ブログを書き始めて1年以上過ぎましたが、誰かに読んでもらうことを想定しつつ半分以上は自分自身に対して言っていることが多いです。
『愚痴』に関する内容もまるで他人事のように書きましたが(苦笑)、働いていた頃はよく職場での出来事を友人や夫に聞いてもらったりしていました。
言っている時は愚痴のつもりではなく、
「ちょっと聞いてー!!」とあんまりだと思った出来事を誰かに聞いてもらい、ただ
「えー それはあんまりだね」と共感して欲しかっただけなんですよね。
だけど納得できない時やなかなか消化できない自分ではどうしようもない出来事に関しては、(とくに夫には)やっぱり何度も同じようなことを言っていました。
ただ納得したい、自分なりに消化したいという思い(目的)はあったので、気が済んだら完全に過去にして嫌な感情も忘れられ、ずっと同じ愚痴を言い続けることはなかっただけ。
ブログを書くようになって忘れていた過去を思い出すようになったので、あの頃の自分に聞かせたいと思いながら記事にしたり、まだまだ油断するとそういう(自分で嫌だと自覚している)部分が出て来そうになるので、文字にすることでいろんなことを整理しています。
10代の頃は人生をリセットして、誰も知らない土地で1から自分をやり直したいと思っていたけど、結局はあの頃と本質の部分はあんまり変わらないまま大人になりました(;´∀`)
昨日のブログで書いた、
変わりたいのに変われない
それで苦しんでいる人も多いと思います。
20代~30代にかけての私はまさにそうでした。
楽しかったのは間違いないのだけど、どうも描いていたような人生を歩めていない感じがずっとしてて。
何が足りないのか、どうしてそう思うのかわからないままもがいていたのですが、今思うとあの頃はすごく高みを目指していたような気がします。
こうありたいという具体的な理想や目標があったわけではなく、いわゆる若い頃に男性がよく思うような
ビッグになりたい
なんかそういう感じ(どんな感じだ?)
あらゆるジャンルの世界中で有名な人や活躍している人たちを見て、あんな風にならないといけない、なれない自分は怠慢なのではないか?みたいな、本当に何を目指していたわけでもないのに、スゴイ人たちを見ては勝手にプレッシャーを感じていたんですね。
いつぐらいからかな?今のようにラクに生きられるようになったのは。
今は本当に、羽生くんのようなスゴイ人もいるけど別にあそこを目指す必要はない、自分はあんなすごい事を成し遂げられるようなタイプではないけど、別に人として羽生くんより劣っているとか思う必要もない、と良い意味で完全に開き直れています。
何も成し遂げていないし立派な人でもない、ありのままの自分を認めた上でそれでもいいと思える、まさに自己肯定ですね。
だからスゴイなぁ~!と感動するし、羨ましいとも思うけど、誰かの活躍と自分を比べることは一切なくなりました。
つまり、
上を目指そうとするのではなく、
私は私のまま前に進んで行けたらそれでいい
こういう感じです。
昔からそんなに誰かと自分を比べる方ではなかったので(母親に徹底的に叩き込まれたおかげで)、余計にスムーズに開き直れたのかもしれませんが。
嫉妬や妬みの感情、誰かの幸せな報告を聞いて表情が曇るようなこと、それに比べて自分は・・・と思ってしまうようなことがほとんどなくなると、そこから自然と幸せを感じられるようになったのですね(*^-^*)
ダメな自分を変えないといけない、そう思うと余計に変われないこともあるでしょう。
誰かと比べてしまい、あの域まで行かないと幸せとは言えない、そんな風に思うから苦しくなります。
人生にライバルが存在するとしたら、
それはあの人でもこの人でもなく
自分自身かな?と。
昨年の自分より何か1つでも、
OK♬ 頑張ったね!と思えることがあったらそれでいい。
大きく変わらなくても、前よりは愚痴を言わなくなった、でもいいし、目標体重にはなっていないけどピークよりはマシになったとか、落ち込んだ日もあったけど今は元気になっている、でもいい。
高い目標を掲げとにかく上を目指す人は、かなり急な坂道や階段をひたすら登り続けるようなイメージで、それができるだけのメンタル&行動力が必要になります。
でもそういうのだけが人生ではなくて。
急な坂だと感じず無理をしないで上がって行けるゆる~い坂だけ登り、時々は下ったりもする。
続く道が平坦な道だったとしても、とにかく前には進んで行く。
それもまた1つの人生、そう思います。
平凡な人生でも些細なことで笑い合える日々に十分満足している、こういう感じも悪くない。
なんてことを、ちょっと風邪をひきかけボンヤリした頭で思いました。
みなさまも暖かくして年末年始をお過ごしくださいね。
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