ある本の中で、0か100かのような考え方は子供っぽいと書かれてありました。
子供っぽいかどうかは何とも言えませんが、
選択肢が限られ視野は狭くなる
とは思います。
好きか嫌いか
するかしないか
できるかできないか
こういう極端な考えで物事を判断していると、ほとんどの場合は嫌い・しない・できないという方を選ぶのではないでしょうか。
だけど、
好きになれるかも?
やってみたいかも?
できそうな気がする
という30や50%ぐらいの気持ちだってあるわけで、それらを無視してしまうのはもったいないと思うのです。
すごく好きになれそうな人じゃないと付き合えない
完璧にできないことはしたくない
できそうにないことに手を出して失敗するのなんてイヤ
これらは完璧主義に近い考え方です。
最初からノーリスクで成功したイメージの持てることしかやらない、みたいな。
誰かと一緒にいることでお互いを高め合うこともあれば、やりながら失敗しながら工夫を繰り返して人として成長しつつ目標を達成して行く楽しみもあります。
最初から完璧であろうとして、それができないのならしないという0か100のような完璧主義だと自分の中だけで完結してしまっているので、
気づいていない秘められた自分の可能性すら消すことになる。
自己完結してしまわず、いろんな人と触れ合いいろんな出来事を経験して行くと視野が広がり柔軟性も育つので、まぁいっかという0でも100でもない状態をOKと思える気楽さが持てたりします。
先日終了したドラマ「着飾る恋には理由があって」の中で、元夫婦の香子と礼史(夏川結衣さんと生瀬勝久さん)が復縁するかしないかの話し合いをするシーンがありました。
最初は今の生活で十分幸せだからと再婚しないことを決め、一人で寂しくない?という問いに「私には私がいるから平気」と言っていた香子でしたが、やっぱり愛する人と一緒にいられる幸せもいいなぁと思い直し、最終的には『友達以上家族(夫婦)未満』という、再婚はしないけど一緒に人生を歩むという選択をしました。
「大豆田とわ子と三人の元夫」のとわ子と元夫たちとの関係も、0か100かでは語れない関係性を保っていましたね。
どうしても、結婚するのかしないのか、しないのなら別れるという白黒つける選択を自分にも相手にも求めてしまいますが、結婚はしないけど好きだから一緒にいるというグレーのような関係があっても良いのです。
納得できないのならグレーでいるのは難しいですが、2つのうちのどちらかを選ばないといけない決まりはなくて、話し合ってどちらでもない自分たちなりの答えを出してもOK。
例えば散々悩んでも答えが出ない時はまだ答えを出す時期ではないかもしれないので、無理をしてまで答えを出す必要はないのです。
それが仕事だった場合、辞めるか続けるかだけを考えるとしんどくてどちらも選べないかもしれませんが、続ける方を選んでこれまでとは違う自分で職場の人と接するとか、仕事のやり方を変えるとか、大きな企業にいるのなら部署を変えてもらうだけでも違って来ると思います。
「着飾る恋には理由があって」は、ストーリーとしてはまぁ普通って感じのドラマでしたが、所々で良いセリフが飛び出して、中でも向井理さん演じるシャチ(元社長)が主人公の真柴(川口春奈さん)にかける言葉の数々はどれも良かったです。
最終話の中でも、
起きてしまったことも
他人も変えられないけど、
自分と未来はいくらでも
変えられるのだから
と真柴を励ましていました。
自分も未来も、0か100かではなくあらゆる可能性を持っています。
何でもする前から決めつけず極端な考え方を見直して、それを選ぶとして自分なりに納得できるのはどういうやり方か、どうすれば上手く行くのかを考える習慣が身につけば
今は40%だけどとりあえずやってみるか!
ともっと自由に動けるようになると思います。
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