数年前からよく聞くようになったHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)、通称『繊細さん』
前に少し☟こちらでも触れました。
アメリカの心理学者アーロン博士によって名付けられ、5人に1人は当てはまると言われています。
その特徴は以下のとおり。
*物事を深く考える
*刺激や大きな音が苦手、光に敏感
*共感しやすい
*感覚が鋭い
*映画の世界に引き込まれやすい
*人混みや大勢でいると疲れる
*人の何気ない言動を気にする
*些細なことで落ち込み傷つく
*人の機嫌や反応を敏感に察知する
*言いたいことを我慢してしまう
*人の目や顔色を気にしてしまう
*頼まれるとNOと言えない
*感情の波が大きい
*誰かが怒られると自分も怒られた気になる etc.
いくつかだけ当てはまる人も含めると現代の日本人の多くがHSP気質であると言っても過言ではないように思います。
有名人でも自分はHSPだと言っている人もいますよね。
https://d21.co.jp/news/event/hsp-self-check/question/
ここで本当に簡単な確認ができるのでやってみると、私は
あなたはHSPではなさそうです
と出ました(;´∀`)
特徴にはけっこう当てはまるのにHSPではないと(このサイトでは)診断されるって面白くないですか?
HSPは病気ではなく気質、その人の持っている特徴(個性)のことなのですね。
そういう性質を持った人がみんな同じ考えで似たような行動を取るなんてこともありません。
HSPでも外交的な人はいるし、私のように気にせず生きるポジティブで行動的な人もいるということ。
つまり、
私はHSPだから○○はムリ
なんてことはないのです。
人は生まれ持った性格や性質、環境により出来上がった思考、出来事により生まれる感情など様々な要素で今の自分になっています。
自分を作っている1つがHSPというだけ。
だから自分を深く知りHSP以外の面にも気づき、個性と上手く付き合えている人はそれほど生きづらさを感じず、自分のペースで人付き合いをしたり、快適な環境を築き穏やかに暮らしています。
私は3D映像や動き回るライトを見ると気分が悪くなります。
大きな音にもすごく驚くし人混みも苦手です。
子供の頃から涙もろく感受性が強いと言われ、とくに可哀想な動物の出て来る映画等は作り話だと理解していても苦しくなるので見ないようにしています。
人の話にも感情移入して物事をかなり深く追求しますが、シンプルに冷静に物事を捉えるので誰かの機嫌が悪いのを見ても(私が何かしたかな?)とは思いません。
けっこうHSPっぽいのにそれに縛られていない(支配されていない?)という感じ。
単に神経が図太いだけかもしれませんが(苦笑)、とにかく気質のせいで困ってはいません。
だからカウンセラーを仕事にできているのだと思います。
人から変わっていると言われることもよくありましたが、
うん知ってる。
だから何?
と開き直っていました(´∀`*)ウフフ
HSPだから、ネガティブ思考だから何事も上手く行かないと決めつけたり、良くないレッテルを貼るのはやめましょう。
性質としてはこんな感じだけど気にしても治らないし治す必要もない
このままの自分で生きて行く道はいくらでもある
という発想も大切かな?と。
私ってこういう人間と決めつけてしまうのは、自分で自分の可能性を狭めること。
○○だからできないのではなく、○○でもできるやり方もあるよね!と思えたら、どのような性質に生まれたとか関係なく自分らしく自由に生きて行けると思います。