毎週楽しみにしていたマツコさんの番組が終了してしまいました。
『月曜から夜ふかし』も好きなんだけど、アウト×デラックスはアウト軍団が本当に面白くて。
戦慄ちゃんとか柿沼さん、山下くんなんかはこの番組じゃないと見れないもんなぁ~
いわゆる世間一般では変人扱いされ敬遠されがちな人たちを、愛を込めて笑って受け入れよう!という感じが好きでした。
素人(一般人)なのか芸能人なのかその境目もわからないような人たちがこの番組ではそのままの自分を認めてもらえ、自由に好きなことを喋っているのを見るのが楽しみだったのに。
TVの仕事はいつ辞めてもいいんだ的な発言をしているマツコさんも、この番組の最終回は本当に残念そうにしていましたね・・・。
ずっと見て来た番組が終了するとか、好きでよく通っていた店が閉店してしまうとか、自分の力が及ばないことは諦めるしかないのですが、もったいないというか残念です。
「アウトとグッドは紙一重」として、マツコさんと矢部さんがアウトな人たちの話を聞いて、アウトな言動であればあるほど盛り上がり、時には本気で引いたりしつつも優しくその人らしさ(=個性)として見守るのがこの番組の特徴で、それをテレビ界の良心と評する人もいました。
変わっているとよく言われる私でさえこの番組に出て来るホンモノの人たちに比べると全然普通と思えてしまうぐらい、こんな人いるの?!って人たちがたくさんいましたが、マツコさんたちのように温かい眼差しで見ることができたら、アウトな部分は欠点ではなくその人らしさという最大の武器にもなったりするんですよね。
長所とか短所っていうのは周りが勝手に判断していることであって、受け止め方が違えば長所が短所に受け取られることもあるしその逆もあるってこと。
別に誰に迷惑をかけているわけじゃないんだからいいんじゃない?と思ってもらえたら、少数派であろうが変わっていようが何の問題もないのですよね。
世の中には一見とても魅力的で、自分をどういう風に見せれば受けも良く高評価がもらえるとわかっていてSNSなどで平然と嘘を書き込み、裏ではとんでもないことをしている人だっています。
そういう本当にアウトな人はこの番組には出て来ない。
人と違っていたって
あんたはあんたのままでいいんだよ
そんな風に生きるしかなくても大丈夫だから
っていうマツコさんの優しい思いが伝わって来る素晴らしい番組でした。
またいつか特番などでアウト軍団のみんなに会える日を楽しみにしています。