昨日、不適切発言で話題になった吉野家の常務取締役の男性。
昨日のうちに決議が行われ、
「当社執行役員および株式会社吉野家取締役から解任しました」
「本日以降、当社と同氏との契約関係は一切ございません」
とのことで、一瞬で職を失った模様。
ネットもSNSもない一昔前だったら、こんな風に『失言』が世間に広まることはなかったのかもしれません。
本人は受けを狙って笑いを取るつもりで言ったのだと思いますが、あまりにも品のない発言で、大学の講座の中で大勢の前で言っていいこと、良くないことの区別もつかなかったのでしょうか。
こういう失言は、昭和の感覚が抜けない男性に多く見られるように思いますが、昭和なら笑って済まされた言動が平成、令和と時代が変わった現在ではNGとなっていたりするので、世の中の変化について行けていないのかも。
変化について行けていなくても、ニュースなどで誰々がこんなことをして叩かれたとか、文春砲にやられたというのを見たり聞いたりして、自分は気をつけようと思わないのかな?と、私はいつもそれが不思議で仕方がない。
人の振り見て我が振り直せ
昭和を生きた人ならこの言葉を知らないはずはないのに、自分だけは大丈夫と思うのか他人がどうなろうが自分には関係ないと思うのか。
まぁきっとこういう発言で笑いを取ろうとする人は日頃からこういう発想&それっぽい発言をして来た人であり、それなりの地位に就いている人のため周りはヨイショする人かイエスマンしかいなくて、通常運転をしていたらある日突然NOを突きつけられることになったのでしょうね。
だけど犯罪を犯したわけではなく、有名人(芸能界にいるような)でもないのにフルネームが晒されてしまい、一瞬で社会的な地位を失うことになったのは、自業自得とは言え怖い世の中になったもんだ・・・と思いました。
名前で検索したら普通に顔写真出て来ますもんね💧
この男性のご家族が気の毒。
これまでの仕事ぶりなどは知らないので何とも言えませんが、それなりの地位にも就いたのなら何十年と働いて来て組織に貢献もして来たはず。
それが1回の不適切発言で「当社とは一切関係はございません」とバッサリ切られるんだもんなぁ・・・。
頑張って築き上げて来たものを、自分で壊すようなことだけしないようにしよう。
と、昭和を長く生きた私は改めてそう思いました。