人と比べてしまう人ってざっくり分けると、
*競争心が強くマウントを取るタイプ
*誰かの成功や幸せが素直に喜べないタイプ
この極端な2つに分かれるのかな?と思います。
良くないとわかっていてもついマウントを取ってしまう人、苦しいだけなのに他者と比べることがやめられない人もいるでしょう。
もしも他者と比較するのをやめたいと思っているのなら、
何の目的(メリット)があって比べているのか?
これを掘り下げてみてください。
他人と比べるとどういう気分になるのかを考えたり、どういう時に比べてしまうのか、そして比べることによって何を得ているのか?など。
マウントを取るタイプの人は、自分の方が上だとわかれば優越感に浸れるとかあの人よりマシと思うことでメンタルを維持しているなど、何かメリットがあってしています。
逆に比べることで落ち込む、どうして自分は・・・と自責して悲しくなるなどマイナス感情にしかならないとわかっているのに比べるのがやめられない人でも理由はあると思うのですね。
メリットがあるからやめられないとわかった人は、誰かと比べて自分の方が上だと感じることで一体何を得ようとしているのか?
ここを考えると、他者より優れていると思うことでしか自分を評価できない(認められない)ことに気づくのではないでしょうか。
苦しいし落ち込むだけなのに誰かと比べることがやめられない人は、そうやって落ち込むことによって何を諦めようとしているのか?を考えてみてください。
あの人ほど美人じゃないから素敵な恋人ができなくても仕方がないとか、20代女性と比べるともう若くないから結婚はムリだと思っているとか。
どちらのタイプも、自分は他者と比較するのをやめないのに、親や上司などに自分より優れている相手と比べられて
お姉ちゃんは美人で頭もいいのにどうしてあなたは・・・
同じ同期でもこんなにも能力に差があるとはねぇ~
などと言われたら、傷ついたり不愉快な思いをします💧
誰かに比べられるのはイヤなのに、そのイヤなことを自ら進んでしているなんておかしいと思いませんか?
比べることをやめたいと本気で思うなら、比べそうになった時に(あ~またやろうとしている💦)と自覚をし、嫌がることを自分がしている(自分で自分を傷つけている)と気づいてください。
それと、友人や同期と比べて落ち込む人は、自分と友人(同期)は同等じゃないといけないと思い込んでいるように思います。
同期はただ同じ時期に同じ会社に入っただけであり、得意な業務や持っている能力は同じじゃないし考え方や個性も違って当たり前。
どれほど長い付き合いの友人でも結婚や出産のタイミングが同じなはずがない(;´∀`)
マウントを取るタイプも比べて落ち込む人も心の奥に潜んでいるモノは案外一緒で
同じか、自分の方が優れていないと安心できない
つまり、自分を認めていない(自己肯定できていない)から比べるのです。
今はどうかわかりませんが、私が子供の頃なんて成績の順位(上位何十名かのみ)が学校の廊下に貼り出されていたんですよね~💦
家では兄弟姉妹で比べられ、学校では成績で順位をつけられ、運動のできる子できない子が体育の授業や運動会によってみんなに知られ、背の低い順番に並ばされる。
個性を出すよりみんな同じみんな仲良しと教えられ、常に比較される中でずーっと私たちは生活をして来たのです。
だから比較るすること=普通という頭になっているだけ。
大人になった今、あなたに比較することを強要する人なんていませんから(*^-^*)
兄弟姉妹を比較したり、会社でもグループ内でもどっちが上とか言う人たちは今もいますけど、比較することに参加するのは義務じゃないので。
そうそううさぎとカメの話はみなさんご存知だと思いますが、カメのノロさを見て油断し、ある意味マウントを取って優越感に浸っていたからうさぎは負けて、うさぎなど気にせずひたすらマイペースにゴールを目指したからカメが勝ったんですよね。
どちらが良いという話ではなく、自分ならではの人生を歩みたいのなら他者と違っていていいし、誰かと同じような人生が希望だとしても、それは個性や自分の考えを持たずに生きればいいだけのことであって、やっぱり比較する必要はないということ。
それでも比較がやめられないのなら、いっそのこと私は比較が好きなんだわ!と開き直るぐらいでいた方が悩まなくて済むでしょう。