いくつもの会社を渡り歩いて来た私。

 
誰でもそうですが、働くということは大変で、退職理由も様々だったりします。



ただ今1つだけ共通して言えることは「経験(勉強)をさせていただいてありがとう」です。




そう言えば、少し前に放映された「黒革の手帖~拐帯行~」、武井咲さん演じる元子のセリフにも「お勉強させていただきます」というのがありましたね。



これは嫌味とか綺麗ごとを言っているではなく、退職をしてしばらくするとなぜかマイナスな記憶ほど薄れ、本当に(良い勉強をさせてもらったなぁ~)と思えるのです。




そしてこの、いろんなことに対して感謝の気持ちを持つことはとても大事なのだと思いました。


その会社での仕事内容、新しく覚えたことなどがちゃんと身についていれば、必ずそれは自分のプラスになる。

職場での嫌だったことをいつまでも覚えていて恨むより、そこで学べたことを振り返り感謝をする方がずっといい。




1番最悪だったサイコパス経営者の会社でさえ、あそこでしか学べなかったことはたくさんあって、世の中にはまだまだいろんな人がいると勉強になったのも事実。


あまりにも強烈だったのでまだ覚えていますが、多分もっと何年もしたら(何をされたんだったかな?)と完全に詳細は忘れそうな予感しかない(苦笑)



動物たちからも多くの恩恵を受けています



家族のことも友人のことも、この「感謝」という視点で改めて見ると、今まで自分に対してしてくれたこと、あんなことを言ったりしたりしたのに許してもらえていること、何よりありのままの自分を受け入れてくれていることに気づきます。



知らず知らずのうちに私たちは恩恵を受け、誰かに許してもらったり受け入れてもらったりしているということ。



だから時には嫌なことをした誰かを許したり、自分とは違う考えの人も受け入れたりしないと人からもらうばかりになってしまう。



人は、相手にしてあげてたことについてはよく覚えているのですが、日常で何気なく相手にしてもらっていることに関しては、鈍感だったり当たり前ぐらいに感じていたりします。




子供や夫がいるのは当たり前、夫が働いているのも当たり前、スーパーが開いていて食品が並んでいるのも当たり前と思いがちですが、結婚をして子供ができたのは恵まれたことだし、コロナ禍においても夫が職を失っていないこと、経営が大変かもしれないのにスーパーが存続しているのもありがたいことなのです。



明石家さんまさんの(娘さんの名前の由来)「生きてるだけ丸もうけ」という言葉は、命があるだけで感謝をするしかないという意味にも取れます。



感謝するという意識で自分の周りをよく見ると、それは当たり前ではなく恵まれていることの方が多いはず。


目が見えている、耳が聴こえている、歩ける足がある、多分これらも更に年齢を重ね不自由さを感じるようになればその時に、あ~これまでは恵まれていたのだ、と気づくのではないでしょうか。



思い通りにならないことや腹が立つことばかりに焦点を当て不平不満を持ちながら生きるか、相手のしてくれたことや恵まれたものに感謝の気持ちを持ちながら生きるか、どちらの人生の方が幸せを感じられるかは一目瞭然かな?と思います。