スローな展開だった中国ドラマ『逆転のシンデレラ』が30話近くになって一気に動き始めました。


日本でも『彼女はキレイだった』としてこの夏に放映されていたので、それを見ていた方ならストーリー&結末をご存知のことと思います。




知らない方のために登場人物&あらすじを説明すると、

フイジェン・・・ハオユーの幼馴染みで雑誌編集部の研修生、ハオユーが好き

チャオ・・・フイジェンの親友、フイジェンの振りをしてハオユーと会ううちに好きになり付き合い始める

ハオユー・・・雑誌の副編集長、幼馴染みのフイジェンが好き 偽物と気づけずチャオと交際

イームー・・・雑誌編集部の先輩、何かとフイジェンにちょっかいをかけるけど本気でフイジェンが好き



幼馴染みでお互いを想い合っていたフイジェンとハオユー。
ハオユーがアメリカに行ってしまい疎遠となる。


12年振りにハオユーから連絡が来て会うことになるものの、待ち合わせ場所に現れたハオユーを見て戸惑いを隠せないフイジェン。


太ったメガネ少年だったハオユーはスラリとしたさわやかイケメンへと成長。

それに比べ優等生で美少女だったフイジェンは自分に自信を失くした残念な女性になっていたため親友のチャオに代役を務めてもらい、もう会うことはできないと伝えてもらう。



ところがフイジェンが働く雑誌編集部にハオユーが副編集長としてやって来る。
チャオとハオユーも偶然再会を果たし、本当のことが言えないままチャオはフイジェンの振りをしながらフイジェンにも内緒でハオユーと会い続ける。



慣れない仕事で何かとやらかしてしまうフイジェンに理由も聞かず辛辣な言葉を浴びせ、解雇までしようとした非情なハオユー。


だけど何気ないフイジェンの言動に(彼女の方が幼馴染みのような気がする)と気になり始め、フイジェンだと思い込んでいるチャオよりも同姓同名で赤の他人だと思っている本物のフイジェンを好きになり・・・



という1つの嘘をキッカケに翻弄され、それぞれが自分の想いに悩み苦しみながらも素直になって行くというストーリーです。



画像は公式HPよりお借りしています





少し前までは、本当に優しくて良い子のフイジェンを応援していて、ツンデレで思いやりのないハオユーより絶対にイームーの方がいい男なのでフイジェンにはイームーの気持ちを受けて入れて欲しいと願っていました。




ところが最近のフイジェンは自分の想いとハオユーだけに一生懸命になり過ぎて周りが見えていない💧
チャオの苦しみにも鈍感だしイームーのひたむきな気持ちを蔑ろにし過ぎ。


フイジェンは自己犠牲の精神も強いので、まさに昨日のブログで書いたような気を遣い過ぎてたまに自己中心になる人そのもののような気がして来ました・・・( ;∀;)




何より幼馴染みには優しくするけど、幼馴染みではないと思っている本物のフイジェンには冷たく、パワハラのような言動を繰り返していたのでハオユーの良さが全然伝わって来ないんですよね、このドラマ。



そして実は幼馴染みではなかったと知ったとたん、今度はチャオの話を聞こうともせず突然態度を豹変させ突き放すというね・・・。




フイジェンもチャオの嘘&本当の気持ち、チャオの彼が実はハオユーだったと知ってしまうのですが、チャオのことは嫌いになったり怒りもしないし許すと言いながら、告白をしてくれたハオユーとは「好きだから付き合いたい」と、イームーにハッキリ告げてしまうんです😿



主人公の2人が自分と好きな人のことしか考えていない展開となり何だか悲しくなってしまいました。




この展開、どこかで見たなーと思ったら最終回まで見たけどこのブログでも文句?を言っていた『この恋あたためますか』に似てるんですね、今のところ。

サブのキャラが主人公より良い人過ぎて、サブの方を応援したくなってしまうという意味で。




元々はフイジェンがチャオに協力してもらい幼馴染みのフリをしてもらったことから全てが始まったのだから、チャオは確かに途中は自分のことだけしか考えず嘘をついたりしていたけど、ある意味では被害者。



なのにフィジェンは自分の方がチャオに騙され傷ついた側になっているんですよね。
自分だって散々イームーが何度もしてくれた告白を冗談としか思わずイームーを傷つけてばかりいるのに。



恋は盲目とはまさにこういうことか・・・という感じ。


画像は公式HPよりお借りしています






昔を知っているというのは安心感があるし、ずっと忘れずに好きだったというのはそれぐらい想いが強い。


今のその人を見て知って好きだと思う以上に、あの頃の思い出とか好きだった気持ちが勝ってしまう。


例え過去など関係なく誰かを好きになったとして、それが好きになってはいけない人だとわかっていても自分でもコントロールできない。



それが『好き』という感情。



ドラマ関係なく、この好きというのは一瞬で嫌いになるほど急に目が覚めることもあれば、少し前まで何とも思っていなかった人を突然意識し始めることもあって、強いようでもろい感情でもあるのですよね。



始めの頃はこの気持ちがずっと続くように思えるのに、いつの間にか心変わりをしたり結婚をしたら一気に現実モードになり好きとか関係なくなったり(;´∀`)



そういう『好き』から始まって変化して行く気持ちもまた自分ではコントロールできないので、余計に悩んだり苦しんだり切なくなってしまうのかもしれませんね。




この中国ドラマ、まだあと10話もあるんですよ。
中国ドラマは韓国ドラマよりも長いみたいですね。



主役の2人が恋人同士になるにしても、納得の行く展開にして欲しいな~と思っている私です。

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