相談所内で、とにかくモテまくっていた女性会員がいました。

30代前半と年齢もちょうどいい感じでしたが、1番良かったのは写真。


優しそうなちょっとはにかんだような笑顔は同性から見ても「可愛い!」となりました。

実際に目の前で見た時は(あれ? 写真とは印象が違うなぁ~)と思いましたが、それでもいいのです。



お見合いは申し込みがあってこそ、申し込みを受けてもらえてこその世界なので、男性に「会ってみたい!」と思わせる写真になっていれば、第一段階クリアなのです。




お見合いでは、お茶をご馳走してもらうことがわかっているのでお礼のクッキーを持参していたようです。

この作戦をしている女性はけっこういますが、手土産の有無はあまりお見合い結果に影響しません。


笑顔でしっかりと「ご馳走様でした」と言えれば問題ないと思います。




彼女は「絶対に無理!」という人を除いては、会わないとどんな人かわからないと毎日何件も届く申し込みを可能な限り受けて、6・7人ぐらいと同時に仮交際しつつお見合いもこなすという、気力・体力ともにタフな女性でした。


仮交際する男性のタイプもバラバラで、とにかく嫌でなかった場合は1回で終了せずに数回は会っていました。



彼女が交際終了を告げて来た時に理由を聞くと「何でも相手が勝手に決めようとして、私がちょっとでも希望や意見を言ったら嫌そうな顔をしたので、今後の交際は難しいと思いました」というような、しっかりと相手を見た上で感じたことを伝えてくれるので、外見やスペックではなく自分に合う男性を探すために人柄を見ようとしているのがわかりました。




最終的に彼女は、たくさんお見合いをして何人とも仮交際をした後で、気に入った男性に自分から申し込みをして、約8ヶ月の活動期間でその男性と成婚退会して行きました。


そんな彼女が実践していたのはこちらです。


・男性から見て「会いたい」と思う写真を掲載

・よっぽど嫌じゃない限りはお見合いを受けて多くの男性と会う


・どの男性にも同じ態度で接する
(人によって態度を変えると信用されにくい)

・いつも笑顔で一緒にいる時間を楽しもうとする

・出会った男性をみんな自分に惚れさせる
(ここがポイント)



女性の多くは、自分がいいなぁと思った男性にだけ愛想良くしたり、自分が気に入った人とだけお見合いや仮交際をしたいと思いますよね?(私も婚活をしていたらそうなると思います)


でもいいなぁと思う人に好かれたいのなら、まずは自分が何とも思っていない男性を自分に惚れさせることができないと無理なんですよね・・・。



何とも思っていない男性にすら興味を持ってもらえないのに、本命だけ振り向かせられたら・・・と思う方が間違い。


彼女は多くの男性を魅了できるような女性だったから、選ぶ側になれたのです。



誰からも選ばれないのに、選ぶ側にはなれない


悲しいけどこれが婚活の現実。


男性に対して安心感や癒しを与えられるかどうかは重要



最初にも書きましたが、写真は本当に誰から見ても可愛く写っていましたが、実際に会った彼女はごく普通の女性でした。

でも笑顔が印象的で親しみやすさがあり、人に安心感を与えるような雰囲気でした。



全く笑わない無表情の北川景子さん似の美人より、ニコニコと笑顔で楽しそうにしている女性を男性は「可愛かった。 また会いたい」と言います。



目の前にいる男性を楽しませることができないのなら、本命を前にしたら緊張をしてもっと楽しませることなんてできないと思います。


彼女は、多くの男性から好かれる自分をしっかりと作り上げ、自分に自信をつけた上で本命に挑むという方法を取り、有利な状況になっていたから最後は自分が選び・選んだ男性からも選ばれることができたのでした。



(②はこちら☟)
こうして私は結婚しました 結婚相談所の成婚者から学ぶ②

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