結婚相談所で婚活をしている人の中には、


「いい人が全然いません」


「もっといい人が現れるんじゃないかと思って」
(だから決め切れない)


「まともな男性がいない」
(相手の欠点ばかりに目が行く)



と言う女性がけっこういます。




「もっといい人がいるんじゃないか・・・」というのは男性もよく言いますけど(;^_^A






『いい人』ってどんな人のことを言っているのでしょう?





これが例えば「きれいな女性は多いけど性格までいい人は少ないように感じます。 ご馳走をしてもお礼も言わない人ばかりで」と言うのなら、この男性は性格を重視していて価値観の合う人を探しているのだとわかります。





だけど話を聞くとたいていは、



見た目が普通以上で年収は○○万以上で、優しくて私だけを大切にしてくれるすぐに結婚しようと言ってくれる男性



とか、




とにかくきれいな女性と結婚したいので、もっと美人な女性や若くて可愛い人が現れるかも・・・と思うと仮交際しても決められない




など、理想条件&表面的なことばかり言っているんですよねぇ(;´∀`)










上記のような感じで求めている相手が漠然としている人ほど最初から


『好きになれる人』
『完成された相手』


を求めがちなので婚活が長引きます。





これはモテて来た女性に多いですが、好きになれそうにない相手のことは悪く言い出し(悪く言われても仕方がない人じゃないのに)、ネガティブな発言がどんどん増えて来るようになるとお見合いも仮交際のデートも全てが『我慢』『苦痛』に感じて婚活疲れしてしまう。





ハイスペ男性の場合は、相手の内面とか自分との相性などわかるような会話をあまりせず、『選ぶのは俺の方』という意識で、



こんなに若くて
超絶美人な女性と
結婚できた俺


を夢見て婚活をするため、お申込みもされお見合いも組めて仮交際相手も常に複数人いるのに選べないまま。





せめて、こういう部分は絶対に見る(お礼・謝罪・挨拶がちゃんとできるか等)という譲れない条件みたいなものがあれば良いのですが、その条件すら「子供が産める年齢」などと言うので、女性のことを装飾品、自分に箔をつけてくれる存在、子供を産み家事をする相手としか思っていない男性には同じように条件だけしか見ない女性が集まるでしょう。






こういう人たちってもっと若かった学生時代の恋愛とか、友人を作る時はどうしていたんだろう??



恋愛や結婚相手も人間関係という意味では友人になるのと同じようなもの。






年齢や出身など共通点が多い、気が合う、会話が弾んで楽しい、趣味&好みが同じ、相談をしたら親身になってくれた、嘘をつかない正直な人だから信頼できるetc.



誰かと仲良くなる時ってこんな感じだと思うんですが、上記のような人たちは友人とか知り合いでさえも損得勘定が働き、付き合うメリットのありそうな人を選んでいるのでしょうか?





外で会うだけとか連れて歩くだけではなく、結婚をしたら(基本的に)毎日同じ家で生活を送るわけだから、ある意味何でも話ができる1番親しい友人以上に『合う相手』じゃないとしんどいはず。






『いい人』というのが、真面目に働いて家族を大事にする人という意味ならOK。



こんな結婚生活を送りたいというイメージがあり、それが叶いそうな相手を探していれば相手はいつか見つかるし、対象が何人かいても1人を選ぶことはできます。





だけど表面的なことや条件だけ見ている人は結婚できたとしても、そういう人と結婚できた瞬間が幸せのピークで、実際に生活が始まると合わないことだらけでイライラしたり嫌になったり、こんなはずじゃなかった(全然幸せじゃない)となるかもしれません。







自分に合うような(本当に必要な)『いい人』ってどんな人だろう?





これをわかった上で相手を探すのと、みんなが羨ましがるような条件で相手を探すのとでは婚活は大きく変わります。






恋愛している時って、どれほど外見が好みですごく好きでも、クズで最低なヤツだとわかっていたら(この人と結婚したら絶対に苦労する)と気づきますよね。




その感覚を婚活でも大事にした方が良いんじゃないかと思います。



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