少し前から始まったドラマ『継続可能な恋ですか?』の第2話の中で、主人公の杏花(上野樹里さん)が言ったセリフが今日のブログタイトル。
何となく見始めましたが、親子でダブル婚活をしながら(?)現代の結婚観を描くストーリーとのこと。
杏花はヨガインストラクター。
恋愛はしたいものの大雑把な性格&自分のことで精一杯なのに、母のように夫を支えるなんてできそうにないと考え、結婚はしたいと思っていない。
2年前に妻を亡くした杏花の父・林太郎(松重豊さん)は、自分がいつまでも亡き妻を想い1人でいたら娘は幸せになれないのでは?(結婚=幸せ)と考え、突然自身の婚活をスタート。
それに巻き込まれるような感じで結婚相談所に入会し、AIが選んだ男性とお見合いをしたものの、勘違いからその男性を怒らせてしまい謝罪しながら言ったのが
結婚って相手の幸せを願うことじゃないですか
私は自分のことで精一杯なので結婚なんて無理なんです
正確には覚えていないけど、こんな感じ。
杏花がお見合いした男性は、地味だけど顔は普通でそれなりのスペック。
だけど何十回とお見合いしてもいつも断られるので、溜めて来た不満を相談所の仲人と杏花にぶちまけました。
この男性がけっこうリアルだったんですよね~
いたいた!こういう人!!と、どこまで(良くない点を)指摘したら良いものか・・・と頭を悩ませていたことを思い出しました。
婚活は自分の希望を掲げて結婚相手を探すことなので、どうしても
自分を満たしてくれる相手を求めてしまいます。
男性は単純なところがあって、お見合い相手が可愛らしい人で、その女性が話を適当に合わせているだけなのに合わせてくれていることに気づかず
俺たちは合う = この人だ♬
と思い込みやすい。
だけど女性は、相手に失礼がないように作り笑顔で1時間ほど耐えているだけ・・・ってことが多いため、当然相手に興味すら持てないので仮交際には繋がらない。
杏花のセリフを聞いて、最初(逆だろ? 自分が幸せになるために結婚するんだろ??)と思っていたお見合い相手は、ずっと自分のことしか考えていなかったことに気づき、最後は杏花の好きなお団子を買って来ることで自分の非礼を詫びました。
男性が、相手の女性を楽しませよう&女性の話を丁寧に聞こうとしたら、それだけで印象はかなり良くなります。
そして女性も、空気を読み相手に合わせ過ぎないで「私はこう思います」という考えや意見を普通に言えたなら、楽しくないお見合い&1時間だけの我慢みたいなことばかりにはならないでしょう。
だけど残念ながらそういう男性は少なく、女性の方が圧倒的に多い相談所ではそういう男性はすぐに良い相手が見つかり成婚退会して行くので、杏花がお見合いをしたような自分本位で相手の気持ちを考えない男性ばかりが巡って来るのですね💧
もちろん逆もありますよ。
気遣いのできる優しい男性を振り回す自分勝手な女性もいますので、つまりのところお見合いでも日常の出会いでも、
思いやりがあって気遣いのできる同士が奇跡的に出会えた時だけ良い恋愛や結婚に繋がる
ような気がします。
だから、自分を満たしてくれる相手を探そうとするより、その人の幸せを願うぐらいの気持ちで人と向き合うことは大切だとは思います。
ただ、自己犠牲精神があって我慢強い女性が好きになってはいけないタイプと出会い、その人にとって都合のいい存在になることは『相手の幸せを願うこと』とは違いますのでご注意を・・・。