人付き合いの中で、『これだけは絶対にしないようにしよう』とか『こんな風に接しよう』というような、自分なりの決め事をしている人もいるのではないでしょうか。


私は『されたらイヤなことは相手にもしない』と決めています。


あとは、例えば挨拶をして無視をされても無視をやり返すようなことはせず、挑発には乗らないように、相手の言動につられて同じことをやり返さないようにしています。



人によって態度を変える人をあまり信用していないので、こうありたいと思っている自分を誰の前でも貫きたいというか、挨拶をして無視をするような人、他者をバカにして蔑むような人と同等になる気はない、という意志の表れでもあります。



人との関わりから気づくこと、教わることはたくさんありますね。
あんな風になりたいと思う素敵な人は、たいてい笑顔が穏やかです。
人に安心感を与え、緊張感を持たせないようにしていて、相手を拒否するような態度を見せない。



人にされて嬉しかったことを覚えておく。


そして同じように誰かに対して自分もやってみる。
そんな風にできたら、平和な人間関係が出来上がるように思います。






世の中には『やられたらやり返す』という人もいます。


でもこれを良い風に解釈したら、されたことと同じことを返すということなので、先に笑顔で相手を肯定して受け入れたら、こちらも受け入れてくれるということですよね。


実際に気難しい人や苦手意識のある人に、こちらから感じ良く挨拶をして話かけたら、次第に相手も話をしてくれるようになったということはありますし、『やられたらやり返す』という人ほど義理固く、してもらったことへの恩は忘れずお礼もちゃんと返しているように思います。



「やられたらやり返す。倍返しだ!」
のセリフで有名な半沢直樹がなぜあそこまで支持されたのか?  
なぜ彼の周りには常に味方がいたのか?


大切にすべき人は自分から相手を信用して大切にしていた。
そして間違った正義感で個人を攻撃したのではなく、やり返す相手は『権力』という名の元に行われた不正に対してだったからです。


誰かに不快な思いをさせられることなく、毎日笑顔で穏やかに過ごしたい、人との争いごとはなるべく避けたい。
そう考えるのなら、自分から笑顔で相手を認めて受け入れるようにする。


優しくして欲しい、何でも思ったことを言葉に出して伝えて欲しいと思っているのなら、自分から先に優しく接して感謝の気持ちや相手への敬意を言葉に出して伝えて行く。




よく、相手を変えようと思ったらまずは自分自身が変わること、と言われていますが、自分から相手に与えて行ける人になりましょう、ということなのかもしれません。


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