まだ教えてもらっていないことを「できてない!」と怒られた

確認した上で言われた通りにしたのに「違う!」と文句を言われた

有給休暇を取ったら忙しい同僚たちに嫌味を言われた

子供の成績が大幅に下がったことで「お前のせいだ」と夫になじられた

あなたなんか産まなければ良かったと親に泣かれたetc.



こんな風に、理不尽なことで悪者にされたり責任を押し付けられることってありますよね。




こちらの言い分も聞かずに怒る人、責任を押し付ける人ってそれだけ余裕がなくて、

とにかく「自分は悪くない!」
ということを、
言いやすい相手にぶつけているだけ
なんですよね・・・。






教えてもらっていないことはできなくて当たり前なので、そこまでしっかり教えることができていない側の責任。



有給休暇が取れないほど忙しいのが人員不足のせいだとしたらそれは会社の責任。


有給休暇を取った人に文句を言うのは間違っています。




子供の世話を妻がメインでしていたとしても、夫が全くノータッチでいたのならそもそも夫が最初から親としての責任を果たそうとしていなかっただけ。






頭ではそういうことを理解できているのかもしれないけど、本当に責任のある立場の人には文句が言えなかったり自分が悪いとは認めたくないので、申し訳なさそうにしている人に不満をぶつけ責任を押し付けようとするんですね。





休むと迷惑をかけると思ってしまいがちですが、1人が休んだだけで業務が回らなくなるのならそれは休む側が感じる責任ではなくそういう状況を放置している会社が悪い。



親に泣かれたり嫌われそうになると子供は自分が悪いのだと思い込みますが、親になる大変さを理解しないまま親になった方が悪いんです。




感情を一方的にぶつけて来る相手を事前に止めることは不可能なので、せめて自分の心を守ろうとしましょう。



相手が誰であっても怒られたり責められたり嫌味を言われた時、自責の範囲を超えてまで罪悪感を持ったり、自分が何とかしないといけない、自分の責任だと思わなくて済むように、頭の中で(これは私の問題なの? 本当は誰の責任?)と考えてみてください。










例えば自分の意思で動物と暮らすことを決めたのなら、その命に責任を持つのは当たり前。



子供が欲しいと望んで産んだのなら育てるのは親の責任。
自分の言うことを聞かないからと子供を一方的に責めてはいけません。



毒親が子供を虐待したり育児をしなかったらそれは親の問題であり責任放棄。



だけど毒親に育てられた子供が大人になって何か問題を起こしたり、今度は自分の子に虐待をしているのならそれはもうその人自身の問題と責任になります。




新入社員に一生懸命仕事を教えたのに本人に覚える気がなく仕事ができないままだとしたら、それは指導した側の責任ではなく仕事に無責任な新入社員側の問題なので、教え方が悪かったのでは?と問われても「私はちゃんと教えた」と胸を張っていていいと思います。



仕事等は教える側と教えてもらう側の両方がキャッチボールをする気持ちがないと成り立ちません。

投げても返して来ない人も世の中には一定数います。






周りの人たちは責任の所在など気にせず言いやすい人に文句を言ったり不満をぶつけますが、
自分を守るためにその都度で責任の所在を(自分の中で)明確にしておきましょう。




全てまともに受け止めていたら心が折れて立ち直れなくなります。



他の人たちはわかっていなくても、自分だけは



*これは確かに私の責任だから反省する

*これは私の責任じゃないから気にしない




と分けて、自分が怒られたからと何もかも自分のせいだと思い込まないようにすることが大事です。





有給休暇もビクビクしながら取るより「当然の権利なので」という態度で取る方が周りは文句を言わないと思います。


忙しい&人が足りないを理由に休もうとしないのは(ある意味)その人の勝手なので付き合う必要はありません。


日本人はそもそも働き過ぎで休むことに罪悪感を持ち過ぎです(;’∀’)



ビクビクと申し訳なさそうにしているからそこにつけ込まれる、ということもありますからね。





自分の責任と自分以外の責任をしっかりと分けておき、自分のせいではない時は堂々としていましょう。




堂々と落ち着いた様子で「私はちゃんとしましたよ」「休めないのは会社の問題ですよね?」という姿勢を貫いていると、責めている方は(あれ? 私の方がおかしいの??)とグラグラ揺れ始め、それ以上の文句等は言えなくなりますから。


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