『執着』と言えば、結婚や恋愛の場合だともう関係が破綻しているのに配偶者や恋人と別れたくないと思うことだったりしますよね。



職場の人間関係にウンザリしているのに給料が良いから辞められないっていうのも一種の執着かな?と思います。




あと、人や物だけではなく現在の状態とか目に見えない形のないものにしがみついてしまうこともありますよね。


過去の出来事に囚われて、早く忘れたいのに思い出しては嫌な気分になってしまうとか。





過去への執着ってすごく厄介で、失恋や裏切りなどによる心の傷や辛かった出来事などは



今の自分が幸せいっぱいとか
いろんなことが上手く行っている時




には、もう平気&あんなことは忘れしまったと思っています。




だけどまた何か嫌なことがあったり物事が上手く行かなくなった時に、普段は開けない心の中の黒い箱から忘れていたはずの過去を取り出して、さらに気分が落ち込んで行くことがあります。





好きな人や楽しいこと、過去の栄光など自分にとっての良いことにだけしがみつくわけではありません。





「どうして今なの?」と、10年以上経ってから誰かに復讐をしたという事件の報道を耳にすることがありますね。




自分を酷い目に遭わせた相手への怒りや憎しみは時間と共に薄れて行ったり幸せになることで帳消しされますが、そうならないまま黒い箱にしまって表面上は終わったことのようにしている場合。


かつ現在もあまり幸せとは言えない生活を送っていると、何かがキッカケとなりその過去の感情がさらに大きくなって蘇ることがあります。





キッカケとなった出来事による今の辛い状況を嘆いているうちに



あの時のあいつのせいでこうなった

あんな親に育てられたから不幸になった



という思いが沸き上がって来て、今何かされた相手より過去に何かされた相手を再び憎み出し20年後に復讐・・・みたいなことが起きるのだと思います。










そういう過去に対する執着心を持て余した時、誰かに怒りを向けるという形で出す人もいれば、自分を否定したり自分のことを嫌いになるという形で自分自身に向けてしまう人もいます。



他者にも向けるし自分のことも責めてしまうという人もいるでしょう。






執着しないで生きるのって難しいです。



なぜならその執着には理由があるから。

執着することで守れる何かがあるから。






楽しくないし暴力も振るうしサイテーな人だとわかっているのに別れられないとか、夫は家を出て他の女性と暮らしている=もう愛されていないとわかっているのに別れを認めたくないのなら、その人がまだ好きと言うより



また一人ぼっちになりたくない

1人で生きて行けるか不安

経済面で頼らざるを得ない

この人を逃すともう誰からも必要とされない


これまでの頑張り&年月を無駄にしたくない



という心理(その人なりの理由)が執着に隠されています。





本当の理由に気づくこと。



それが執着を手放せるようになる大切な一歩となります。




②に続きます