小中学生の頃、学校帰りにジャンケンをして負けた人が全員の荷物を持つというゲームがありました。


今どきの子供もしているのかな?




別にいじめではないので気にすることはなかったのですが、負けた人があまり楽しそうには見えないこのゲームが私は苦手でした💧



なのであまり参加した記憶がありません。






話が飛びますが、あの頃は運動オンチなのになぜかソフトボール部に入部してしまい、日曜日や夏休みも練習&試合(応援のみ)のために学校に行かなければならず・・・。




夏場は水筒に入れたお茶を凍らせて持って行き、練習が終わるまで持つように少しずつ考えて飲んでいたのですが、何も考えず午前中だけでお茶を飲み切った同級生に「お茶ちょーだい」と言われるのが何よりイヤでした💧





10才で親も所詮ただの人で尊敬すべき人とは限らないと思っていた私は、当然中学生でもこういう同級生に対して


あなたが考えずにした行動のツケを、
なぜ私が払わないといけないのか?

1回ミスったら次はもっと考えて
行動してよ!



と冷めた考えでいて(面と向かってはさすがに言えない)、この頃から他人の問題を背負わされることに違和感&嫌悪感を持っていたのですね(;´∀`)



1回目は「いいよ」と言いましたが、そういう人って1回OKすると毎回当たり前のように「ちょーだい」と言うので、「私ももう飲んだからない」と本当は残っていたけどウソをついてあげないようにし、その同級生を避けるようにしました。





実はこれと似た感じで、大人になってからの悩みって改善すべきなのは相手なのに、こちらが負担を背負わされたり気を遣わないといけないケースも多いのではないでしょうか?



パワハラやモラハラ、毒親、自分のことしか考えていない人に利用されて苦しんだり悩まされる等は、まさに相手の問題に巻き込まれていると言えるでしょう。



どうすれば変わってくれるか、何をすれば暴力や暴言を止めてくれるかを被害者側が考えても仕方がない。


どれだけ酷いことをしているか本人が自覚をして改善しようとしない限り、そういう人はずっとそのままです。









ギブ&テイクとならず、いつも人から何かを当たり前のように搾取しようとする人は
『テイカー』と呼ばれます。


こういう人は嫌われるので自業自得ですが、テイカーより最悪なのは与え続ける人
『ギバー』の方。



ギバーになってしまうと、ギブ&ギブ&ギブ・・・とずーっとギブする関係になります。

どこかで断ち切ろうとするかNOと言うようにしないと、歪んだ関係が普通になってしまうのですね。




NOと言える私でもギバーになりそうな経験が何度もあるので、NOと言えない人ならもっと大変でしょう。


それぐらい自分のことしか考えない、してもらって当たり前と思うテイカーがこの世には多いのかもしれません💦





ギブの精神はとても良いことなので、自己犠牲を伴わないのならテイカーよりギバーの方がはるかにいい。



結局はどこまでという線引きが大事なのと、
人を大切にするけど自分も大切にすることが必要。



友人の相談に乗る、家族の問題をみんなで考えるというのは全然OK。




だけどいつでも自分を後回しにして他人に与えるばかりで、ジャンケンで負けたわけでもないのにずーっと他人の荷物を持ち続けてしんどいのなら、荷物持ちゲームのような生き方をやめましょう。




今背負っているその仕事、家事、悩みや問題、やらされていると感じること全て、



本当にあなたが持たなければいけないあなたの荷物でしょうか?





親が望んだから、夫がそう言うから・・・と自分の意思を無視して
人の荷物を持つ=期待に応え続けることばかりしていませんか?




これまで頑張って背負って来たけど限界が来たのなら投げ出してもいいのです。


恩ならもう十分に返せているはず。





必要なのは

その人&その状態から『離れる勇気』




重い荷物を持ったあなたが途中で病気になって倒れてしまっても、テイカーはあなたの心配などしてくれなくて、荷物だけさっさと取って別の誰かにまた持たせようとするのだと思います。



具合が悪くて寝ている妻に「俺の晩御飯は?」と平然と言うような人に期待してはいけないのです。





人の荷物まで持とうとしない

◎人の悩みをどうすればいいか考えない





自分の悩みだけで十分しんどいので、他人の問題を解決するために神経と労力を使うことをやめてみましょう。


それができれば負担はけっこう軽くなると思います。

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