私のいた結婚相談所には、リーダー的なカウンセラーが数人いて、そのカウンセラーに婚活のサポートをして欲しいと入会する会員もたくさんいました。



主役と脇役、スターと縁の下の力持ちがいるとしたら、間違いなくその人たちは主役であり(相談所の)スターのような存在。



自己アピール力があり言動も堂々としていたし、他の相談所のカウンセラーとの立ち回りも上手く、目立つこと&人前に出て話をするのが大好き!という人でした。




すごいなーと思う反面、思いやりや共感力が低いのか会員に対する好き嫌いも激しく、「言うことを聞きなさい!」と押しの強い面もあったので(この前☟ここで書いた知識と情報で対応するタイプ)

信頼できるカウンセラーを見抜く方法




婚活の相談をしていた会員の中には(あれ、なんだかこの人は自分の考えとは違うことを私が言うと怒り出す?)と気づいたり、散々なことを言われるうちに(いくらなんでもそこまでダメ出しするっておかしいんじゃないの?)と思う人たちも出て来ました。




自己肯定の低い人や自分を責めてしまうタイプの会員は、カウンセラーに怒られる自分が悪いんだ・・・と落ち込みます。



中にはプチ反撃をした会員もいましたが、想像を超える攻撃的な発言を繰り返されたり、逆に拒絶されたりして退会してしまう人もいたのですね。





そんな時、私を頼ってくれた人のことはそのカウンセラーたちへの愚痴も聞きつつ励まして婚活をサポートできていたのですが、どうにもしてあげられない人たちもいて何とも複雑な気持ちでいました。







多くの人は、誰がしたか?(誰がそれを作ったか? どういう立場の人の発言か?など)で支持する・しない、評価する・しないを決めています。



人気ブランドの商品は良い物に間違いないし、有名シェフの作った料理も美味しいに決まっている。

結果を出して来た社長の意見は絶対だからおかしいと思ったらいけない。

好きな彼の言ったことなら何でも許せるし信じる・・・みたいに。




そうやってその人がどれだけ有名で人気のある人かどうか自分にとってどういう存在なのかで判断をしがち





だけど味覚は人によって異なるので、食べ物だったら人気店であるとかいつも1時間待ちという情報ではなく、自分の味覚で美味しいかどうかを感じようとすること。




発言や行動なら、相手の肩書や好きな人だから・・・ではなく、どういう内容を伝えようとしているのか?に意識を集中させて自分の心の動きを知ろうとすること。



これが大事です。









誰が言っているのかではなく、何を言っているのか?で判断すれば、


40代でそんな程度の外見で
ハイスペイケメンを狙うなんて
無理に決まってるでしょ!!

あなたは文句を言える立場じゃないの!


というような発言は、カリスマ的なカウンセラーであっても「酷い」=言ってはいけないこと、となるはず。




確かに、無理は無理なんです(;´∀`)

でも言い方ってあるじゃないですか。





会員が思ったことをただ伝えているだけなのに激怒して泣かしてしまうとか、相談をしているのに勝手な決めつけであーだこーだ言い負かそうとして不快な思いをさせるとか、適当なことを言って真剣に話を聞こうとしないとか。




脇役で縁の下の力持ちタイプの私はそういうのをずっとそばで見てて、主役がそんなんじゃあちょっともう一緒に働くの無理です💦となって辞めたようなもの(;^_^A







今日の話は別に結婚相談所だけではなく、恋愛&結婚相手としてどういう人を選べばいいか、この人を信じていいのかな?を判断する時に役立つと思います。





イケメンだから許せる、有名人と付き合えているのだから何をされても我慢しないと。

そう思っていても心がズタズタになるほどの仕打ちをされると、最終的には被害者として『暴露』という形で週刊誌にネタを売る人とかいますね。



有名人に言い寄られるときっと舞い上がるほど嬉しいでしょうけど、どんなにその人が魅力的であっても初期の段階でその人の自分に対する言動をしっかりと見て判断していれば被害者にはならなかったと思うんですね。




相手が誰であろうと、


言っている内容

やっていること



これをしっかりと見ましょう。






人柄と言動は一致しているので、優しそうな雰囲気を放っていても言っている内容が酷い&していることが残酷なら、それが自分対してではなかったとしてもその人は残酷な酷い人なんです。




自分には優しいから、他に良い面があるから・・・と長く付き合って、そのうち自分にまで酷いことをして来たのでようやく気づいた場合、「騙された」とは言えないのではないでしょうか。





言っている内容、していることを観察していたら、どういう人なのかは見えて来ます。



外見の良し悪しや肩書、有名かどうかなどに惑わされないよう、その人の言動を見て判断して行くようにすれば自然と信じていい人とはどういう人かがわかるようになるでしょう。



(☟こちらも合わせてお読みください)
好きが先か信用が先か ~信頼できる人とは~

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