数十年前、当時トップアイドルだった聖子さんが、ある男性歌手との破局会見で「今度生まれ変わったら一緒になろうねって」と、言ったのをご存知でしょうか?


記者会見は見ていませんがニュースか何かで知って、この言葉だけは今でも覚えています。
それぐらいインパクトがありました。




なぜわざわざ交際終了の会見を開いたんだろう?  

そこまで好きなのにどうして別れたのかな?



と、不思議に思っていたら、その直後に全く別の男性俳優と交際宣言をしてあっという間に結婚して行きました・・・。




今思うとあの有名なセリフは体のいい断り文句で、あんな風に言っておけば別れた彼も文句は言わないし、世間も同情してくれるだろう・・・という戦略ゆえの言葉だったのではないでしょうか。




このようなセリフをもし言われたことがあるのなら信じてはいけません。





生まれ変わっても一緒になろう

もし今のパートナーにこの言葉を言われたら喜んでください。



今あなたといて幸せで、これからもずっと好きでいる、その気持ちに変わりはないので生まれ変わってもと言っているのだから、こちらも同じ気持ちだったらこんなに嬉しい言葉はないでしょう。




だけど、


生まれ変わったら一緒になろう

は、似ているようで全然違います。

『ても』と『たら』には雲泥の差があります。




「生まれ変わったら」=「現世ではあなたを選ばない」という意味です。



生まれ変わるかどうかわからないのにそんな無責任なセリフを平然と言えるのはペテン師ぐらい?



そう言えば大学時代、友人の友人に高校からずっと付き合っているカップルがいて、彼女は彼が本当に好きで生まれ変わっても絶対に一緒になる!と言っていましたが別れてしまい、その後あっさりと他の男性と結婚していました・・・。



こういう人に限って「今でも生まれ変わったら一緒になりたいのは夫ではなくあの頃の彼」と平気で言いそうですよね💦







似たようなセリフに「あなたは私にはもったいないぐらい立派な人なので」というのもあります。


一見、自信のない人があなたのような素敵な男性とは釣り合いが取れそうにないので遠慮しておきます、という風に感じますが、これだって要するに『ごめんなさい。 私の相手はあなたじゃないです』と断っているだけ。



結婚相談所の女性会員にはこのセリフを言う人がたまにいました。


もしかして謙遜をしているだけで本音ではその人と交際を続けたい、結婚をしたいと思っていたとしたら・・・と本当にお断りでいいのか確認をすると、本当の理由(相手の嫌な点や合わないと思うところ)を言ってくれる人もいて、相手を傷つけない言い方をしているだけで、この人は違うと思ったのねとわかったのですが。



これが男性会員だと、「すごく素敵な女性で、仮交際相手がいなければ交際希望を出していたのですが、これ以上増やすのは無理だと思って、今回は心を鬼にしてお断りします」と最初からこんな風に言ってくれるので本心に気づきやすく、「いやいや仮交際たった2人しかいないのだから、もう一人増やしてもいいのでは?  そんなに素敵な女性だったらここで縁を切るなんてもったいないですよ」と伝えると、「本当ですか?! じゃあ交際希望で!!」とアッサリ変更(苦笑)


女性は言葉の中に本音を入れずに隠すので、複雑で内心は何を考えているのか聞いてみないとわからないものだなぁ~と、男性脳の私はよく思っていたのでした。




少し話が逸れましたが、誰かを食事に誘った時、すぐに「うん、行こう! いつ行く?」と返してくれる人だと話がまとまりやすいですよね。


「また行こう」しか言わない人は、断る代わりにそう言っているか、行く気がないわけじゃないけど何となく乗り気じゃないか、誘ってくれた人の優先順位が自分の中で低い(嫌じゃないけど積極的に会いたいわけでもない)



会う気があれば約束をしようとするし、本当にその人が好きだったら来世で一緒になりたいなどと思わず、今生きている間に一緒になろうとするのです。

なので本音を隠した紛らわしい言い方をする人には期待をしない方がいいでしょう。

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