辛いことがあると早く忘れたいし、嫌なことをされた記憶なら思い出したくもない。


そんな辛い過去を乗り越えたり受け入れた上で忘れてしまえる人は、前を向いて生きて行けるので大丈夫ですが、良くないのは「許せない」とずっと心の中に負の感情を持ち続けること



過去を否定的に捉え、良くない感情を引きずったままでいると性格や行動に悪影響を及ぼし、現在だけではなく未来にまで関わって来ます。



人間関係の辛かった記憶を抱えたまま生きている人も多いのではないでしょうか。

いじめ、虐待、悪口を言われた、浮気された、裏切り、騙されたなど。
中には復讐したいと思うほど強い感情を持つ人もいると思います。



愛情を与えてくれなかった親を、裏切った彼を、自分をいじめたり無視をした元同級生を許せないのは当然です。

二度と関わりを持ちたくないと思うほど憎んでいるのなら、無理をして許さなくてもいいと思います。



でも「許さない」とずっと心に抱えるのではなく、自分の人生と切り離してしまうことも必要です。



親に対して許せない思いを持っている人の中には、親を憎んでいる自分を責めてしまうということがあります。


理屈を抜きにしてリセットボタンを押すつもりで「産んでくれてありがとう」とだけ心の中で声をかけ、自分を苦しみから解放してあげて、親を抜きにした人生を歩んでもいいのです。






残念だけど世の中には話をしても理解し合えない人はいます。


子供は親を選んで生まれて来れないし、産んで欲しいとすら思っていないのに生まれて来てしまったとも言えます。


スピリチュアルの世界の人は(ちゃんと子供は親を選んで生まれて来た)とか言いますが、どこの世界に虐待する親の元に生まれたい、毎日命の危険を感じるような国に生まれたいと願う人がいるというのでしょうか。



たまたまその国に、その親の元に生まれただけなのに、それをあなたが望んだとか運命でそうなるべくしてなったと言うのはどうなのかな?と思います。


そういう情報を与えられると素直で真面目な人は、自分が前世で何かしたのでは?とかさらに悩み苦しむことになる。




相手の存在を忘れてしまうぐらい自分と切り離すことができたら、過去は完全に過去となり、前を向いて歩いて行けます。

頭や心の片隅でその人の存在を意識してしまうのは、本当はその人に愛されたい、認められたい等の思いがあるからで、でもそれが叶わないので憎んだり、許さないとなります。



1番の復讐は、相手の存在を自分の中から消し去り、その相手がいない世界で自分が幸せになること。
たった一人か二人の自分を認めてくれない人のことを気にするより、しっかりと周りに目を向けて見れば自分を必要としてくれる人たちもいるはず。


生きていれば、辛いことだけじゃなく良いことも必ずあります。
そのためには楽しいとか幸せだと感じる心だけは無くさないように




過去の辛い経験は、同じような思いをした誰かを救えるかもしれません。




過去があるから今の自分がある、何の経験もしないより失敗をして嫌な思いもいっぱいして、そこから得られたことはたくさんあった、そう思えたら過去ではなく今を、そして自分を大切にして、恵まれたものにだけ目を向けて生きて行くという道もあると気づけます。

 


主役はあなた 人生脚本の書き換えをお手伝いします 自分らしく生きたい、過去に囚われずに生きたい方を応援します

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