最近1番ハマっているドラマは『波うららかに、めおと日和』



ストーリー展開が気になっているのは『恋は闇』だけど、波うらの方はほっこり癒される。



ピュアな2人のやり取りをひたすらニヤニヤしながら見ていると優しい気持ちになれます。





波うらは昭和11年の設定で、主人公の2人は親が勝手に決めた会ったこともない顔すら知らない相手と結婚したという、今ではあり得ない経緯で夫婦になりました。



ドラマの中だけではなく実際こういう感じだったと聞きます。




もちろんちゃんと好きになって恋愛した人もいただろうけど、未婚の2人が堂々と手を繋いで歩いたり(人前で)キスなんてしたら大騒ぎになるような・・・(戦時中なら牢屋に入れられるんじゃないだろうか)



恋愛や結婚に限らず選択の自由があまりなかった時代。





それから約90年経った今、恋愛や結婚をするのもしないのも個人の自由、退職するなら代行業者を使えばいいなどあらゆる選択が可能ですが、人々の幸福度が上がっているのかと言えばそんなことはない。





さまざまな調査やアンケートが毎年のように行われていて、こんなに平和で安心して暮らせる国にいながら日本人の幸福度はだいぶ低いらしいです(;´Д`)




その原因の1つとして、


頑張っているのに報われない


があるんじゃないでしょうか。





20代の私はまさにそういう理由で幸福度は低かった気がします。



ただ。
一生懸命もがきながら生きていたのにどんな目的を持ちどういう努力を具体的にしていたのか?を考えたら何も思い浮かばない(;´∀`)




そう。
必死だった記憶はあるのに何に向かってどんなことしていたのか?を思い出そうとしても、恋愛が上手く行かなかったとか結婚したいのにできそうになくて焦っていた、一生独身なら手に職をつけなければ!とか考えて資格取得や留学を目指そうとした程度なんですよねぇ💧





頑張るって無理や我慢をしながらしんどい思いをすることじゃなく、目標達成に向かって正しいアクションを起こすこと。



努力しても上手く行かないのなら間違った方向に頑張っているので、どこかで意識改革したり軌道修正する必要があります。





今はそれがわかるけど、あの頃は頑張っているのに報われないと言いながらこれまでと何も変わらない自分の頭であーだこーだと考えたり悩んだり、似たようなことを繰り返して


あ~
こんなにしんどい思いをしているのに



とため息をついていただけなので、本当はたいしたことを何もしてなかったんだと思います。





誰かの意見を参考にする、視野を広げる、正しい知識や技術を身につける、学び直す、これまでと違う発想をする、こうしなければ!と思い込んでいたことをやめる、成功している人のマネをしてみる、普段の自分なら絶対に選択しない方をやってみるなど、できそうなことをピックアップすればまだ他にやれることはあった。




だけど私は狭い視野で思い通りに行かない人生を嘆き、これまでと同じ自分のままもがき苦しんでいただけ。






恋愛が上手く行かない、結婚できそうにないと焦っていたわりに「ありのままの自分を好きになってもらいたい」などと思っていたから男性受けしそうなメイクや服装もしなかったし、出会い目的のパーティーに参加していたけど、どういう男性とどのような結婚生活を送りたいのか?なんて考えてもいませんでした(だから結婚できたけど離婚した)




何をどう頑張っているの?


今の私があの頃の自分の婚活アドバイザーをしたら、めっちゃ厳しくダメ出ししまくるでしょう(^^;)







「努力は必ず報われる」って言葉をたまに聞きますよね。



これを正確に言うなら「目標を定め、それに向かって正しい方法で楽しみながら努力をコツコツ積み重ねたら上手く行く可能性は広がる」だと思います。




楽しみながらというのが大事で、なぜならしんどい・苦しい・楽しくないことをやり続けるのは無理だからです。










私は婚活相談を受けたら「楽しんで婚活しないと!」ってよく言います。




婚活に限らず仕事も何かで起業するにしても、


得意なこと
していて苦にならない
普通にできてしまえる
大変な状況ほど燃える



こういう感じじゃないと上手く行きません。
苦手&すごく大変に感じることを継続して結果を出すのは難しい。





なので結婚相談所の婚活で例えると、お見合いがしんどい、相手に興味が持てない、異性と会話するのが苦痛、人と会うだけで疲れるという風に婚活が上手く行かない人ほど必ず言い出しますが、こんな発言ばかり出て来るのなら相談所の婚活は向いてないってこと。




もっと厳しい意見を言うと、結婚ってもっとも困難な対人関係の1つなわけで、他人に興味が持てなくて人と会うだけで疲れる人が挑むことじゃない。




婚活でのアレコレが苦手のオンパレードなのに変わろうとしない人が、無理や我慢をしたあげく成婚退会に辿りついたとしても幸せな結婚生活にはならないと思います。




より苦痛を伴う
無理や我慢の人生が続くだけ






だからそういうタイプの婚活が上手く行かないのは当然で、たまたま願いが叶って結婚できたとしても幸福度は上がるどころか


こんなはずじゃなかった

こんな日々のためにあんなに
婚活を頑張ったのかな・・・



と下がってしまうでしょう( ̄▽ ̄;)






頑張っても報われないと思うなら、しんどい=努力と思い込み間違ったやり方のまま一生懸命になっているか、合っていないことを無理してやろうとしているか、です。





現状を変えたいならまず自分が変わるしかない。




他人を変えることは基本的にできませんが、自分の意識・視点・行動は変えることができます。




変えられないと言う人は変えられないのではなく変わりたくないのでは?




そしてそれは、不確かでどうなるかわからない未来を選択するぐらいなら不満はあるけど現状維持が良いと判断しているのだと思います。




それが自分の生き方なら堂々と現状維持を選択し続けて変わらないことに幸せを感じないとおかしいですよね。






日本人の幸福度の低さはアクションを起こせない(変わろうとしない)せいかも?


※幸福度が低い理由は次回のブログで掘り下げようと思います




しくじったら終わりという感覚、周りから浮きたくないと考えて本当にしたいことはやらず、やりたくないことを我慢してやって。




おかしなこと、嫌なことを受け入れ過ぎなんだろうなぁ私たちは。




そしてそれを自分の意思とは思わず誰かや何かにやらされているという被害者意識が余計に拍車をかけていると言うか。






親が厳しかったから、前の彼氏にこんなことを言われたから、子供がいるから・・・みたいなのに縛られて、この状況をどうにかしたいと思いながら我慢を続けるしかなく変われない人もいますが。




それでもやっぱりそれは変える気はないと自分で決めているのです。





毒親に育てられても結婚して幸せに暮らしている人、子供がいても離婚してシングルで頑張っている人、障害など持っていてもやりたいことをして生きている人だっていますので。





ラクな道を無意識に選んでいると気づけるか気づけないかの違いかな?と、かつて甘えた考えでラクな方を選択して生きていた私はそう感じます。





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