全然平気、大丈夫(*^^)v


そんな言葉を口にしながら顔が引きつっている、手や体が震えているということがありますね。




人は誰でも嘘をつけて、自分自身にもつくことができます。




本当は怖いのに「怖くない」と意地を張ったり、本当はイヤなのに「イヤじゃないよ」と言ってしまったり。



もう無理かも・・・となっているのに、弱音を吐こうとする自分を封印し、さらに追い詰めて行くのも自分の気持ちに嘘をつく行動です。






怖がりの私は30過ぎの頃に全身麻酔のオペを受けることになった時、(死ぬかもしれない)と半分ぐらいは本気でそう思い、当時の夫(前夫)や家族、友人たちに向けて手紙を書き残しました(結局無事だったので誰にも渡さず捨てましたが)


(☟怖がりについてはココで触れています)
生まれつきの性格は変わらない





オペ前夜は好きな音楽を聴いて何とか気持ちを落ち着かせ眠りについたのですが、当日の朝に下剤を飲んでトイレに行った後からの記憶が一切なく看護師さんに激しく起こされて、いつの間にかオペが終わっていたことを知りました💧



前夫が言うには、オペに向かう前から私はずーっと眠ったままで家族が話しかけても無反応、心配して「もう麻酔がかかっているのですか?」と看護師さんに聞くと「いいえ、この人よく寝ますよね」と返されたそうで、ベッドごと手術室に移動されても起きなかったのだとか(;・∀・)




執刀医はビックリしたんじゃないですかね、麻酔する前から何の反応もせず寝ている私を前にして。



ちなみに眠くて爆睡してたんじゃないですよ。


おそらくオペに耐えられそうになかったので、体がスイッチをオフモードに勝手に切り替えて、意識をどこかに飛ばし気を失っていたのに近いと思います。




まぁこの話は独特過ぎて伝わらないと思うので(苦笑)、ある知り合いの話もしようと思います。



その女性はご主人との関係が上手く行ってなくて、わざと残業をして帰宅時間を遅くしたりなるべくご主人と会わないようにしていたのですね。



それでも離婚は考えていなかったようですが、ある日会社から家に帰ろうとしたら全く足が動かなくなったそうです。




その時に初めて(私は夫のいるあの家に帰ることをこんなにも嫌がっていたんだと・・・)と気づき、それからは夫のいる家には戻らず最終的に離婚をし、その後は趣味などに夢中になって自分らしい人生を取り戻していました。








そう言えば私は、前夫との結婚生活にあまり不満もなくそれなりに結婚できて良かった~と思っていたのに、結婚直後ぐらいからキスとか夜の生活とかが嫌で嫌で仕方なくなっていました💦



最初の頃は環境がガラリと変わったせい&腰痛が悪化して疲れているせいだと思っていましたが、腰が良くなってもスキンシップだけが気持ち悪くて何かと理由をつけては断ってばかりいたのです。




前夫のことを(悪い人じゃない、優しい普通の人だから私の方がおかしい)と自分に言い聞かせていたけど、途中からは(私の相手はこの人じゃない)とだんだんハッキリとそう思うようになり、その頃になってようやく



悪い人じゃないと頭で考えることや、それなりに幸せだと感じていた心より、あの人を拒んでいた体が1番正直だった




ということに気づきました。



(☟前夫の話はこちらからどうぞ)
お金の話は大事 結婚前に必ず話し合いましょう

予兆はあったのに見過ごしていただけ





だから、婚活をしている女性が「条件もいいし外見も悪くない。だけど好きになれないし手を繋ぐとかキスするなんて考えられない」と言うのを聞くと、それこそが正直な思いなので、そこは無理をしたり無視をして結婚をしてはダメよ、と言っていました。





何か目的を達成するために多少の無理をすることはあるし、これぐらいは我慢と踏ん張らないといけない時もあるでしょう。



だけどあまりにも負担がかかっているのに無視をして頑張り続けていて、実は平気じゃなかった場合は体が先に反応して教えてくれるということもあると思います。




私は合わない職場で働くと、メンタルは平気でもヘルペスになったり、三半規管内にある耳石が原因によるめまいに悩まされたり、急にウールに被れるようになって首に湿疹が広がったりなど体に異変が起こります。





夜が眠れなくなる、寝ても疲れが取れない、何事にも意欲が持てなくなるなど、年のせいかなぁ~なんて思っていても、ストレスが原因ということもあるのですよね。




女性の場合は生理が止まったり、逆に出血が続いたりと病気ではなくてもそういう不調が起きたりするので、自分では傷ついていない、全然大丈夫と思っていても体が先に悲鳴を上げている・・・とか。



好きで一緒にいる相手でも、家族でも、ずっと親しくして来た友人だったとしても、実は無理をしていて体(体調)に異常が出て来た時は、



平気なフリしてないかな? 

本当はすごく無理をしていない?




と、自分自身に問いかけをして優しく労わることをしてくださいね。



心身共に健康であることは何をする時でも1番大事なことなので。