もう好きかどうかわからないけど、
相手から別れを告げられないから別れる気はない


別れても新しい恋人ができるかどうか
わからないので別れられない


彼のことは好きだけど、貯金もなく
借金を抱えている彼との結婚を考えると不安


彼と結婚をしたくて気持ちを伝えているけど、
彼がすると言わないまま30代になってしまった


もう気持ちは完全に冷えているけど、すぐに
仕事が見つかるかわからないので離婚できないetc.





恋愛や結婚で幸せを逃しやすい人は、

『別れる』『関係を終わらせる』


という決断がなかなかできない人。



覚悟を決め勇気を出して行動するより、受け身で現状維持&我慢することを選びがちな人ほど幸せ&運を逃しやすいでしょう。






『決断』とは、心をはっきりと決めることであり、
文字通り断ち切ると決めることでもあります。



決断ができない人は、自分の考えを持っていないか持っていても自信がなく意志も弱いので、一歩踏み出す勇気がなかなか出せない。




そのため頭ではもう無理だろうなぁ~とわかっていることをいつまでもズルズルと続けてしまったり、正しい判断ができなくなってしまうのですね。






決断して覚悟を決めるリスクより、現状のままズルズルと時間を失うリスクの方を選びたいと思っているわけでもないのに、行動する勇気が持てないので自分から何もできない・・・となっているのでしょう。





1日35000回ほどの選択をしながら私たちは生きていますが、
『決断』というほどのことをする機会はまぁ少ないです。



受験、就職、転職、結婚、離婚を決める時とか、大きな買物をする、契約を結ぶ時ぐらいでしょうか?




決断する経験が少ない人ほど大事なことでも自分の意思では何も決められず、相手任せになったり納得できないことでもYESと言ってしまう。




失敗を恐れたり、周りの目が気になったり、親から反対されたりして決断できない人もいれば、完璧であろうとして完璧にできそうにないのなら最初からリスクのあることはしないという人もいるでしょう。







流されるまま今と同じ状況を続けていても、確かに事態が好転することはあるかもしれません。




だけど、結婚とか離婚という大事な決断を自分では絶対にしようとせず相手任せにしていると、浮気をされ何とか怒りや夫への憎悪を抑えながら我慢して結婚生活を長年続けて来たのに、定年退職した夫から「性格の不一致でこれ以上一緒に暮らすのは無理だ。残りの人生はお互いに別々の人生を歩もう」と言われることもあります。




好きな彼を信じて、いつか借金も返してプロポーズしてくれると待っていたら、40才目前になって「やっぱり結婚は無理だから別れよう」と言われることだってあるのです。




真剣交際にも入らず、プロポーズもされないまま男性の言いなりになって成婚料を払って結婚相談所を退会したのにその後で振られてしまった、避けられるようになった、今も交際は続いているけど結婚はできていないまま・・・という元会員は何人もいます。






その時になって、


あの時、双方から慰謝料をもらい財産分与をして離婚していたら私だって再婚して人生のやり直しができたのに・・・


30代前半で別れていたら今頃は他の男性と結婚して子供までいたかもしれないのに!!



彼の言いなりにはならず、仲人のアドバイスを聞いてこちらから「だったら別れる!」と言えば良かった・・・



と言い出しても残念ながらもう遅いです💦



決断力がなく受け身のままで生きていると、相手の決断に合わせるしかないという最大のリスクを背負っていた、とある日気づかされることになるかも・・・。






人には必ず人生の転換期とか、決断をしないといけない時が来ます。



そして大きな決断をしようと思ったら、日頃から自分の考えや意志を持って行動するという習慣を身につけていないといきなりはできないものです。






好きだから何でも彼任せ、怖いから親のいいなり、リスクを背負いたくないから今の会社や結婚生活で我慢を続けるを選んだ先に、残念ながらあなたが望む未来はないと思います。







まずは小さな決断から始めて行きましょう。


行きたくないお誘いを断るのも決断です。


かかって来た友人からの愚痴電話を「今ちょっと忙しい」と切るのも決断。



いつも譲ってばかりいるのなら、たまには「絶対にこっちに行きたい」「今日はこれが食べたい」と譲らないようにしてみるのも◎


自分の人生は自分で決めるというのを当たり前にして行かないと、自分が求める幸せを掴むことはできないのです。