いくつになっても始めるのに遅いということはない

したいと思った今がそのタイミング

年齢を重ねただけ人としての深みや重みが加わる




こんな風に、年齢を重ねるのは悪いことではない、気にしないで自由に好きなことをしましょう、という素敵な言葉は世の中にたくさんありますね。


今は40代50代でも年齢を感じさせない若々しい人が増えていて、白髪のまま自然体で生きるのもステキという考え方もあり、いくつになっても人生は気持ち次第で楽しめるという風に変わって来ています。




ところが、そういう時代になってもまだ変わらない世界があります。


結婚相談所での婚活の場です。



結婚生活や相手に求める条件には多少変化はあると思いますが、若い女性だけを求める男性はやっぱりどの時代でも一定数はいるので、結婚相談所では30代後半になって来るとかつてモテた綺麗な女性でも、申し込みをして来る男性のタイプは確実に変化してしまいます。



なのにそれに気づいていない、あるいはわかっていても受け入れられない人が本当に多い。


見た目が若く見えるから、職場でも20代の子より私の方が綺麗と言われると、40代女性が相手への希望年齢を30~38才までとか平気で言って来る💧



好みなのでね、別にいいんですよ、年下しかダメというのなら。


でもそういう人に限って自分から申し込みをしたら全滅、申し込みをしてくれるのは50代✖アリとか年収の低い男性になるので、「相談所にはいい人がいない!」と怒り出すか、ダメ出しのされ過ぎで落ち込んで去って行ってしまうのです・・・。


日常だったら、見た目が好みで若く見えたのなら年下にナンパされることもあるだろうし、年齢を知らないまま好きになってもらえることもあるでしょう。


だけど相談所の扉を叩いたということは、日常でそういう出会いがないからであって、郷に入れば郷に従えと言うように相談所で結婚をしようと思ったら、自分の年齢がどう判断されるのかは自覚をしないといけないのです。




私もいつまでも(今も)気だけは若いつもりでいるので、気持ちはすご~くわかる。
でも結婚相談所では実年齢が大事で『見た目や気持ちが若い』は通用しないのです、残念ながら。


男性でもいます。
年収は高くなく背も低くて、女性慣れしているわけでもないし女性にモテるタイプでもないのに、40代50代で20代後半~30代前半までの若い女性と結婚をしたいと言う人たちが。



20代後半の可愛い女性とお見合いできる権利を、ハイスペイケメンと張り合おうとすることがどれ程無謀なことかわかっているのか?みたいな💦


逆も然りです。
30代前半のイケメンを、40代女性が20代の可愛い子と奪い合って勝てると思うのかな?


どちらも奪い合いにすらならないのが現実。






勘違いしないで欲しいのは、人として劣っているということでは決してなく、婚活の世界では年齢が大事な要素になるので不利ということが言いたいだけ。


ダメと言っているのではなく、自覚をして自分に相応しい年齢層の中から合う人を選びましょう、ということなのです。



アラフォーやアラフィフで婚活を経て結婚をした人たちは妥協したからできたのわけではなく、こういう人じゃないと絶対にムリ!なんてことを言わなかっただけ。


自分も相手にアレコレ希望や条件を出すのだから、相手の希望の範囲に入れなくてお見合いすら成立しないのはお互い様。



高い費用を払ったのだから理想の相手が見つかると思うのは間違い。




私は離婚したての頃、年金を受給している男性に気に入られたことがありました。

アラフォーにもなると言い寄ってくれる男性はこういう年代になるのか・・・とかなり落ち込んでショックを受けました。



最後に恋愛をした年齢ぐらいで止まっているのですよね。


ずーっと恋愛をしていた人ならそんなことはないのかもしれないけど、最後に付き合ったのが20代だったという現在40代の人は、今も20代気分で恋愛ができると思っているのです。


だから年齢をなかなか自覚できない。





独身の友人と合コンをセッティングしてくれるという飲食店に行ったこともありましたが、楽しそうに会話をしている若い男女を横目に「あ~この年齢だと相手がいるかなぁ~?」と言われ、セッティングできたからと後日お店に行ったのに、席がないと言われたり男性陣が大幅に遅れて来たり・・・。


私たちがもっと若かったら多分こんな扱い受けてないよねぇという屈辱的な気分を味わった経験があります。



そういうのが理不尽で耐えられないのなら、相談所は難しいので日常で出会いの範囲を広げた方がいいと思います。




相談所で活動をしてまで結婚を希望する男性の多く(初婚)は、子供が欲しいからという場合が多いです。


だから女性さえ若ければ自分は何才でも問題ない、と自分のことは棚に上げるので30代前半までがいいとなる。



もっともな理由に思えますが、ハイスペだから選び放題だと思っている40代以上の男性が親子ほど年齢の離れた女性と結婚をしたいと言うのは、やっぱり自分の年齢を自覚していないから言えるのでしょう。



例えハイスペ50代男性が20代後半女性と結婚ができたとしても、加藤茶さんの奥様のような例は滅多になく、女性の精神年齢が男性を追い越し尊敬できないと思ったり飾りもののような扱いに嫌気がさせば離婚を切り出されるだろうし、どこぞのドンファンに近いような結末になるのでは?と思います。



有名人でも女性の方がはるかに年齢が上だったり、男性が父親と同じぐらいという年の差婚の多くは離婚をしていますね。


最初のうちは良くてもいろいろと問題が出て来て、若い方が(離婚をしてもまだ若いから違う人とやり直しができる)と考え離婚のハードルを低く感じるのではないでしょうか。




ちなみに、これだけ散々年齢に関することを書いておきながら、最後に「えー!!」と言うようなことを書きますが、私の父は母より10才以上年下です。


母が亡くなるまで夫婦だったので金婚式も迎えています。



もちろん恋愛結婚で、どちらかが変わっている人だったら(うちの場合はどちらも)続くこともある、とだけお伝えしておきます(苦笑)

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