学生時代のある友人は「どうして○○しなかったの?」という風に理由を聞くと


怒られると思ったから
迷惑かな?と感じたので
忙しそうにしていたから



という言い方をよくしていて。




何気なく言っていたと思いますが、彼女のこのセリフを聞く度に私のせい(私のため)なの!?と複雑な気持ちになっていました。




「そうなると思っていた」なんて失敗してから言われるぐらいなら、そのやり方だと失敗すると思った時に言ってくれたら良かったのにと伝えても、「私の考えが正しいかどうかわからなかったから」と言う。





他にも私が待ち合わせ場所の改札口を西と東で勘違いしていて、(あー勘違いしているかも・・・)と友人は思ったらしいのに教えてくれず、私が西、遅刻魔の彼女は約束時間よりかなり遅れて東改札口に来たため会えないということがあり💦




(間違えたかな?)と思って西と東を行ったり来たりしても向こうが遅刻しているせいで東にもいないし、携帯がなかった時代は待ち合わせすら大変だったんですよね。




で、何度か往復した後ようやく東改札口にいる友人を見かけて声をかけると「あ、やっぱり西にいたの? 勘違いしてるなーって思ったんだけど」とそのタイミングで言い、「○○ちゃんが探して動いていたら私まで探すと余計に会えなくなるので私は動かずここにいた」などともっともらしい発言までしたのです(>_<)



強烈な友人だったのですごい昔のことだけどよく覚えているんでしょうね。






責められたくない

正しいかどうかの
責任を負いたくない

自分が悪者になりたくない



という保身の強い人は「あなたのために気を遣った」という意味をつけ加えたちょっとズルイ言い方=言い訳をよくします。




先ほどの待ち合わせの件は「勘違いする方が悪い」と思うのか、友人なんだし間違っていると気づいたら教えてくれてもいいんじゃないの?というこちらの願いは届きません。



間違いを指摘して相手が不機嫌になったら嫌だし自分で気づくべき、そのうち気づくだろうから放っておこうなんて思っているのでしょうか。






他にも☟こういうタイプはいませんか?


どちらも似たような辛い経験をしたのに「○○ちゃんの方はまだいいよ、私の方がもっと悲惨だった」と可哀そうなのは私の方だと主張する人。



どちらがより大変だったかなんて比べようもないし比べることじゃないのに、他者の身に起きた出来事は軽く考え自分が1番不幸と思いたいタイプ。






ここでそれぞれの特徴をあげます。



【言い訳が多い人の特徴】

何よりもまず自己保身
相手に対する思いやりがない
自分のことしか考えていない
不誠実、不親切
向き合う気がない
反省する気もない
よって同じことを繰り返す




理由・事情を説明することと言い訳ってちょっと似ていますが本質が違います。



どうしてそういう言動を取ったのかわかって欲しいという純粋な気持ちで伝えようとするのなら理由・事情説明。



責任を負う・怒られる・面倒から自分を遠ざけたい意識が働き、向き合うことを避ける目的で述べる言葉が言い訳。



言い訳する人のキーワードは『回避』





【被害者意識が強い人の特徴】

いつでも相手が悪い
客観的に物事が見れない
「○○された」という言い方をする
相手の気持ちを考えない
自分に都合よく解釈する
考えが浅い
自分は絶対に正しいと信じている
よって反省することはない



こんな感じ。




誰だって状況によっては被害者意識を持ったりつい言い訳してしまうことはあります。



今日ここに書いているのは毎回こういう言動を取る、それが当たり前になっている人についてなので(ドキッ ヤバッ!)と思った方は心配しないでくださいね。



このブログを読んでくださる方はそういうタイプではないと思いますので。





別れた相手(元恋人や元配偶者)の悪口を言う人、一方的に相手を悪者にして話をする人は被害者意識が強いタイプ。



婚活中に仮交際相手から離婚理由や過去の恋愛話を聞かれた時、終わった相手を一方的に悪く言う人がたまにいますが、相手はそういうのを聞いて「この人は無理」と思います(;´∀`)



被害者意識が強い人を表すキーワードは『一方的』





「○○された」という言い方は私たちも無意識に使いますが、被害者意識の強い人は自分が相手を怒らせるような言動をして相手が怒ったことを、第三者には「今日こんな(程度の)ことで○○さんにすごく怒られて・・・」という風に可哀そうな自分の話として伝えます。




まともな人は仮に誰かに相談するとしたら「私が失礼なことを言って怒らせてしまった。 どうしたら許してもらえるかな?」と言うでしょう。




自分が○○したという出来事を相手に○○されたに置き換えて話すクセがある人は要注意です。




自分のしたことは棚に上げ、○○されたと変換しているのは反省する気がない証拠(;´Д`)






そんな被害者意識が強く、言い訳ばかりしている人が失うもの


それは


信頼


です。







今揺れに揺れている某TV局はまさに立場のある人たちが被害者意識を持ち、言い訳を繰り返しているせいでどんどん視聴者やスポンサー等の信用を失っている状態と言えるでしょう。




政治家もそうですが、こういう人たちは保身に走りつつ最終的には辞職すればいいとしか考えてなくて、辞職することになったとしたら「辞めざるを得なかった」とやっぱり被害者意識を感じさせる発言をします💧




多くの視聴者、スポンサーが呆れてどんどん離れて行っているのを見れば、被害者意識が強く自己保身に走って言い訳ばかりしている人は信頼を失うということがよーくわかるのではないでしょうか。






結局、


自分以外の人たちに
関心がない=どうでもいい



が根底にあるのだと思います。





他者と関わりを持つのであれば、少なくとも


相手にも心があり
自分の言動でいろんな思いを
させるかもしれない



という風に思っていないといけないのですが、この意識が抜け落ち自分のことしか考えない人はいて。






引退することになったタレントを庇うような発言をする人もいますね。
実際2人の間にどこまでのことがあったのかはわからないし、ファンの人だったら信じたくないしすごく悲しいですよね。




だけど、もし一般社会だったら普通に犯罪で逮捕されていたかもしれない内容だったらどうでしょうか?




有名人だから許されることではなく、相手もTVに出る人でお金をもらったのならなかったことにすべきという話でもないのだけど、お互いに警察沙汰にはしたくないということで示談が成立した可能性だってある。





何にせよ詳細はわからなくても『信頼』を失うようなトラブルがあったのは本人も認めているので事実。



TV局のトップは保身を優先し対処の仕方を間違えた。
それで信頼関係が壊れスポンサーがCMを拒否したり、タレントは引退することになりました。




何があったのか不明と言いつつ被害者側ではなくタレント側の立場で「引退に追い込まれた」と思うのも被害者意識が強い人の特徴。
引退させられたのではなく決めたのは本人だし。




個人的には性加害を認めずまともに謝罪もしないまま芸能界復帰をもくろんだ大物芸人より、今回のタレントの方がずっとマシだと思いましたけどね。



酷いことをしたかもしれないけど、認めて謝罪してお金も払ってTV局に報告もしていたのだから。






話が逸れました。



失うものの大きさを考えたら被害者意識や言い訳はなるべく手放して、他者に対して思いやりと誠実さを持つことがどれほど大事かがわかると思います。





恋人や夫婦で話し合いを避けるのも、向き合おうとしている相手に思っていることを言わないのも、傷つくのは自分だけと考えているから。





そういう態度を繰り返したため相手が諦めて去って行ったとしても「嫌われた」「振られた」「疎遠にされた」と被害者意識で自分と向き合わないでいる人の未来には何が待っているでしょうか?





言い訳を繰り返し被害者意識の強い人たちを何人も見て来て


こういうのって
すごくみっとないな



と気づいてからは、何かあったらまず自分に良くない点がなかったか反省する習慣を持つようにしています。





どのようなことでも気づけたらその後の人生&他者との関係も変えて行けるし、何歳であっても今さらもう遅いということはないと信じているので。




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