないけど無理をしているんだと気づいたのは。
なので、
何となく仕事に行く気がしない
何にもヤル気が起きない
と感じたら、適当な理由で仕事を休むようにしました。
もちろん2・3年に1回程度で、サボることを当たり前にはしないように、本当に休みたいと思った時だけですけどね。
数日前からそういう思いに囚われ出すので、それは「そろそろ1回休め」という自分への合図なんだと思うようになったのです。
昔は、学校はサボってもいいけど、熱もないしどこも(体は)悪くないのに仕事を休むなんていけない、そう思っていました。
でも「何にもヤル気が起きない」と自覚した時はすでに相当ストレスや疲れが溜まっている状態なのですね。
なのに「病気でもないのに休んではいけない」と、自分が自分に休むことを許さないせいでさらに状態が悪化して行くことになります。
そのことに気づいてからは、全員参加のどうしても参加したくないイベントがあった時も
「明日からの社内旅行には行かない」と先に決めておき、計画的犯行に出るようにしました(´∀`*)ウフフ
前日ぐらいからしんどそうな顔をして周りに体調が良くないアピールをし(苦笑)、体調不良を理由に無理をしてまで参加しないようにしたのです。
そして休んだ時はトイレ以外ずーっと布団の中で寝て過ごしました。
もう何も考えたくないし何もしたくないと私の体がそれを望んでいるのだからその通りにして何が悪いのか?と、
サボることを自分に許したのですね。
それからナゾの胃痛は99%消えました。
そもそも仮病だなんて自白しなければ誰にもわかりません。
仮にわかった人がいても「仮病でしょ?」なんて身内以外は言いませんよね~
誰にも何も言われないのに、サボることを自分が許さないせいで病んで行くなんておかしいですよね。
頑張っている自分に対してさらに厳しくするのはやめましょう。
人に迷惑をかけてはいけない
病気でもないのに仕事を休んではいけない
そんなこと思う必要ないですよ。
本当に高熱が出るなど具合が悪かったら休むのは当たり前だし、コロナかも?ってなると仕事に行きたくても来るな!と言われるわけじゃないですか。
突然倒れたり事故にでも遭ったら仕事なんて誰だってできないのです。
つまり、サボりであろうが本当の病気であろうが休むことには変わりなく、
休む理由を自分が納得できるかどうかだけなのですね。
これは自分にとって必要な休養
そう思えたら、それはサボりではなく本当に必要な休みということ。
時々は仕事も家事も付き合いも放棄して、思う存分ダラダラしたっていいのです。
機械でもずーっと動かし続けたら壊れますよ。
体だけじゃなく心のある私たちは、
機械よりよっぽどか壊れやすい。
だから自分で自分を大事にしないといけない。
無理をしていることは他人にも伝わるけど、
無理をやめて休もうとするのは本人にしかできません。
2021年もあと2週間ほどです。
穏やかに健康に年が越せますよう、くれぐれもご自愛くださいませ。