例えば、


*何か予期せぬ出来事が起こった時

*思い通りに事が運ばなかった時

*すごく嫌な思いをしたり不快な気分になった時



ほとんどの人は無意識にでも自問自答します。


なぜか?を知りたいし、自分は悪くないと証明したかったり責任は誰にあるのかを追求したくなるからです。




ちなみに人は、誰かに質問をされると答えようとするところがあります。
街中で一般人がTV番組のインタビューや質問に答えようとするのはそのせいです。




『悩むこと』=答えを探すことでもあるのですね。


そういう時に、

「こうなったのは誰のせい?」という問いかけをしてしまい、



あの人が悪い、電車が遅れたせいだと思う人は、たいてい誰かや何かのせいにして怒っています。


自分のせいでこうなった、やっぱり自分は何をやってもダメなんだ・・・と思う人は自分を責めて落ち込みます。




誰のせいなのか?を確認しようとしている時点で他者批判をするか自己批判を始めるかになってしまうのですね。





ではこれを「どうしてこういう事が起きたのかな?」という質問に変えてみるとどうでしょう?



*ちゃんと確認をしなかったせいかも

*読みが甘かったのかもしれない

*伝え方をもっと工夫すれば良かった

*もう1本早い電車に乗っていれば間に合った



という風に、誰を責めることなく本当の原因に気づくことができます。


そして本当の原因に気づくことができたら、次回からそこを気をつけることで同じミスや問題は起こりにくくなるのですね。



 






人間関係の悩みや夫婦喧嘩も一緒です。


「そっちが悪い!」というのを押し付け合うと解決策が出て来るどころか関係が悪化したり険悪なムードになるだけ💧



相手が悪いので相手が変わってくれればいい、
お互いがそう思っていたら結局どちらも変わることはありません。





もっとこういう言い方をすれば夫は怒らなかったのかもしれない

妻の話をちゃんと聞いていればこんなことにならなかったのかも





こういう発想に切り替えようと思ったら、誰のせいか?を考えるのではなく、何が原因だったのかな?と質問を変えるようにします。


そうすると自分たちに足りなかったのは、


『思いやり』
『傾聴』
『感謝の気持ち』
『話し合い』



だとわかるので、喧嘩をするよりもお互いに本音を言い合ってもっと深く理解できるようにしようと思えます。




まぁ実際のところ、女性は感情に振り回されやすいし、男性は頭ごなしに否定したり怒ったりするのでなかなか難しいのですが・・・(;^_^A





だけどこれも性格の問題ではなく習慣にできているかどうかなのですね。



習慣にさえできてしまえば感情的にならず脳が自然と「こういう時はどうすれば・・・」という方向に動いてくれるので怒ったりイライラは減ります。




片方が感情的になっているもしくは怒っている時に、こちらも同じ状態になると罵り合いになり言わなくていいことまで言ってしまうこともありますよね。



自分だけが感情を爆発させられないなんて損だ!と思うかもしれませんが、感情のぶつけ合いではお互いが傷つき嫌な思いをするだけでそこから何も良いことは生まれなくて、ぶつけてスッキリするかと言えばそんなこともなく後悔することもあります。




どちらかだけでも感情をコントロールして冷静な思考を保つことができるようになれば、つまり自分が変われば相手への接し方も変わるので、それを受けて相手も変わる・・・という自分の望んだ通りのことが実現することもあるのです。



(☟こちらも合わせてお読みください)
人のせいにするか自分が悪いと思うのか

少しでも余裕が持てるようになればイライラは減る



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