☟前回の流れで今日はこの2つの違いを綴って行こうと思います。


都合よく解釈して気持ちのまま行動する




欠点のない完璧な人はいないので、



無理なく許せる範囲内で
欠点に目をつぶり
良い部分を見ること



が人間関係には必要です。




そうは言っても些細なことが気になったりするんですよね(;´∀`)



家でも職場でも、他の人のこういう所が気になったりしませんか?



何度言ってもトイレのフタが開けっ放し、脱いだ衣類をその辺に置く、食べた後の袋をゴミ箱に捨てない、使った食器を自分で洗わない、使った物を元の場所に戻さない、教えた通りのことをしてくれないetc.





だけど上記のような気になる面があっても、すごく合う部分があったり優しくて一緒にいると楽しいと思えたら、



まぁいっか
私も完璧じゃないんだし




と割り切って、良い部分を見て付き合うようにしないと多分誰とも親しくするのは難しいと思います。





ただ、こちらだけが「良い部分を見て欠点には目をつぶって仲良くしよう」と思っていても、相手がこちらのことを「自分にとって都合がいいから」と考えて付き合っていたら、いつか関係は破綻します。





長年の友人数名と疎遠になったのはこれが理由。



私は「変わり者の自分を受け入れてもらえてありがたい、なので多少不快なことをされても気にしないでいよう、大切な友人だから」と考えていましたが、友人たちは「変わっているけど面白いし、何をしても何を言っても平気で、話を聞いて欲しい時はいつでも聞いてくれるから」と、都合が良かったので付き合ってくれていたのかもしれません。





何をしても何を言っても平気、というのは私の気持ちを無視した都合のいい解釈です💦



彼女たちはそう捉えることで私に取っている態度は間違っていないと思っていたのでしょう。





他の人には気を遣うと言うのに、私にだけそういう態度なのはどうして?と不思議だったんですが、考え方・捉え方の違いだったのです。




同じ花でも咲く向きが違うように、同じ人間だけど捉え方や見ている方向が違うということ。








話は飛びますが、コメンテーターの山田美保子さんの記事を読んで、まさにこの発想こそが自分に都合よく解釈するの典型だよなぁと感じたことがありました。





不倫を正当化する人の中には「すでに夫婦関係は破綻していた」と自分たちに都合よく考え、「だから私と不倫しなくても離婚していたと思う。私が家庭を壊したわけじゃない」と言う人がいますよね?




もちろんそういうケースもあると思います。



例えばヒロスエさん夫婦はすでに破綻しかけていた気がしますが、シェフの方はヒロスエさんと出会わなければ夫婦円満だったんじゃないのかな?




山田美保子さんは20代の頃に夫が不倫をして、不倫相手から嫌がらせの電話をされたり家にまで訪ねて来られた、という経験があるそうです。



本人も周りも『仲のいい夫婦』と思っていたので夫婦関係が破綻していたということはなく、青天の霹靂だったとか。





不倫する夫と不倫相手の女性は「妻とは上手く行っていなかった」「妻側に問題がある」と捉えることで、不倫したのはやむを得ないと考えます。




自分に都合よく解釈し「私のしていることは正しい」そう信じていないと、嫌がらせの電話&家までやって来たあげく略奪婚をするという行動はできないでしょうから。






立場は全然違うけど、妻に熟年離婚を言い渡されて「なぜ? うちは上手く行っていたんじゃないのか?!」と驚く夫も都合よく解釈していたという意味では同じ。




妻から離婚を言い渡されるまで夫婦仲は問題なかったと考える夫は「何も言わなかったし普通に家事をしていたので不満を溜め込んでいたなんてわからない。どうして言ってくれなかったのか?」と、何も言わなかった妻を責めますが、妻の気持ちを知ろうともしなかった鈍感さ&都合のいい考え方をしていたことには気づきません。






①相手の良い部分を見て付き合おうとする人は、いい状態に保つための努力をして、思いやりと感謝の気持ちを持って相手を許し関係を維持しようとします。




それに対して、②良い部分を見て付き合うこと=自分にとってメリットがあると捉え、何かしてもらうことを当たり前と都合よく考える人は相手の親切の上に胡坐をかきます。






全然違うんですよね、①良い部分を見て付き合うことと②都合よく考えて付き合うということは。





10代から親しくしていた友人とはこの考え方が全然違っていたと気づくのに、私はずいぶん時間がかかってしまいました(;^_^A





友人たちはなぜ私が距離をおいたのか理由がわからないだろうし、人付き合いに求めるものはそれぞれ違うので、どちらが正しくてどちらが間違っているということではなくて。



同じタイプの人だと友人たちが言うように気遣いしながら適度な距離感で、そこまで胡坐をかくこともしなかったのでしょう。



タイプが違っていたことに私が気づけなかったから招いた結末だと思いました。





友人になるのなら①と①、②と②の組み合わせが良くて、似た環境に身を置く同士で気が合い、お互いに気遣いをして適度な距離感を保てていたら良い関係でいられるのでしょう。




恋人や夫婦の場合も、①と①、②と②で片方にだけ負担がかかることなくバランスが保たれていれば上手く行くのだと思います。




友達だから、好きな人だから、というだけでは関係は長く続かないんですね、残念だけど。



5日間☘️友人への思い・モヤモヤ・不満お聞きします ☘️人間関係の悩み辛さ・納得できないこと思う存分お話ください

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