結婚相談所を辞めてからもアドバイザーとして何人もの相談に乗って来ましたが、お見合いも組めて仮交際に何度も入るのに『結婚に至らない人』の特徴に改めて気づいたので今日はそのことを綴ろうと思います。





結婚した人の40%以上がアプリで出会っているのが最近の傾向。



スマホ1つで気軽に(低価格で)始められるし、理想や希望に合った相手、同じ趣味など共通点の多い人を探せるのですごく便利。




かと言って相談所の会員が減っているかと言うとそんなことはなく。
コロナ禍で将来が不安になった人が慌てて入会したと聞くし、私がいた相談所も新規入会者がずっと絶えないまま。




最大の連盟であるIBJの会員数は今年の10月時点で95000人近くいるので、結婚も恋愛もしなくていいという若者が増えた一方で「やっぱり結婚したい」「子供も欲しい」と考える人も大勢いるんですよね。




さて、ここからが本題。



アプリまたは相談所の会員となり婚活をしても結婚できる人とできない人に分かれます。




条件等が不利過ぎてお見合いの申込みもなくアプリでもお気に入りに入れてもらえない人は厳しい婚活になりますが、そこそこお申込みはあって仮交際にも入れるしアプリでも何人もとデートしたのにそこまで止まりの人もいますね。





仮交際止まりの人と本命に選ばれ成婚退会できる人の決定的な違いは、


何を悩んでいるか?
(どんな相談を仲人にしているか)






結婚できる人は


特定の相手との間に起きた問題
具体的に困っていること


を悩んで誰かに相談しています。




特定の相手がいなくても例えば申し込みをしても全然OKもらえなくてお見合いすら組めない人がいたとして「どうしたらOKもらえるようになるでしょう?」を相談し、素直に仲人のアドバイスを聞いて改善して行けば成婚退会の可能性はあります。





結婚できそうにない人は


狙った相手がGETできない
=思い通りに事が進まない



このことをずっと悩んでいます。






東大に合格できるレベルの人は「この問題のこの部分がちょっとよくわからない」「今年はどういう傾向の問題が出るだろうか?」「苦手な科目だけ家庭教師をつけようかな」など、合格するためにあと何が必要か?を考えると思うんですね。




だけど自分の偏差値もわかっていない人がいきなり東大を目指そうとすれば「何をしたらいいんだろう?」「塾に行けばいいのかな」「1日8時間勉強すれば受かる?」みたいな考え方になるでしょう。




偏差値が合格ラインに達しているかどうかすらわかっていない人が、自分の弱点を知った上で傾向と対策を立てて受験に挑む人たちに勝てるはずないですよね?






自分に合う相手を理解していて成婚に向かって悩んでいる人は、自分の偏差値がわかっているから東大を目指す人と同じ。




「こういう人じゃなきゃ嫌なんです」と理想の相手を求めては玉砕し、「いい人がいない」と言い出すのが自分をわかっていないまま東大に入りたいと考える人。






婚活すればすぐ結婚できる

理想の相手が選べる!!



みたいにあまりにも期待値が大きかった人、自分の取り組むべき課題がわかっていないまま婚活をスタートさせてしまった人は後者パターンになりやすいと思います。






苦しいのはわかるしイライラするのも理解できるのですが、


東大に合格したい
=理想の相手と結婚したい



のならそのレベルに達していないと無理。




そのレベルに達しているからこそ釣り合いの取れた大物を狙っている人は先程書いたように(あとは何をすればこの人と真剣交際に入れるか?)を考えて動くのでやっぱり悩みの内容が結婚できそうにない人とは違う。




見た目orスペックの釣り合いが取れていたとしても相手がコミュ力にも長けていたとしたら、ステキな人を目の前に緊張して何も喋れなかった、結婚観や自分の価値観について考えたこともなかった・・・という感じではマッチングしない。





お互いに第一印象で気に入って仮交際になっても、価値観&結婚生活に求めるモノが合わなければ即サヨナラという世界。



そこが日常の恋愛と婚活の全然違うところ。






なので婚活すれば理想の相手と結婚できると思い込み、自分がいいと思った相手からはNOばかりという人は婚活の現実を受け入れて合う人を探そうとするか、相当自分磨きをして外見内面両方のレベルを上げないといけないのです。





厳しい言い方になるけど、釣り合いの取れない相手を狙っている自覚がなく「婚活がしんどい」、OKしてくれた人の中から相手を選ぶしかないのに「誰もいいと思えない」が悩みの人は当然その先に進めません💧









婚活に限らず人生なんて思い通りに行かないことだらけです(;´Д`)



こんなはずじゃなかったのに

誰だってそう言いたくなる時はある。




大事なのはそう感じた後にどうするか?




アテが外れたのなら違う方法を考えて、自分にできることは他に何かないかな?と意識を変え、「こんなはずじゃ・・・」を頑張って「そうそうこの感じ♫」と思えるところまで持って行ける人の人生は楽しい。





「どうしてこんなことに?」と愚痴や不満を溜め込む人、相手をどうにしかして変えようとする人、自分自身と向き合わずに誰かや何かで誤魔化すだけの人の人生は変わらないからつまらない。






相談所に入って出会いが増えて、仲人に何でも相談できる状態になっているのに「いい人がいない」「こんなはずじゃなかった」という段階で悩んでいる人は誰に相談しても変わらないんじゃないかな?






出会ってすぐ同時に心が♥になるなんてことは滅多になく。



出会って何も感じなくても(とりあえずOKしておこうかな?)と仮交際に入ってデートする、というのを何人も並行して行いながら相手を見極め良い関係を築いて行くのが婚活。





あまり好みではない相手と仮交際に入ればどんな人か知ろうともせず最初から「好きになれそうにない」と決めつけ、気に入った相手のことはお互いをまだ何も知らない段階で「この人と結婚したい」と夢を見る。




こんな風に感覚(視覚)で婚活してしまっている人に「どういう相手とどのような結婚生活を送りたいですか?」と聞くと、「いつまでも夫婦仲良く何でも話せる楽しい家庭」みたいな普通のことを言うのに、実際に追いかけている相手はそういう夫婦になれそうにないタイプだったり、絶対に結婚したらアカンだろう相手に夢中になってしまうという💦






そうやってずっと同じところで足踏みして悩んでいる間に、傾向と対策を練って悩む内容が変わって行っている人が次々と結婚して行くわけです。




だから絶対に結婚したいのなら、意識を変え今の悩みを手放そうとすること。




「本当に変な人しかいないんです!!」と本気で思っていたとしても、約95000人の中から誰かを選んで(誰かに選ばれて)結婚している人もいるのだから。




相談所で結婚した人は大勢いるという事実をスルーして「いい人がいない」と言い続ける限り、好きになってくれる相手が現れても「この人じゃない」「もっと他にいい人がいるはず」となるので、ひたすら存在しない理想の相手を追求することになると思います。





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