最近、自宅と職場のPCに『国税庁』から税金未納のお知らせメールが届きます(苦笑)



国税庁が私のメルアドを知っているはずはなく、未納もないのですぐに詐欺メールだとわかりましたが、自分が本当に使っている銀行やショッピングサイトからのメールだと開けてしまうことはあります。



本物かどうか判断できない時は銀行やショッピングサイトから届いた正しいメルアドと、違和感漂う方を比べたら全然違うので見分けがつくんですよね。





高齢者の方は仕方がないとしても、簡単に詐欺メール等に引っ掛かってしまう人が後を絶たないのは、誰かに聞くなど必要な『確認』をせず何でも鵜呑みにしてしまうからではないでしょうか。


それと『知識』『情報』に疎いからだと思います。



ニュースでさんざんオレオレ詐欺被害など報道されているのに他人事だと思って聞き流しているから、いざそういう状況になった時に慌てて振り込んでしまう。






昨日のブログでは、人相手に何らかのサービスを提供する側は『知識』と『情報』だけでは良くないという話を書きました。

信頼できるカウンセラーを見抜く方法





今日はサービスを受ける側に必要なことを書いて行こうと思います。





ネットで女性向けの風俗を利用し、セラピスト男性(こう呼ぶみたいです)にハマった人の記事を読みました。

まぁこの記事そのものが事実とは限りませんけどね(;´∀`)



最初は「相手は女性向けのセラピストだから」と割り切っていたそうですが、何度もその男性を指名するうちに甘~い言葉の数々を真実だと受け止め本気の恋をしてしまったとか。




結局、恋愛感情を持ったことは全くないと言われ、どれほど彼を愛しても彼からすれば客の1人に過ぎなかったことが判明したのでショックを受け、嘘をついたことで彼を責めると、



「こういうことは風俗を利用する側が知っていなければいけないこと」



と言われ、さらにショックを受けたのだそう。





何百万円という大金をつぎ込んで全て嘘だったと知れば、確かにショックですよね・・・。


信じていた側からすれば『知らずに騙された被害者』だと思ってしまうでしょう。





でもこれはセラピストの発言の方が正しいと私は思います。









アプリの出会いにも通じますが、


1(自分)対 不特定多数を相手にする人


という場合は1対1だと思ってはいけないし、ましてやお金を払って何かをしてもらうのであれば、それは完全にビジネスであってサービスを提供する側とお客様という立場です。



歯科医であろうがよく行くカフェの店員であろうが、1対1だと勘違いをして恋をするとたいてい上手く行きません。





とくにホスト・ホステスのような仕事をしている人がどれほど「あなたのことが1番好き」「あなたには本当のことしか言わない」などと言っても、それはあなたを喜ばせ満足させるための手段(嘘)になります。


(☟嘘についてのアレコレはこちらからどうぞ)
許される嘘と許されない嘘 できれば嘘のない世界であって欲しい




騙そうとしてついた嘘というより、お金をいただいて会っている前提なら偽りの優しさはサービスの一環。



良い気分にさせることでお客様を満足させ、リピーターを作るのが彼らの仕事なので。





仮にホストやセラピスト男性が本当に好きになった恋人と会うのなら、女性に全てのお金は出させませんよ(;^_^A



予約を入れて指名して全ての費用を女性が払うという方法でしか会えないのなら、夢のような時間を買っていると思っていないと。



お金を落とさないと会ってもらえない=どれほど甘い時間を過ごしてもお客様、なのです。





ハイスペイケメンではない中年男性が20代のNo.1キャバ嬢の可愛さと優しさにハマってしまい、毎週のように店に通ってねだられるままに高級ブランド品をいくつもプレゼントをした挙句の果てに振られる。


こういうことは実際にありますが、「そんなの本気になる方がおかしいよ」って思いますよね(^^;)






セラピストに大金をつぎ込んだ女性は「LINEなどの甘い言葉が営業上の嘘とは思わなかった」「そういうサービスを利用するのは初めてだったので知らなかった」と言っていますが、知らない世界に飛び込むのなら、ましてやそれが風俗という特殊な世界なら、知識と情報を頭に入れて理解した上で利用しないといけなかったでしょう。




サービスを提供する側は買ってもらわないといけないので、CMと同じで自分たちの良い面しかアピールしません。




サービスや商品を買う側には『選ぶ権利』があるので、本当に買って良い商品かどうか、それだけの価値があるかの判断はお金を払う側がしないといけなくて。





騙されたと言えるのは、普通に知り合い独身と言われたのでそれを信じて交際したら実は既婚者だったとか、長年の友人にすぐに返すと言われたのでお金を貸したら連絡がつかなくなったとか、成分を信じて買っていた商品に偽装があったとか、そういう場合。





今回の女性のようなケースでは「寂しさを利用するなんて酷い!」と言う人もいますけど、寂しさを埋めるためにお金を使ってその相手を自分の好きなように使えるサービスを利用したのだから、『利用した』という意味ではお互いさまかな?という気がします。







お金を払う価値があると判断し
払うことを決めたのは自分自身



という認識を持ち、それで痛い目にあったのなら被害者意識を持つのではなく自分の判断が甘かった、認識不足だったことに気づいて、今後は気をつけようと思わない限り、また違う詐欺のような被害に遭うことはあるかもしれません。





自分だけで判断をするのなら知識と情報を頭に入れて確認をすること。


わからない、判断できないのなら誰かに聞くこと。


詐欺とは思わず、裁判になるとか逮捕されるかも・・・と言われて軽くパニックになった時、あるいは知らない世界に足を踏み入れるのならすぐに行動を起こさず、思考が停止or相手に巧みにコントロールされる前に1度冷静さを取り戻す時間を持つこと。




これが大切です。


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婚活&アプリの出会いは1対1じゃない



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