婚活中の人から何度か聞いたことがあるセリフがこちら。
とてもいい人で優しくて
この人と結婚したら幸せになれると
思うんだけど、顔がちょっと・・・
こんな風に言うのは女性だけではありません。
男性で、しかもプロポーズを済ませて成婚退会の挨拶で結婚相談所に訪れた際に(お相手は来なかった)こんな感じのことを言った人もいました( ̄▽ ̄;)
私は担当ではなく後から聞いた話なんですけどね。
どの程度ムリなのかによりますが、個人的には
やめておけ
と言いたいです。
なぜなら生理的にムリなのかもしれないし、そこまでイヤではなかったとしても交際して相手の良い部分をいっぱい知った段階でまだ顔が気になるのなら許容範囲外なのでは?と思うからです。
それか気づいていないだけで実は外見重視派なのかもしれませんし。
この前の☟ブログで顔なんて許容範囲に入っていたらいいと書いたばかりだけど(苦笑)、これは本当に好きになってしまえば外見も受け入れ可能になる、つまり最初に惚れたのは中身でも顔も含めて好きになれる人限定の話。
モテる=恋愛&結婚が上手く行く、ではない
長く付き合っても相手の外見に馴染めない、顔もしくはパーツがどうしても好きになれないという人はいます。
いい悪いの話ではなく個人差がある。
イケメンや美人じゃないとイヤだ!って言ってるんじゃないんですよね。
ただ、
この人を断ってしまうと
もう結婚できないかもしれない
ここまで自分を想ってくれる相手は
他にはいない
という理由でその人と交際したり結婚を決めようとしている人もきっといるでしょう。
消去法により「この人しかいない」「妥協しないと恋愛も結婚もできないだろう」と考えた結果なので、積極的にこの人と結婚したい!(=この人がいい)ずっと一緒にいたいという感じではない。
そういう相手と一緒に暮らし始めたらどうなるでしょうか?
どれほど優しい良い人だったとしても相手の嫌な部分(仕草とかちょっとした行為)は絶対に見えて来ます。
顔も含めて愛せている人、好みのタイプと結婚できた人はイラッとしても許せると思うんです。
喧嘩して本気でムカついて別れが頭をよぎっても、冷静になると相手の良い部分を思い出して自分を落ち着かせることができたり、腹が立ってもやっぱり顔を見ると好きって思ってしまう・・・みたいな。
ところが結婚前から顔がムリ・・・と思っていた人が相手の嫌な部分or合わない面をいくつも見つけてしまったら
クシャミにイラッとする
食べ方が気持ち悪い
みたいな、欠点と言えない程度の些細なことまで嫌悪するようになる可能性が大。
それでもその人と結婚しようか迷っているのなら、
その相手が他の異性と交際もしくは
結婚することを想像したとして、
絶対にイヤだ!誰にも渡したくない
という激しい嫉妬を感じるか
突然事故で亡くなったら・・・と
考えたらすごーく悲しくなるか
胸に手を当ててよく考えてはいかがでしょうか?
この質問は相手に対して愛情があるかどうかハッキリわかります。
「自分以外の人と相手が先に幸せになるなんて許せない」だったらそこに愛はありません(;^_^A
もっと好みのタイプと交際(結婚)できるチャンスがあればそっちに行くんじゃないでしょうか?
あと結婚してて経済的な理由で別れる気のない妻は「私には必要な存在なのでいなくなると困る」という絶妙な言い方をしますが(笑)これも愛情ではなく生きるための手段として相手を手放したくないだけです。
「いなくなったら嫌だ、すごく悲しい」と「いなくなったらとても困る」は意味が全然違います。
前者は愛情
後者は打算・戦略
顔がどうしても好きになれない相手と結婚って大博打なんじゃないのかなぁ。
通常の結婚だってしてみないとわからない賭けのようなものですが、顔が苦手な相手との結婚って最初から大きな爆弾を抱えた状態で結婚生活を送ることになります。
好みではなかったけど見慣れて(苦笑)ブサ可愛いと思えるようになっていれば全然OKですが、年を重ねれば重ねるほど、禿げる太る劣化するシミシワができる加齢臭など悪い方へ変化するので、より一層外見が無理になりそうですよね💧
そうそう、すごく欲しい物(具体的な商品)があって、探しているけどどこも完売でなかなか売っていなかったら似たような物で済ますことはありませんか?
でも諦められない思いが残ると似たような物をいくつ買おうと満足できてなくてやっぱりそれを探してしまう。
これと同じことが起こるように思います。
結婚後に大好きだった元カレと再会して復活(不倫)とか、結婚後も恋愛したい欲が捨てられなくてアプリで相手を探してしまう・・・みたいな。
とくにアレもコレも満たしたい欲が深いタイプは、顔以外でも結婚生活や相手に対する不満が募ると満たされない部分を他の異性で補おうとしがち。
たかが顔、されど顔
自分がどこまで外見を気にするのかは正しく理解しておきましょう。
人様の外見をどーのこーの言える立場じゃないとわかっていても、無理なものは無理だったりしますよね。
それに顔もその人の一部です。
一部でもどうしても無理だと思うなら、あなたの相手はその人じゃないんだと思います。
私のように、若い頃は外見重視で男は顔だ!と言い切り、鼻毛が出てるなんて論外!!って思っていたのに、じゃがいもやゴジラに似た好みとは全然違う男性と交際したり結婚して顔も鼻毛も気にならなくなる人もいれば、「なんで? 彼氏カッコイイ方じゃない?」と周りは言うのに「いや、どうしても鼻の形が気になって仕方がない」なんて言う人もいますからね。
焦って結婚を決め、しばらくして冷静さを取り戻した頃(なんでこの人と結婚したんだろう?)と1回目の結婚後に思った私。
離婚を決めてから友人たちによく言っていたのは「やっぱり顔が好きじゃないのよ」でした(;´∀`)
まぁ中身というか人としてのタイプが違い過ぎたので最終的に顔を見るのもイヤになったんだと思いますけどね。