あ~お腹が空いた・・・
そう思った時、自分の代わりに動いてくれる人がいれば「何か食べたいから作って」と言っただけでゴハンが用意されることはあります。
だけど1人の時なら自分で作るか外に食べに行くかUberさんや出前館のお世話になるしかありません。
出前を取るにしても注文をしてお金を払って商品を受け取る、という一連の動きは絶対に必要ですよね。
やりたいことを口にするだけで行動に移そうとしない人は、このお腹が空いた状態の時に
我慢をする
無視をする
実はそんなにお腹は空いていない
と誤魔化したりやり過ごしたりして、自分の欲求を満たすための行動を起こさない人です。
だからいつまでも空腹だし、お腹が空き過ぎて機嫌が悪くなったり胃が痛くなったり、最悪な場合は周りに当たり散らすのですね(-_-;)
この「お腹が空いた」を『自分のやりたいこと』に置き換えてみてくださいね。

生理現象は我慢できないので、多くの人は億劫でも行動を起こします。
トイレに行く、水分や食事を摂る、夜は寝るなど。
だけど、やりたいのにやらなくても生きて行けることに関しては先送りするなどしてなかなかしません。
食事を1食あるいは1日抜いたぐらいは平気でも、ずっと抜き続けたら栄養失調になったり最悪の場合は死んでしまうことも・・・。
『やりたいこと』も同じです。
1つや2つのやりたいことをしなくても問題ありませんが、常にしない習慣をつけてしまうといざ行動を起こしたくなっても動けなくなってしまったり、自分が行動を起こさないだけなのに行動を起こせている人を妬んだりすることもあります。
人が幸せを感じる時、心が満たされ充実していると感じるのはどんな時でしょう?
それは、
『感情』と『思考』
『言葉』と『行動』
が繋がっている状態の時です。
これが全て揃っている時に人は潜在意識も使えるようになると言われています。
感じているだけでは動けない
思考しても行動を開始しないと何も変わらない
言葉に出した後に実行に移せないと意味がない
脳に『動け!』と指令を出せるのは自分しかいません。
誰かのためにゴハンを用意することはできても、その誰かが食べようとしなければ食べてもらえないように、本人の意思と脳への指令が大事なのです。
私は赤ちゃんの時、足を地面につけるのを怖がってなかなか歩こうとしなかったそうです。
無理にでも足を地面につけるという最初の一歩だけ親の手を借りてすると、そこからは歩くようになり走り回ることもできました。
未知のことをするのが怖かった、脳への指令の出し方がわからなかっただけなので、大人になって行きたい場所に自由に行けるようになったのは、
『行きたいから行くよ!』という希望や意思を脳に伝えることを覚えたからです。
(☟この話はこちらで詳しく書いています)
生まれつきの性格は変わらない
やりたいことがあるのにできないと言う人も多いと思いますが、怖がって一人では足を地面につけることができなかった私のような状態なのかな?と思います。
何も怖くない
誰かの手を借りてでもそう思えたら、きっとメンタルブロックは解除され、できることや小さなことから何かやってみようかな?と思えるのではないでしょうか。
望みがあるのなら、その望みが叶うように行動するしかありません。
わかっているけど『動けない』のではなく『動こうとしない』
言い訳をしているだけだと気づかなければ、いつまでもやりたいことを先送りして、棚からボタ餅を待つだけの人生になってしまうかも・・・。